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ジェレスタ95「 蘇 れ 光 の 風 ! 遊 矢 V S 托 都 」





ーーーピーンポーン


「はーい。あっ、アミちゃん!」
「どうも、小鳥さん」
「とりあえず上がって上がって!」
「お邪魔しまーす!」

学校の配布物とか持ってきたけど、遊矢は相変わらず部屋からほとんど出てきてないみたい。これで三日目かぁ……。

「ちゃんとご飯食べてくれるし、口聞いてくれるから良いんだけど…」
「そうですか……あっ!慶太くん、学校来たんですよ!遊矢にも伝えておいてください!」
「分かったわ!」

慶太くん、一時はどうなるかと思ったけどかなり元気で……狩也くんが「もうしばらく入院しててほしかった」っていうくらいの元気っぷり。まぁ確かにちょぉっとうるさいかな。

「それじゃあ私、帰りますね」
「もう?遊矢に会っていったりは…」

ーーーピーンポーン

「誰…?ちょっと待っててね」

狩也くんたちかな…?それなら一緒に来ればいいよね…。

「邪魔するぜ」

「リンさん…カイトさんも…!?」
「もー突然なによ、二人とも!」
「カイトは遊矢に会いに来た、俺は小鳥とアミに話がある」
「話?」
「多分まともに聞いてくれないわよ?」
「構わん、行くぞオービタル7」
《カシコマリッ!》

遊矢に用事って…今の遊矢に神の五王と戦うなんてできないのに、そんな話だったらどうしよう……。

「さて、話ってのは色々あるんだが…1つはどっちにも、もう1つはアミにだ」
「一体何の話なの?」
「それがだなぁ……遊矢のメンタルがかなり不安定って話なんだよ…」
「不安定って、なにか問題が?」
「俺も少し頼りすぎた…遊矢に負担はかけられないってことだ」

話によると、今回のことは遊矢のプレッシャーが原因じゃないかってことみたいで。私たちやリンさんたちも遊矢に頼りすぎたから遊矢はそれに応えるのに必死すぎて心に負担がかかってたとか…。

「反省すべきは俺や遊馬にある、申し訳無かった…」
「…そっか」
「私たち、やっぱいつの間にか遊矢に頼りきりだったんだ…」
「すまなかったな。それと、アミ、」
「?」
「もう1つの話だ」


~~~


これからどうしよって考え始めて何日経ったんだろ……。むしろ何日も経ってなさそうだけど。
ホントはこんな塞ぎこんだらいけないって分かってる、分かってるさ。
でもなにをすれば良いのか分からなくて、みんなのためにできることが俺には分からなくて、むしろなにもしない方がみんな幸せになれるような気がするんだ…!
やっぱり俺は疫病神だ…みんな、良いことなんてない。
俺は、どうすればいいんだよ…。

「遊矢!」

「…!カイトさん!?」

「今すぐここを開けろ、開けなければオービタルがこじ開けるぞ」

……なんてクレイジーなことを…。別に開けない理由もないから開けるけど…。

「なんだ、寝ていたのか」
「まぁ…半日くらい…」
「怪我は?」
「今は擦り傷痛いだけなんで…それよりなんの話ですか?」
「早く着替えてこい、ハートランドに行くぞ」

は…?ハートランドに行く…?

「お前には一度、現実を見てもらう」
「げん……じつ……?」


~~~


「で、なんで俺まで…別にいいだろ?」
「良くはない。説明はお前がした方が分かりやすいこともある」
「自分で説明したくねえだけじゃねえか…」

ハートランドにはついてきたけど、一体現実だの説明だのってなんなんだ…?

「…、全くアイツ、不法侵入しやがって…」
「えっ?…托都!」

ハートランドの病棟施設の病室の前で待ち伏せしてたみたいな感じ。頭、なんかあったのか…?

「なぁそれ…」
「自己責任だ、それにたかが額と後頭部が割れた程度だ」
「世の中じゃ、それを重傷って呼ぶんだがな」

やっぱすげーな托都って……、常識が通用してくれないぜ。

「とりあえず不法侵入はするな。しかも関係者以外立ち入り禁止だぞ、ここ」
「はいはい、以後気を付けまーす」
「(うぜぇ……)まぁ、ここだ、入るぜ」

ちょうどピッタリ到着地点だったのかここ。

「失礼しま………!?」
「……遊矢…」
「カイト……さん……、」
「……どうした?」

なんで、なんでカイトさんは連れてきたんだよ……なんで!!?

「ヒカルは大丈夫だよな!?本当に!死んでたりとかしないよな!?」
「落ち着け」
「落ち着けるわけねえじゃん!!むしろなんでそんな冷静なんだよ!!」
「黙れ遊矢!!」
「…リン、さん…」
「……カイトは出ていけ、説明は俺がする」

「分かってる、そのためのお前だ」

……カイトさんがそそくさと出ていった、リンを呼んだのはこういう………。

「まず、なにから聞きたい?」
「……俺が覚える範囲じゃ、ヒカルは目なんて怪我もなにもしてなかった。それはどう言うことなんですか」
「アドルイン曰くだが、なんらかの影響で視力が失明まで低下したらしい。何故か視力は回復の傾向にあるが、ガラスの破片もあったし、危険だったからな」

ガラスの破片は多分腕に刺さった時とか、デュエルの時に…かな。

「他は…?」
「できれば言えること全部言ってほしいんですけど」
「分かった分かった。だいぶ容態は良くなったが、酷いもん………泣くなよ…」
「ぞんなにひどがったのかよぉ……!!」
「はぁ…」

冷静に張り手食らって目が醒めた。ちょっと落ち着こう…。
リンさんの話によると、デュエルが終わった時点で酷い高熱だってアドルインが言ってたらしい。実際、ハートランドのこの医療施設に来て検査したら確かに普通の高熱ってレベルじゃすまなかったとか。
原因は分からないけど、リンさんの予想だと「デュエル中に呪いを不思議な力で無理矢理解呪したからか、単にデュエルのダメージか」。解呪の意味は分からないけど、大方なんなのかは分かった。
次、……。

「……他ならぬ俺がしたことなんですけど…」
「はぁ!?あれか!?手刀ってヤツか!?エスパーロビンか!?」
「うるさいですよ!一応病室です…」
「す、すまん…取り乱してしまった。詳しい話を教えてくれ…」
「はい…」

記憶は定かではないけど、全部話した。デュエルの前に起こったこと。思い出したくないような光景だけど。

「なるほどな、えげつねえ」
「……すいません」
「気に病むな。悪いのはお前じゃない」

俺のせいじゃない、か。

「そっか…分かった。後もう一つ伝えなければいけないことがあるな」
「もう一つですか?」
「こいつを見てくれ」
「赤い…アレ?ヒカルのペンダントって青かったような…あれ…?」
「心層の貝殻、これの名だ」

つまりは、あの青い貝殻は偽物の姿で真の姿がこの赤い貝殻らしい。
膨大なエネルギーを秘めてるから、一定以上になるとヒビが入ってそのまま崩れるらしいんだけど、儀式でそれを防いで、常時エネルギーを拡散し続ける真の姿に変えたとか。
難しい言葉が多すぎて頭がグラグラする…。

「ただし、」
「えっ?まだなにか…?」
「儀式の代償として、この貝殻にはヒカルの命が宿ってる」
「宿ってるってどういう!?」
「簡単に言えば、直結してるんだよ。ヒカルが死んだらこいつは跡形もなく崩れる、逆にこいつが砕け散ればヒカルも死ぬ」
「じゃあ今は!」
「ヒビ一つない、今は安全だ」
「…そう、なんだ…!」

じゃあ大丈夫なんだ!……良かった。


「(まぁ…そもそも目覚めるかは分からないんだが………、理不尽な点がまだ多すぎる…)ん…?」
「………」
「どうした」
「……手、握りたかったんですけど……」
「無事でも祈ってか?言っとくけど右腕は曲げるなよ」
「やっぱやめました」
「何故…?」

今、自信がない…こんなんヒカルに知ってほしくない…。なにより、こんな汚い奴が、触れたらダメな気がする……。
みんなを守る力で親友二人も傷付けた俺が、やっぱ会っちゃダメだったんだ…!

「クソッ!!」

「……遊矢………すまない、本当に」

ごめん、こんな意気地無し、やっぱり消えちゃえば良かったんだ!!


~~~


「……」
「遊矢が出ていったぞ」
「どっちの方向に?」
「右だ」

止めない理由は不明だが無償に腹立つが……まぁ良いだろう、バカは頭が回らないご様子だし。

「なにを話したんだ」
「別に、遊矢に現実を教えただけ」
「そうか……」
「兄貴様は弟が心配じゃないと?」
「そういうわけじゃない、とっとと行け」
「はいはい」

托都は、話さないが一体何があったんだ?不思議なヤツだ。


~~~


現実、か。
俺は見てないが、そんな酷い状態なのか。鏡も恐ろしい野郎だ。
二人が出たら入ってもいいとは天城カイトに言われたが……正直入ろうとは思わない。大体そもそも興味がない……が、察することのできるほど重傷の傷は誰でも見たくないものだ。

「…ん?…誰……あぁお前か」

「俺で悪いのか、托都」

「別に」

神代凌牙。コイツも興味はない、というか想像しているよりも強くはない。
だがなにをしに来たんだ……?

「どういうつもりだ、何故貴様が?」
「ただ見舞いに来てやっただけだ。…それと神とか言ったバカにやられたザマを見に来たくらいだな」
「貴様………」
「顔が怖いぜ、どうかしたかよ」
「俺には関係ない話だ、いつもは受け流してる。だが、アイツをナメているつもりか…!」
「さぁな」

コイツ……。俺にとってはどうでもいい、だがヒカルはこうなるまで遊矢を助け出そうとして、助け出した。そのことを馬鹿にすることは許されることじゃない。

「はいはい、喧嘩はする前にやめといてね」

「!」
「お前は?」

「やぁ、僕は不思議の国のアリスだよ。凌牙さんに聞きたいな、遊馬くんを立ち直らせた時の話」


~~~


「よっ!」

「うわっ!!遊馬さん!?」
「こんな立ち入り禁止の旧路でどうしたんだよ?」
「………なんでもないです…ほっといてください」

なんで遊馬さんがいるかは分からないけど今は一人にしてほしい。誰だって今は構ってほしくないんだ。

「落ち込む気持ちも分かるけどさ?前を見て!かっとビングで!頑張ろうぜ!」
『遊馬、なにを頑張るのだ』
「あ、あのなぁ……」
『まぁ……私も同感だ。遊矢は全く悪くないのだから、落ち込む必要はない』
「そ…そうだぜ!遊矢は悪くねえ!」

そうだ。みんな、みんな俺に「遊矢は悪くない」って言ってくる。

「だから、」
「もう聞きたくない!嫌なんだ!俺が悪くないなんて嘘だ!誰より悪いのは俺だから、みんな悪くないなんて言わないでくれよ!」
「ゆ……遊矢…?」
「知ってるよ、みんなが憐れんでるのくらい知ってる…同情されてるって分かってるから!」
「別にそんな…!」
「言えばいいじゃないか!お前が悪いって!悪いのはお前だって!」

聞きたくない、みんなの同情なんて嫌だ。こんなダメなヤツに慈悲なんかいらない、ただ憎んでくれたっていいのに…!
どうして元に戻っても俺を苦しめるんだよ……もう嫌だよ…逃げ出したいよ……。

「……遊馬、」

「ん?リンか」
「……そっとしておけ、俺たちにはなにもできない」
「…あぁ分かった」


~~~


………、

「本当……なんだろうな」

さっきの、アリスとか言ったか。アイツと神代凌牙の言っていた話を繋ぎあわせれば…運が良くて遊矢は立ち直る、悪くて最悪の結果か。

九十九遊馬を立ち直らせた神代凌牙のデュエルの話、分からなくもないがだいぶムリがあるような……。

「紅い貝殻には命が宿っている…か」

ーーー「使い方を間違えないでね、死ぬから」

相当な賭けになるのは分かってる。

「少しの間借りるぞ」

少々痛い思いをすると思うが。


~~~


サイレン音が聞こえていた。

「この音は………」
「…!まずい!!今のは!」

リンさんが来た方向に走り去っていく。遊馬さんもチラ見してたけど行ってしまった。
俺は行くべきなのかな…。

「行かなくていいの?」

「えっ…?」

「今、あの場所に行かなければ一生後悔することになる」

「君は?」

「僕は不思議の国の黒猫さ、さぁ行きなよ、東棟の屋上に彼はいるから」

東棟の………屋上……?

「行かなきゃ……ありがとう!」

行かなきゃ…!行かなかったら、本当の意味で後悔する!
だからーー!


~~~


「ヒカル!!」

「いっ…!ぁあぁああ!!は、ぁ…あっ…!うっ、ぐ……!」

なんなんだ…!?
身体状態がおかしくなってる…心層の貝殻もない……!?一体誰がそんなことを……。

『この力、』
「…!バリアン…!?」

バリアンの力…?つまりはバリアンがこんなことをしているのか……?信じられなすぎる、だってバリアンは……………!!

「リン!遊馬くん!」

「ミナトさん!」
「遊矢くんが東棟の屋上に行くのを見たわ、二人はそっちに行って、ここは私が」
「分かったぜ!」

正直ミナトさんだけでなんとかなるとは思えないが、今はそこに行くしかない、原因はそこにある。

「はぁ……はぁ…、…あぁっ…うっ…」
「大丈夫よ。きっとなんとかなるわ」
「…た………ゆ…あ……っ…」
「えっ?」
「たす…け、て……ゆう、…や……」


~~~


確かここが屋上………!

「…!托都!!」

「遅かったな、遊矢」

「お前…あの貝殻どこにやったんだよ!」

「ここにあるが?」

左手に確かにある……。でもひび割れがひどい……まさか托都がやったのか…?!でもあんな力見たことない…!!

「なん…なんだよ……なにしてんだよ!」

「お前も分かってるだろ。俺にはバリアンの力がある、それにいつ俺がお前の味方をすると言った?」

「味方……!?」

「しかも今のお前みたいなヤツといられると?」

「それは…」

托都が俺の悪い部分を的確に当ててくる……。でもそうだよな。
アイツはお世辞とか情けはないしそりゃ言ってることは本心なんだろうな……ちょっと寂しいし、ちょっと怖いというか。

「それはそうだけど!!俺のことにヒカルは関係ないだろ!それ返せ!」

「俺とのデュエルを受けるなら良いだろう」

案外あっさり返してくれるんだな…いや、デュエル……するのか……。したくないけど、でももしかしたら托都になにかあったのかも……なかったとしてももう一度分かり合わなきゃダメだ!

「分かったぜ!そのデュエル受けて立つ!」

「よく言った。返してやる!」

「うわぁぁっと……あぶねー…?」

俺が持った瞬間、ひび割れが消えた……?ちょっとだけではあるけど……。
もしかしてバリアンの力…アストラルが言うカオスの力には弱いってことなのかな?知ってる範囲で言えばヒカルのデッキは生粋のカオスデッキだけどな。
手に持ってたらデュエルできない、今は首からかけとこう、お前の力借りるぜ。

「行くぜ!Dシューター、展開!」
「デュエルディスクセット!」
「Dゲイザー、セット!」

《ARヴィジョン、リンク完了》

「「デュエル!」」

「先攻はもらうぜ!俺のターン、ドロー!」

今の手札からホープ・オブ・ソードを呼ぶのは………ん?なんか…違和感が……。もしかして…エクストラデッキにホープ・オブ・ソードがない……!?
なんでだよ!!?って…ヒカルがホープ・オブ・ソード使ったような………しまったぁぁぁぁ!!
とにかく、今の手札じゃエア・ストリームソードも呼べない…!なんとかしなきゃ…。

「俺は《Ss-羽根箒のシスター》をしょうか……!」
『ひどいよマスター…』

「…?どうした」

……なんで…デュエルまで俺を苦しめるんだよ…!
カードたちの声が聞こえてくる…カードの絵が黒ずんでる…さっきまでそんなことなかったのに…!

「…カードを一枚伏せ、モンスターを裏守備表示でセットしてターンエンド…」
《手札:4》

「(何故召喚しようとしたモンスターを召喚しなかった…?)まさか、バカにしているのか貴様!」

「そんなことねえ!これもたく…たくてぃ…くしゅ?」

「貴様…!良いだろう、その腑抜けた根性を叩き直してやる!」

なんで怒ってるんだよー!!俺には俺の事情があるのに!

「俺のターン!永続魔法《ダークネス・メダリオン》発動!このカードはお互いのフィールドに表側表示モンスターがいない時、手札からレベル5以上のモンスターを一体墓地に送ることでエクストラデッキからランク8以下のモンスターエクシーズを、召喚条件を無視し効果を無効にして特殊召喚する!」

…………、は?
つまり、ほぼノーリスクで召喚してくるのかよ!!一度だけとか書いてないし反則カードじゃねえか!!

「俺はモンスターを二体墓地に送り、現れろ!《闇の真皇帝カイゼル・レーヴァ》!《機械堕天使 ロイヤル・クロイツエンド》!」
《攻撃力:5000/ランク:9/ORU:0》《攻撃力:4000/ランク:8/ORU:0》


「遊矢!!」
「ってなんであんな強力モンスターが二体も!?」

遊馬さんもリンさんも他人事すぎだぜ……かなりまずいってのに……。

『…!この力……前には感じなかったバリアンの力か…!?』
「何故…」
「一体なにが起こってるんだよ…!」





96話へ続く

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【あとがき】

今回の一言、「戦犯はナッシャークさん」。
どう見てもナッシュの仕業です本当にありがとうございましたふざけんなよコノヤロウ。

自分がダメになると他力本願なヒカルの無自覚な悪い癖。まぁ自覚のしようもないしどうしようもないんですけど。ただ少しずつ台詞にリョナラーが喜びそうな感じしてきた。
十代とは別に悪い意味で落ち込みっぱなしの遊矢、他人からはそう見せない努力はし始めたけどバレるとすぐボロが出るのはかなり悪い気がするんだよね。どうやら遊矢はなにか勘違いしてるようにも感じるけど。実際どうなのかは次回です。
そして托都がだんだん人間じゃなくなってきた、人間だと思ったのに………。まあバリアンだって決まった時点で人間じゃないし…。

次回!!目覚めろ風のデュエル!新たな力の「鍵」が覚醒!
托都の華麗な戦術に対し遊矢は自分の使うカードたちに苦しめられることに…そこで托都がとった行動は…?
更に、不思議の国のクロネコ?アリス?彼女は一体何者?


【予告】
托都の使う強力な永続魔法とモンスターエクシーズのコンボ、更に自分を責めるスカイソニッカー達の声に苦しめられ、完全にデュエルと向き合えなくなってしまう遊矢。
そんな遊矢に対して托都は思いがけない言葉をかける。
そして、仲間を信じ、カードを信じてデュエルを楽しんだ過去の自分を思い出した遊矢に新たな力が覚醒する!
次回!第96話「光満ちるカード 二つの皇の鍵」