ジェレスタ86「 遊 矢 V S 闇 の 鏡 ! 疾 風 迅 雷 の 対 決 」



「カイト!」

「遊馬、リン、来たか」
「なにがどうしたんだよ!急に呼び出して!」
『恐らくだが、遊矢の事か?』
「大体合っている…」

大体?大体ってことは、まだ別の話もあるってことなのか?

「…ヒカルの事もあるんだろ」
「正解だ、まずそっちからだ、移動するぞ」

今、所謂ハートランドのハートの塔のエントランスみたいなところにいたんだけど、奥に進んで住居区を抜けた先のハートランドシティ管理局の医療室に移動。なんかだいぶ歩いたんだけど、リンが隣で独り言言ってて怖い…!

「姉さん、入るよ」

「良いわよ」

カードキーを差し込んで扉を開く。

「だいぶ顔色もよくなったし安静になったわ、クリスのおかげね」
「そうか」

「なぁカイト、ヒカルって病気持ちだっけ?」

覚えではヒカルの弟が病気にかかってたってはずなんだけど…。

「呪いか」

「恐らくな」
「不安ね……、リン、」

「…これ、借りて良いのか」

「ええ、今はリンが持つべきでしょ?」

ひび割れてるけどあれはヒカルの持ってるペンダント?リンが持つべきって、ミナトさんも変わった人だぜ。

『カイト、それで、伝えることは?』
「ヒカルの現状を見れば分かるだろうが、」

「疲労と、予想以上の呪いの進行……」

「リンから言えば、そういうことだ」

リン曰く、普通はゆっくりのはずの呪いの進行速度が疲労と精神状態?の狂いで早まったとかなんとかぁぁ…………?
頭がついていかねえよ……アストラルが後でまとめて分かりやすく教えてくれないかな。

「それが遊矢と関係してんのか?」
「あぁ、遊矢には明日この事を伝えなければならない……だが、遊馬、アストラル、この事はヒカリにも言うな」
「どうして!?」
「不安を煽りたくないのよ。遊矢くんのお友達は遊矢くんとヒカルくんに希望を持ってる。不安にしてはいけない」

そっか……、俺が戦えれば……いやダメだ、今デュエルすることはできない……。

「夜遅く悪かったな、遊馬」
「いや、役に立てるならいつでも呼んでくれよ!」
「頼りになるわね、遊馬くん。リンも頼んだわよ」

「うん」

リンは早々に帰ったけど、その後カイトと話をして帰った。
遊矢以外には………か。そっか。


~~~


「姉さん、クリス、代わるよ」

「良いの?」
「君も寝ずにいるだろう、体に毒だぞ」
「新婚の二人を寝かさないで付きっきりにさせるほど俺もバカじゃない」
「そう、じゃあ頼んだわね」

「カイト…」
「どうしたクリス」
「何を考えているんだ、身内にも知らせないなんて君らしくもない」
「……俺はただ、アイツの弟に負担をかけたくないだけだ」
「…そうか」

負担…?俺はなにを言ってるんだ…?
償いと言ったら嘘になるのか、いつの間にかに関係が劣悪になっていた埋め合わせでもしようと…。いや、ありえない。埋め合わせることはない、……ないといえばそうではないか。
だが今更だ、どうしようとはお互いに考えていない。


ーーー「アンタのデュエルには付き合っていられない!俺は俺の方法で、ヒカリを助ける!」


二年前、か。
俺は、再びコイツのデュエルを受けるしかないのか……。


~~~


朝だ!今8時30分くらい!小鳥姉さんに叩き起こされて30分くらい経って家を出たところだ。
本当はアミたちと遊ぶ約束だったんだけど、ちょっと断りのメールをしておいた。ドタキャンすると心配されるから(特に敏也とかに)。

『ってご主人、どこ行くつもりですか?』
「どこって、ハートランドだよ!」

遊馬さんから夜遅く連絡があって、ハートランドに一人で来てくれって言うからまぁ……一人?で行こうとしてるわけだけど。
……タスキは誰にも見えないし多目に見てもらえるよな。

「タスキは、リンさんがいてもアストラルがいても余計なことすんなよ?」
『余計な……ほー、分かりましたよ!』

家からハートランドまでなら走ってもそこまで距離はないし、むしろ朝からなら体も暖められるからラッキーだぜ!

ハートランドの壁を通って真っ直ぐ行くとハートの塔がそびえ立っていた。
正面入り口から入っていくと見知った人物が立って……て……浮いてる。

「遊馬さん!アストラル!」

「よっ!」
『二人ともよく起きられたな』
「うっせー!」
「姉さんに連絡入れて叩き起こしたのは遊馬さんじゃないですか」
「ま、まぁな~…」

どうやら遊馬さんも明里さんに起こされてあんまり気持ちいい朝は過ごしていないらしい。アストラルにも多少ペチペチ張り手されたらしいし。触れられるって怖い。

「んじゃ、カイト呼んでくるぜ!アストラル、遊矢を頼む!」

『わかった』
「アストラルは遊馬さんから離れて良いのか?」
『私がこの世界にいるための人材は遊馬だけではなく、君もなのだ』
「そうなんだ」

タスキも俺から離れられたら俺が全力で離れる……ってタスキも離れられるよな…?あれ…?

「待たせたな」
「カイトさん!って、なんで俺だけ呼んだんですか?」
「詳しい話は歩きながらだ、心して聞けよ?」

息を呑む。まさか結構重大な話?つか実はヒカルや托都も呼ばれてるんじゃ…。

「まず、神の五王の話からだ」
「ポセイラのことですか…?」
『ポセイラとは?』
「ち、違うんですか!?」

カイトさんが言うに、新たな神の五王は「アフロティア」っていう女の人で、なにが問題あるかってヒカルの母親らしいってこと。
驚いたけど………なんかすごい複雑な気持ちだ。あんまり戦いたくないような……。

「もう一つ、」
「えっ?」
「ヒカルが、思いの外早く戦力外になりそうだ」
「ど…どゆこと…?」
「リンが言うに、呪いの進行が早いらしいんだよ」

は……はい…?ワケわかんないよ?

「今は眠ってるが…いつ目が覚めるか分からん、それに目が覚めても、アルテミスギャラクシーが発動できなくなっている…上、デュエルできるか…」
「そんな!」
『神の五王と戦うには彼の力も必要…だがやむを得ない』

アイツ……だって昨日会った時は普通だったのに、……普通?悩みがあるって言ってたじゃん…。
もしかしてあん時一緒にいたらなにか変わったんじゃないのか…?
………考えてもダメだ、俺にしかできなくなったなら俺がやるしかないんだから、やるっきゃないんだよな。
みんなを呼ばなかったのはこの事を伝えて不安させるのを防ぐためだったみたいだ。

「もし辛かったら会わなくても良い、会うか?」
「……寝てるなら、一応」
「んじゃ、入ろうぜ!カイト!」

目が覚めてる時に会ったら俺自身の罪悪感がヤバい……。
扉が開いたんだけど、どうも視界が…?幻覚?誰か立ってるんだけど…?幻???

「誰だ貴様」

「おやおや…俺はお見舞いに来てあげただけなんだけどなぁ…?」

「知り合いか?」
「少なくとも、外から入るにはカードキーが必要だ。……そのカードキーを持っているのは俺と姉さんとクリス、後はオービタルだけだ」

四人…?だけ……クリスさんはあんなに小さくないし、ミナトさんより声は低いし、オービタルはすぐに分かるし、他の何者でもないのはこれで分かった…!

「お前、何者なんだ!」

「風雅遊矢………か。フッ…俺の名は鏡!鏡の鏡だ!」

『鏡……!?』
『君の知り合いなのか?』

鏡……タスキが自分と一緒に封印したっていう超物騒な奴…!?
って姿がわかんねえし!なんか被ったままだからわかんねえ!

「そう騒ぐなよ風雅遊矢も、玉藻の巫女様も。……いや、今はタスキと呼んだら良いか…」

「タスキ…?」
『カイトさんは、普段は私の姿が見えないのでしたね』
「貴様が、タスキか」

コイツみんなに見えるようにできる力なんてあったのかよ!!知らなかったぜ…。

「…!ヒカル!」
「そうだ!おいてめえ!そこを退きやがれ!」

「ちょっ…怖い連中だな…コイツのことか?」

よ、良かった……。とりあえず無事みたいだ…。

『それで、今更私の前に現れて、再封印されたいのですか?』

「はぁ?んなわけないじゃん、俺の目的はただ一つ!風雅遊矢、貴様とデュエルすることだ!」

「お前も…神の五王なのか…?」

「あんな奴らと一緒にするなよ、俺は普通の神じゃない。"これから神になる神"だ」

これから神になる……ということはどちらにしても俺たちの敵ってことかよ……。

「ともかく…だ。風雅遊矢、デュエルを受けろ」

『ダメですご主人、こんなの、自分から罠に嵌まるようなものです』
「タスキ……」

確かにそうだ。ここでコイツのデュエルを受けるのは間違いなく罠に嵌まること……なにかよからぬことを企んでるに違いない…。

「お前とデュエルは…」

「良いのかよ、こっちにはお前のオトモダチとやらがいるんだぜ?」

「!!」
「なっ!卑怯だぞお前!」

「なんとでも言えよ!むしろ気分は悪くねえよ」

鏡が寝てるヒカルに手を翳すと手鏡サイズくらいのこんな暗い場所なのに眩しいくらい輝く鏡が現れる。
鏡はこっちを向いてるけど姿は写せてない、一体なにが目的なんだ…。

「お前がデュエルを受けねえっつーなら、コイツを見な!」

『鏡に……心臓か…?』
『まさか鏡、貴方!!』

「よいっとなっ!」

声を上げた瞬間に鏡はパキパキと音を立てながらひび割れ始めて……眠ってるはずのヒカルが胸を押さえて苦しみだした。

「な、なにしやがった!」
『おそらくあの鏡には彼の命が宿っている』
「命って!」

「ご名答だ、アストラル。この鏡が完全に割れたとき、それは死を意味するってこと!」
「うああっ…!……っくぅ…っ!」
「ほらほら~受けないとオトモダチ死んじゃうぞ~」

どうする……?!いや、受けないわけない。
罠なのは分かってる……分かってるけど………仲間の命には変えられるものじゃねえ…!!

「…分かった、そのデュエル受けてたつぜ!!」

「フッ……やっぱり仲間の命には甘いな、まぁ良いが……」

鏡を離すと鏡は消え失せて苦しそうだったヒカルの顔がまた普通に眠るような顔に戻った。
本当にデュエルすりゃ、他は関係ないってことかよ…。

「施設を出るのは面倒だろ?デュエルルームまでワープさせてやるよ」

パチンと指が鳴る、空間が歪んだかと思ったら……ここは、デュエルルームかな…?

「さぁ始めようぜ、お互いの存在を賭けたデュエルをよ!!」

「望むところだ!!行くぜ!Dシューター、展開!」

「デュエルディスク、セット!」

「Dゲイザーセット!」

《ARヴィジョン、リンク完了》

「「デュエル!」」

鏡の実力は未知数だ、それになにしてくるか分かんないし姿もまだよく分からない。気をつけないと…!

「俺のターン、ドロー!」
『ご主人、受けたからには気を付けてください。アイツは人の心の闇を写す鏡です』
「あぁ、分かってるさ」
『ご主人が鏡のライフを0にしたら封印に行きます、頼みますよ』
「こっちこそ…!」

心の闇を写す鏡………か、そんなもん、俺がぶち壊してやるぜ!!

「遊矢……」
『心配なのか?』
「まぁな」

「俺は《Ss-ワンダー・ガール》を召喚!」
《攻撃力:1200/レベル:4》

「ワンダー・ガールの効果発動!このモンスターの召喚に成功したとき、デッキから戦士族か魔法使い族のモンスター一体を手札に加える!俺は手札に加えた《Ss-シュート・ブレイブ》を効果で特殊召喚!」
《攻撃力:1600/レベル:4》

「レベル4のモンスターが2体……」

ここは慎重に行きたい……初っぱなからホープ・オブ・ソードを出すより、守りを固められるエア・ストリームソードの方が良い…と思う……。

「レベル4のワンダー・ガールとシュート・ブレイブでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろ!《Ss-エア・ストリームソード》!!」
《攻撃力:2100/ランク:4/ORU:2》

「来たか…!」

「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド!」
《手札:4》

これで攻撃は凌げる!なんとか大丈夫だぜ!

「俺のターン、ドロー!俺は《鏡の刃の剣士》を特殊召喚!コイツは相手フィールドにのみモンスターがいるとき、特殊召喚できる」 
《攻撃力:2100/レベル:5》

「更に、《鏡の虚の乙女》を通常召喚!コイツは召喚に成功したとき、レベルを1つ上げる!」
《攻撃力:1000/レベル:4→5》

レベル5のモンスターが2体!!来るのか…!!

「俺はレベル5の《鏡の刃の剣士》と《鏡の虚の乙女》でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!鏡の迷宮を越え、今再び世界に顕現しろ!《幻鏡竜 ファントム・ボイドドラゴン》!」
《攻撃力:2800/ランク:5/ORU:2》

「ランク5のモンスターエクシーズ!」
『強力そうな香りがします…!』

「ファントム・ボイドドラゴンの効果発動!1ターンに一度、オーバーレイユニットを一つ使い、相手モンスター一体の攻撃力分攻撃力をアップする!ファンタズムルイン!」
《攻撃力:4900/ORU:1》

攻撃力4900!?そんなんってありなのか!?

「行け!ファントム・ボイドドラゴンでエア・ストリームソードを攻撃!」

「エア・ストリームソードの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使い、ダメージを半分にして、破壊を無効にする!っうわああっ!」
《遊矢のライフ:2600》《ORU:1》

強い、確かに強い……。一気にライフが半分以上削られるところだったぜ…。

「まだ終わりじゃねえ、ファントム・ボイドドラゴンはバトルでモンスターを破壊できなかった時、そのモンスターを除外する!」

「なにっ!?」

「エア・ストリームソードは効果で破壊できない…」
「除外かよ!!」

効果で破壊できないなら除外するってことかよ…しかも、エア・ストリームソードがいなきゃホープ・オブ・ソードは出せない、しかもエクススパイラル・ブレードも…。

「俺はカードを一枚伏せ、ターンエンドだ」
《手札:3》

「俺のターン、ドロー!《Ss-翼のピュール・バード》の効果発動!墓地にモンスターエクシーズがいる時、特殊召喚できる!更にチューナーモンスター《Ss-ウィンド・アーマー》を通常召喚!」
《攻撃力:1400/レベル:4》《攻撃力:1000/レベル:4》

狙うはシンクロ召喚!鏡は絶対にこの召喚法を知らない!だからこそ使う価値がある…!

「レベル4のピュール・バードにレベル4のウィンド・アーマーをチューニング!奇跡をもたらす星屑の龍よ、銀河の果てより希望を糧として降臨せよ!シンクロ召喚!《銀河眼の星屑竜(ギャラクシーアイズスターダストドラゴン)》!」
《攻撃力:4000/レベル:8》

「シンクロ召喚…!だが、攻撃力は4000!攻撃力4900のファントム・ボイドドラゴンには届かない!」
「それはどうかな?」
「なに?」

「《銀河眼の星屑竜》の効果で、このモンスター以外の効果を無効にし、カードを一枚ドローする!」 
《攻撃力:2800》

これでファントム・ボイドドラゴンの攻撃力は元々の数値の2800に戻る!だけどこれだけじゃ終わらないぜ!

「《銀河眼の星屑竜》の更なる効果発動!墓地のエア・ストリームソードを除外し、その攻撃力分、攻撃力をアップする!」
《攻撃力:6100》

「攻撃力6100だと!?」

「いっけえ《銀河眼の星屑竜》でファントム・ボイドドラゴンを攻撃!閃光のギャラクシーストリーム!」

「ッ…!罠発動!《ミラー・オブ・ドロー》を発動!手札のモンスター一体を墓地に送り、破壊を無効にしてカードを一枚ドローするッ!!ぐっ……!うわぁぁぁぁ!」
《鏡のライフ:700》

よしっ!!一気にライフを700まで削ってやったぜ!!

「どうだ!これが俺の絆の力だぜ!」

「……友情…成長…絆…挑戦……奇跡の光の絆を司るカード……」

「なぁカイト、もしかして……」
「…!そうか……そういうことか…!」

一体なんだってんだよ。土煙の向こうに若干見覚えのある髪型……というかなんか違う……?誰よりも知ってる姿という…。

「絆……ねぇ…、良いじゃん。面白いじゃん。それでこそ俺が選んだ究極の力だぜ!」 

『ちょっと………どうなっているんですか…』
「な、なんでそこに…俺がいるんだよ…?」

信じらんない、信じらんないというより驚きすぎて訳がわかってない。

そこに、あまりに似すぎてる俺自身がいたから。






87話へ続く

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【あとがき】


今回の一言、「鏡ちゃんはドM」。
ヒカルくん、病気やらで寝てるだけじゃすまないのが遊戯王の恐ろしさよ。璃緒嬢とか龍可とかレイとか。みんな女の子とか言わない、後ヒカルくんは絶対喘ぐのが下手。

遊矢の星屑竜が猛威を振るう!あとファントム・ボイドドラゴンさん強すぎちゃありませんか?除外とかやめてくれよ。Ssは死ぬ。
鏡ちゃん(仮)のデッキは鏡っつーことで、空虚とか幻とかもそれに入ってる感じ。強すぎですやめてください死んでしまいます。
カイトが覚悟決めやがったり、リンが持ってったりしたけどまぁ……伏線です。
三期の裏主役はヒカルくんなんで、まぁ覚悟してください。

次回!!絆VS幻想!遊矢VS遊矢!?
遂に正体を明らかにした鏡が見せる本当の幻想の力に最強の絆を操る遊矢が敗北!?波乱のデュエル、勝つのはどっちだ!!
鏡編も中盤に突入、二人のデュエリストの運命は………。
予告詐欺は基本。

【予告】
鏡との激しいデュエルの最中、その姿を見せた鏡はまさに反転した遊矢そのものだった。
鏡は自身の力で遊矢の欲する「仲間を守る力」をくれてやると言い出す。しかし本当の仲間の力を駆使して戦う遊矢は更なる絆の力《銀河眼の流星龍(ギャラクシーアイズシューティングスタードラゴン)》を使い、一気に鏡を追い詰める。
しかし、本当の鏡の力によって遂に遊矢の力が奪われてしまう…!?
次回!第87話「闇の風、降臨…!?」