◇前回のあらすじ
最先端技術と王信仰の町・セインメモリシティで暮らす聖遊斗はライバルにして幼馴染みの太刀風レンと再会し、ある事情から共同生活を送ることに。
しかし、やってきた喫茶店でデュエルギャングの争いに首を突っ込んだ遊斗はストリートNo.2デュエリスト・ヘルチェルにデュエルを申し込む。
そして、遊斗は信じられないタクティクスによってヘルチェルを撃破し、隠し続けていたストリートNo.1デュエリストであることを明かされてしまうのだった。


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【Charge-2 鉄壁のシールドガーディアン!守りの壁を打ち砕け!



「そうか、ユウトが…」
「はい、調べ直しましたが間違いはありません」
「……」

聖遊斗、14歳、使用するのはあの【記録天使】……。

「…!これは…」
「彼自身はセインメモリ在住の一般人なのですが、以前のデータには頑丈なセキュリティが施されておりまして、写真のみです…」
「王直属の管理下にあるということか…何者だコイツ……ん…?」

2年前のデータが今と大幅に違う。
髪が白くない、青い…目も緑だな。頭部、額の辺りに火傷のような傷痕、一体なにがあった?

「髪からなにまで別人だな、金髪くらいか?」
「それが…なにも分かっていないのです、同一人物なのは確かなのですが…」

ここまでの変化が人間にありゆるのか…?いや、あるのかもしれないな。

「ガーデは?」
「あぁ…寝ています…」
「叩き起こせ。命令だ、…聖遊斗とデュエルしろと伝えろ」

~~~

「ぷはぁっ!やっぱ牛乳サイコーッス!」
「身長は伸びないぞ?」
「うるさいッス!伸びるッスから!」
「あっはは…」

なんだかブーメランな発言をした気がするけど、まぁ気にしない方がいいな。
あれからダッシュで家に帰ってきた。もうあの余計な奴には二度と会いたくないし会ったら今度は拳で叩くまでだ。

「しっかし遊斗のいるストリートって、どんなとこッスか?」
「ブッ!!!」
「あぁぁ!!汚いッス!臭くなるッス!」

レンがとんでもないこと言うから牛乳吹き出したじゃねえか!?
世の中知らなくていいことだってたくさんあるんだけどな…。これが好奇心か、うん、レンは好奇心に殺される気がする。

「だって気になるしぃ~お願いッス!遊斗!」
「はぁ…あのなぁ、レンみたいな子供が行く場所じゃ…ん?」
「遊斗だって子供じゃん!って、どうしたッス?」
「お前、足のカバー付けてるんだ」
「あ…あぁ~うん、なんていうかないと落ち着かないっていうか~」
「そっか」

なんか不思議だな。確かにスケボーで凄まじい速度出してるから普段は普通に見えるが、わざわざ風呂上がりの時までするか?つか、なにかあったのか?
…人の秘密に気安く触れちゃいけないって誰か言ってたっけか。
だけど…………いや、忘れよう。レンにそんな疚しいことあるわけないってのになんてこと考えてんだ。

「…ホントに行ってみたいのか?」
「うん!」
「…しゃーねーな。いいよ、明日土曜だしさ…町の案内…かな?」
「やったぁ!」

ま、まぁ大丈夫だよなぁ~…多分。
俺がついてればレンに手出しなんてさせねえからな。

「…?」
「なんだー?」
「いや、この写真…」
「前に撮ったやつだよな~俺と愛里とレンと…り、りい~」
「覚えてないッスね…誰だったかなぁ……」

昔のことだし、仕方ないのか…?
でもさっき入学生の話題を愛里がメールしてきた気がするけど…もしかしてあの画像…。

まさか、なぁ…。

~~~

ーーー昔、この町ができた時に二つの器が生まれました。

ーーー1つは光を運び、正義を司る黄金の器。

ーーー1つは闇を孕み、孤独を纏う漆黒の器。

ーーー黄金の器は金と蒼の髪と翠玉の目を持ち、漆黒の器は漆黒と紫の髪と紫水晶のような目を持っていたそうです。

ーーー二つは交わることはなく、姿も変わることはなく、ただただ長い時間を過ごしました。

ーーーある時、黄金の器は人ならざる人のため、命を削り、傷を癒すため器としての記憶を失う代わりに聖なるカードを造り出しました。

ーーー聖なるカードを造った器は美しい髪と目と町が発展する姿を失い、今も町のどこかで平和に暮らしています。

「聖を詠む光の器…か、随分飾り付けられたタイトルだな」

「書き記していくのは王ですから」

「実在するのか?器というやつは」

「実在します」

「そうか…」

~~~

「ふぁぁ…眠いッスー」
「な…何時まで起きてたんだよ…今1時だぜ?」
「お、覚えでは…3時…」

どんだけだ!?昨日確かに1時くらいまで騒ぎまくってたけど俺爆睡だぜ!?

さすがはレン、スポーツマンは深夜まで起きてるなんて聞いたことあるなぁ。すげえ。
…とはいえ話聞くにツッコミどこは満載だな。

「っつーわけで、ここがストリート」
「おぉぉ……色んなとこでデュエルしてるッスね…!」

そりゃ、みんな成績は欲しいからなぁ…俺みたいな上位ランクな奴は倒したら良い勝ち点になるらしいし。
ま、勝たせないけど。負けるわけないだろ。

「そういえば遊斗、」
「ん?なんだ?」
「なんで上着着てるッスか」
「あー、まぁ制服じゃないし身バレしたらマズいし」

アイツらが喋ってなかったら普通にバレないが…。

「お前が聖遊斗か」

「!」
「うわぁ~デッカ……うらやま…いやいや、知り合いッスか?」
「あんな厳つい知り合い、知ってる限りじゃいねえよ」

赤……まさか、ジュニアユースの公式戦なんてそんな部外者が見てるようなものじゃない…じゃあなんだ?

「…あぁ…そういうことか」
「遊斗?」
「任せろ」

「無視かァ?」

「無視できるならしてるぜ、デカブツ」

部外者以外で赤なんて色使ってるのはアイツらしかいねえからな、謎は解けた。

「俺はお前らと一緒にはならないしデュエルもしない。だから帰れ」

「なに…?」

「ゆ、遊斗!?なに言ってるッスか!?」
「反逆軍って奴ら、ただの物騒な集団だよ」
「そんな奴らがいるんスか!?」

なんか説明した気もするけど、気のせいか…?
とりあえず、直々に来たってことはどちらかだろうし。
ま、大体あのヘルチェルが言ったんだろうが。

「フンッ!お前がデュエルを拒否する権利はない!周りを見ろ!」

「…?」
「なんか囲まれてないッスか…?」

まさにその通りだな…仲間もいたか…。

「デュエルを受けないなら相応の罰を受けてもらうぞ、小僧」

「はぁ……参ったなぁ…やる気は本当にないんだよなぁ…」
「そうだったんスか!?恐るべき14歳……」
「だけどな、平穏無事に帰るためにはやらなきゃならないみたいだし、分かったぜ、デュエルしてやる」

「言っておくが、俺は強いぞ。俺の名はガーデ、守りこそ最大の攻撃だ」

「ならその守り、天の炎で焼き尽くす!」

なぁにが守りこそ、だ。ただの引きこもりじゃねえかよ、ぶっ潰してハローワークにでも叩き込んでやる。

《ARfield set on》

「「デュエル!!」」
《両者ライフ:4000/手札:5》

「先攻はもらうぜ、俺は《毒蛇の記録天使 サマエル》を召喚!」
《攻撃力:1700/レベル:4》

「サマエルの効果発動!召喚に成功した時、相手の手札を2枚墓地に送る」

ハンデスってあんまやらないんだけどな、サマエルがそういう効果だからたまにブラフで使うけど。

「更に魔法カード《天界の生け贄》を発動!自分のフィールドに天使族モンスターがいる時、デッキから天使族モンスターを三体墓地に送ることができる。そして墓地に送った《神眼の記録天使 カマエル》をその効果で特殊召喚!」
《攻撃力:1200/レベル:3》

「サマエルの召喚したターンはレベル5以上のモンスターを特殊召喚できない、ターンエンド!」
《手札:3》

本当はエクシーズできるけど、先攻1ターン目に出すようなカードじゃないし、盛り上がらないし。

「俺のターン、ドロー!俺はモンスターを裏守備表示でセットし、永続魔法《反転盾》を発動!このカードの発動時、裏守備モンスターは表側守備に変更され、以後裏守備で召喚されるモンスターは反転召喚扱いで表側守備に変更される」

つまり、こいつがさっきセットしたモンスターは反転召喚される。リバースモンスターと守備力の高いモンスターで構成されたデッキか…?

「俺のモンスターは《盾の王(シールドキング)》。コイツは反転召喚された時、相手のモンスターを一体破壊する。カマエルを破壊!」
《守備力:2000/レベル:4》

「反転召喚の効果か、めんどくせえ」
「だけどそれだけなら遊斗には及ばないッス!」

そう、それだけなら……。

「甘いわ!《盾の王》は守備表示でも攻撃できるスゲエ奴だ!行け!!サマエルに攻撃!」

「守備表示のまま攻撃って反則ッス!!」
「やはりそうきたか…!!っ!」
《遊斗のライフ:3700》

大方の予想通りだが、あれを見る限り平均して守備力は高いように感じる。
守りこそ攻撃、奴の場合は守りながら攻撃か。まるで本当に引きこもりのハッキングセンスみたいなモンだな。

「俺はカードを二枚伏せ、ターンを終了する」
《手札:2》

「俺のターン!《栄誉の記録天使 ハニエル》を召喚!」
《攻撃力:1400/レベル:4》

「ハニエルのモンスター効果!墓地の記録天使を一枚デッキに戻し、デッキから装備魔法を一枚手札に加える!」

よし、これでハニエルの攻撃力はカバーできる…!

「俺は装備魔法《疑体の万華鏡》をハニエルに装備!これによりハニエルの攻撃力は相手の攻撃力が一番高いモンスターの守備力分アップし、守備モンスターに攻撃した時、貫通ダメージを与える」
《攻撃力:3400》

「貫通だと」

「行け!ハニエルで《盾の王》を攻撃!トリックザストーン!!」

「貫通なんて敵にならねえとわからねえのか!永続罠《ランスリフレクト》!貫通ダメージを無効にし、守備力2000以上のモンスターは戦闘で破壊されない!」

ただし、自分フィールドに守備力2000以上のモンスターが存在しなくなった時、破壊される。《反転盾》も似たような効果があるし、要は守備モンスターを消せば良いって話だが…あの伏せカードも厄介そうだな。

「カードを一枚伏せて、ターンエンド」
《手札:2》

「俺のターンだ!!」

「さぁ始まるぜ!ガーデ様の超絶守備コンボ!」
「ヒジリには可哀想だがガーデ様のコンボに嵌まればヘルチェル様だって抜け出せねえ!」

ガーデの守備コンボ…?
つーか俺の名前知られてんじゃねえかよ、やっぱコイツらロクな連中じゃないな。

「俺はモンスターを裏守備表示でセット、更に《反転盾》の効果により《盾持ちの戦士》を守備表示で反転召喚!リバース効果でハニエルの装備魔法を破壊!」
《守備力:2000/レベル:4》

《攻撃力:1400》

これがコンボ?嵌まったら抜け出せないなんてバカみてえな売りしてるわりにはいくらなんでも弱すぎじゃないか。

「まだだ!俺はレベル4の《盾の王》と《盾持ちの戦士》をオーバーレイ!」

「エクシーズじゃないッスか!?」
「コイツはエクシーズ使いか…!」

「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろ《鉄壁のシールドガーディアン》!」
《守備力:4000/ランク:4/ORU:2》

ま、ここまでできなきゃ反逆軍でも幹部になれるわけないよな。
守備力は4000、効果は……見た目通りというべきか、容易な壁って訳じゃなさそうだ。

「シールドガーディアンの召喚に成功した時、罠カード《エフェクトカッター》を発動!コイツにより、守備表示モンスターは効果で破壊されない」

戦闘破壊無効、効果破壊無効…裏守備はリバース効果発動か…わりにあわねえんじゃねえか?

「シールドガーディアンは守備表示のまま、相手に攻撃できる!行くがいい!シールドガーディアンでハニエルを攻撃!」

「ハニエル!」
《遊斗のライフ:1100》

「シールドガーディアンがモンスターを破壊した時、オーバーレイユニットを一つ使い、破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える!」

「っくそ!」
《遊斗のライフ:400》

まさか、予定より削られると思わなかった。
なるほど、低レベルの守備モンスターのリバース効果で相手を弱体化し、シールドガーディアンが出てからはシールドガーディアンの効果と守備力で削りに行くデッキ。

「シールドガーディアンにオーバーレイユニットが有る限り、除外効果を一度無効にできる。ターンエンドだ!」
《手札:2》

除外まで無効か。コンボじゃなくてロックだな。

「俺のターン、ドロー!永続罠《力天使(ヴァーチュース)の祝福》を発動!自分の墓地から記録天使一体を特殊召喚し、装備させる!蘇れハニエル!」
《攻撃力:1400》

「更に、《占星術の記録天使 バラキエル》を通常召喚!」
《攻撃力:1000/レベル:4》

準備は整った、シンクロにはシンクロを。

「エクシーズには、エクシーズを…だ!」

「んァ?」

「レベル4のハニエルとバラキエルでオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」

これが、レンに見せる二枚目の切り札だ!

「神の言告げる真理の天使よ、その詩を以て破滅の審判を下せ!降臨しろ《戦歌の聖天使 ガブリエル》!」
《攻撃力:2500/ランク:4/ORU:2》

「ガブリエル…、超かっけーッス!」

シンクロに続いてエクシーズ!
俺のエースはシンクロだけじゃないってこった!

「たかが攻撃力2500、守備力4000のシールドガーディアンには程遠いな!」

「さぁ、どうだろうな!ガブリエルの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使い、このモンスター以外の表示形式を変更し、一体につき攻撃力を500ポイントアップする!」
《ORU:1》

「な、なにぃ!?」
《攻撃力:0》

「確か、お前の三枚の永続カードは守備表示モンスターがフィールドに存在しないと破壊される、だったな」
《攻撃力:3000》

ロックデッキならまずはそこを固めるのをおすすめするぜ。

「だがな、攻撃力は3000だ!次のターン守備表示に変更して、俺の…」

「墓地のバラキエルの効果、このモンスターを除外し、バラキエルの攻撃力分ガブリエルの攻撃力をアップさせる」
《攻撃力:4000》

「攻撃力…4000だと!?」

守備デッキを語るなら、もっと弱点カバーして出直してくるんだな。
そうじゃなかったら、まぁ向いてないと思え。

「行け!ガブリエルでシールドガーディアンに攻撃!ダイヤモンドグリッサード!」

「ぐぉおっ!??」

《Winner:聖遊斗》

「よっしゃー!遊斗の勝ちッス!」
「はぁ…雑魚なのか強いのかわかんねえヤツだったな」

いや、冗談抜きだ。

「こ、コイツ…!」
「よくもガーデ様を!やっちまえ!」
「おう!」

「はぁ!?」
「な、なんスか…?この空気」

「食らえクソヤロー!!」

まずっ…!俺はともかく、レンはーーー!!

「待て!!」

「…?」

「?誰だテメエ」

黒フード、女か…?

「貴様らが手出しする相手ではない、リーダーからの命令だ」

「ま、まさか貴方は…っ!」

「我が名はローザ、貴様らは誰の許しを以てあの者らに手を出すか」

「ローザ様!申し訳ありません!」

「ガーデを連れて帰るがいい、リーダーからの伝言を伝えに来た」

「ハッ!」

ローザとかいう女に言われて奴らはそそくさ引っ込んでいった。なんだったんだ、というかコイツ何者だ。

「私はローザ、リーダーから二人に伝えることがある」
「反逆軍がなんの用だよ」
「…我らに力を、このままでは……」
「ん?なんだ?」
「わかんねえヤツだなぁ…入らねえから」
「反逆軍に入れとは言わない、お前は善良な市民。だが、王の野望は日に日に強く町に根付いている。これはテロリストの妄想ではない、事実だ。もし、町を…世界を救うのなら、我々に力を貸してほしい」

…コイツらは確かにテロリストだ、だが…何故だ……?この言葉に違和感を感じない。
今まで王の言葉は矛盾だらけだった、コイツらも矛盾だらけだった。なのに、今になってどうして…?

「…わかった」
「そうか、聖遊斗よ、お前はリーダーの顔を知っているか?」
「ま、憶測はな」
「太刀風レンにも顔を教えてやってほしい、きっとリーダーに会う日は近いうちに来るだろう、では失礼する」

いなくなった、というか消えた。
テロリストの妄想ではなく現実に起こりうる事態か……なにがどうなっている……?

「遊斗?」
「なんでもない、大丈夫だ」

~~~

「よぉローザ」

「なんの用だ、宵闇ゼロ」

「特にねえよ、だがな?あのままで良かったのか?」

「リーダーの命はあくまで奴らを味方につけること、仲間にしろとは言われていない」

「言うじゃねえか」

「貴様こそ、いつまでもただ突っ立ってられるとは思うなよ」

「はいはい、分かってますよ」

~~~

いずれはリーダーと会うって訳か、なんだかめちゃくちゃな話になってきたな……。

「うぅ~なんだってんスか……」
「胃が痛くなる気持ち、分かるぜ」
「さすがッス…」

だけど、もしあれが本当なら……危機迫る刻、聖と闇の器は一つになりて救世の手を伸ばす………あの器が現れるはず……?

いや、あれもあくまでは迷信…なのか。







第3話へ続く

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【あとがき】

今回の一言、「すごいよユウトさん!」
公式とまた名前が被った、チクショウメェ!!
茄子矢もといユートくんと漢字が被ったら最早公式が真似に来てる、フォロワー様のキャラも公式が被りに来られました。

相変わらず初期遊斗のウザさがレートを振り切ってる、最早どうにもならない。癒しはレンに求めたいけどレン喋らねえ。
里依紗……ではなくローザが登場、ローザはあくまで隠密とか担当。ダークトリニティ的な役目です、あとゼロもひっそり登場したけどまだ使い捨てレベル。飄々してて良いキャラだよね、良い具合にウザくて。
二話連続で自慢のエースモンスター紹介で飽き飽きしてると思うんで、そろそろ口直しにレンのデュエルです。ほんっと初期はこれが癒しだぜ……。

次回!!レンに大事件!最初の登場シーンでとんでもないことをやらかしていた!
学校に通うようになり、レンはクラスの問題児・里依紗と友達になることに成功する…?
更にレンの思わぬミスが突然危機を巻き起こすことに!?

【予告】
聖録学園中等部にレンが遂に登校。初の中学登校に喜ぶレン。
ところがクラスには問題児扱いされる謎の少女・川神里依紗が。
ビビりながらも里依紗に話し掛け、互いに信頼できると確信した二人は友人関係となる。
しかし、レンは思わぬミスによって突然の危機に見舞われてしまい……!?
次回!第3話「レンの秘密」

【今回のキャラクター紹介】


太刀風 レン
聖録学園中等部一年に編入してきた少年。
遊斗のライバルにして大親友、いつもニコニコして爽やかな性格。明るい見た目とは裏腹に秘密も持っているようだが…?
見た目によらず超天才児だが、ビビりかつ突然の事態には反応できないドジっ子。
遊斗とは信頼しあっているが隠し事はしているようである。
使用デッキは風属性中心の【風熾剣】。エースモンスターは《ヴァルフレイヤ・ドラゴン・ナイト》。