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Twitterのフォロワーさんが「オリジナルの遊戯王描くしアニメは見てるけどデュエル分かんないからオリジナル遊戯王のデュエル書けない」云々の話題を発してたので、プチ企画!!


題して、
「初心者でも分かる!デュエル小説・漫画のデュエル構成教室!」

す。

独学なので人によっては違うかもしれませんが、私流のデュエル構成法をプチ企画紹介します!

じゃあ早速始めましょう!


1、OCGをやったことがない!

「アニメは見てるけどOCGやらないから本格的なデュエルが分からない」な貴方!!
まず、アニメストーリーを基盤としているか、OCG既存を基盤としているかに別れます。この辺が遊戯王オリジナルの自由性と言っても過言じゃありません(少なくともヴァンガは重要な部分に自由性がない)。

OCG基準より、まずはアニメストーリー的デュエルを書いてみましょう!比較的に初心者向けです。

まずカードです。
初心者、もしくはOCG未プレイヤーの方はオリカ推奨です。
オリカカードなら、カード効果を考えることでコンボが発生するため、可能な限りかっこよく強いコンボが産み出せます。逆にOCGには既存のコンボが存在するため、それを知らないと結構キツいです、特にインフェルニティは上級者ですら理解に苦しみます。
また、アニメテーマ(例:E-HEROやフォトン等)もキャラを見ていれば書けるので簡単な部類です。
オリカの注意点は「好まない人がいる」「強すぎるカードはダメ」「種類が多くなるとごちゃごちゃする」等です。後者二つは後程。

次はデュエル構成本編です。
まず、無知な人物が初めからデュエル全部のストーリー構築は絶対不可能です、どっかで少なからず詰みます。
なので、アニメのデュエルを見ながら少しずつ改変してみましょう、里奈氏本人もストーリー構築に詰んだらアニメデュエルを改変します。狙ってやる時もありますが。
アニメデュエルの改変も、露骨にパクってると批判があるかもしれないので少しずつ改変元と変えてみましょう(例:アニメにおいて裏守備モンスターを出しただけのターンを伏せカードだけにする等)。
だんだん慣れてくると頭の中でデュエル構図ができてきます。
例えば、LSのように長編になるとどこで心理描写や回想を挟むかも慣れれば浮かんできます。パソコンあった頃にサクサク書いてた理由はそれ。
OCG基準ならデュエル動画を見るのも推奨。


2、ライフ計算を忘れる!手札は何枚?

初心者あるあるです、お気持ち察します。
自分自身こんな経験あるので計算しましょう!!

LSとHwを例に出しましょう、前者がLSで後者がHwのデュエル内表記です。
【ライフポイント】
《○○のライフ:4000》
《○○ life:4000》
※○○には名前が入ります。
アニメデュエルなら4000、OCGなら8000がどこでも大体初期値基準です。特殊デュエルでは増減します。
初心者向けは前者、カッコつけて間違えるより良いです。後者だと名前の書き方も基本英語ですからね、めんどくさい。
これをライフが減ったり増えたりするごとに表記し、現ライフ値を書きましょう。読んでる側にも優しいです。
また、4000から1000減ったとして、めんどいなら一気に3000、いくらからいくらに減ったかちゃんと書きたい場合は4000→3000等の方法があります。

【手札】
《手札:5》
《hand:5》
OCGでは手札をハンドと呼ぶ人も結構います。なのでHwではhand表記です。
基本はエンドフェイズに表記をおすすめします。ドローするたびの表記だとかなりめんどくさいし計算しづらいです。
表記なしの場合は「○○のターン○回目手札○枚」とメモしておきましょう、絶対忘れます。
何故覚えておかなければいけないかというと、そうしなければ手札の枚数がめちゃくちゃになってしまってデュエルがおかしくなります。
余談ですが、デッキ破壊相手の時も残りデッキ枚数をメモしましょう、これも忘れます。
それ以外にも伏せカードの枚数などもメモすると便利です。

【攻撃力・守備力・レベル(ランク)・Pスケール・ORU】
《攻撃力:2500/ランク:4/ORU:2》
《ATK:2500/level:8》
《守備力:2100/レベル:7/Pスケール:9》(Muse-SONGより)
遊戯王で最も重要視される表記です。Pスケール例を出すためにMuseも書き出しました。
Hwの守備表記はDEFです。スケールも英語です。
これを書かなければまずデュエル伝わりません、気を付けましょう。
また、変化時も変化値の表記をしましょう。
エクシーズやシンクロの際にそれも表記すると優しいかもしれないです。

【モンスター・テーマデッキ】
《希望騎士 ホープ・オブ・ソード》
《零力の星騎士(ステラパラディン) オメガペルセウス》
【Ss-(スカイソニッカー)】
【星騎士(ステラパラディン)】
モンスターをフルネームで書く時は強調しましょう。小説ならば上記のように、漫画なら初登場のエースモンスターや注目モンスターは一ページモンスターと名前で埋めるくらいで行けます。
フルネームじゃなく、例えばホープ・オブ・ソードやオメガペルセウスなら普通にカッコも付けずに表記しても普通ですね。
これは台詞の話ですけど。
テーマデッキの場合、効果に「○○と名の付く」とテーマを指定することもあります。なのでこちらも強調をおすすめします。
Hwから始めましたが分かりやすくて良いです。

他にも、フェイズごとや勝者を表記するのも面白いかもしれないですね。


3、ストーリー性あるデュエルが書きたい!orアクションデュエルやライディングデュエルが書きたい!

まずは前者から。
所謂、心理フェイズを入れたりしたいということです。タイミングを見ないと不自然になってしまうので、まずはタイミングです。

例えば、いきなり豹変したり闇堕ちした仲間と戦うとしたら、優しいあいつがあんな荒々しいデュエル……→どうしたんだよ!の流れが美しいです。
あと敵との戦いの場合は敵が追い詰められるとキレたり動揺します、敵の心理描写が入れやすいですね。
久々に(何年かぶり)デュエルする仲間の場合は、いつ以来だろうな→回想など。
女同士だと修羅場ができるのでやってみると楽しいです。
デュエル自体に心理描写を施すのも悪くないですよ。

はい、後者です。
ライディングデュエルはスピードカウンター表記を盛り込みながら、スピードスペルをうまく使いましょう。
Dホイールについては、大ダメージを受けた時にうまく表現すればイメージできます。
アクションデュエルは動きの表現が難しいです、タイミングなく走り出すこともありますから、突然なんだ!?みたいな反応やアクションカードだ!という風に駆け出す表現をしてみましょう。
小説の場合はライディングデュエルよりアクションデュエルの方が段違いで難しいです。文章力が試されますね。


4、キャラの持ち味を出したい!

デュエルになるとどうしてもキャラを忘れたりしてしまいますよねー。たまにやっちゃいます。

ギャグ含みの日常デュエルなら仲間たちとのギャグシーンとか、シリアスなら解説やらありますよね。
それぞれの口調や性格を忘れるほどのデュエルはありませんから。
小説なら台詞以外で持ち味を見せたり、漫画なら表情とか。


5、ごちゃごちゃしてわけがわからない!&カードの強さ基準は?

オリカでよくあります。
【Ss-】や【カオス・パージ】の様に長編だとカードの種類も増えます。
たまに見返してみながら書いたり、カードをメモしてみると分かりやすいです。ある一定期間で新しいカードをいっぱい入れるのもかなり新鮮です。

強さ基準。つまりどこからがチートなのか。これは論外です、考えれば分かりますから。
例としては「簡単に召喚できるモンスターで召喚したら勝ち、無効にできない」や「デッキのモンスターが全部攻撃力10000以上、魔法罠も無効に出来ない超チート効果」等です。
所謂クソゲーで見てる側も書く側も面白くありません。
チート効果も、節目になるボス戦などが良いですよね、主人公が上記のようなデッキを使うのはもっての他最低です。


6、まとめ

要するに慣れろ、だったんですけど……難しいのは確かです。
ホントのホントに最初の頃は難しくて適当だったのがまさに磨きかかるような感じ。

楽しいですのでホント皆さん書いてみましょう!一度やれば次はもっとうまく!となりますので!