ジェレスタ83「 托 美 の 初 恋 ! ? ヒ カ ル V S 托 美 」



「なんだって!!冬休みに学校行かなきゃなんないのよ~~っ!」


~~~数十分前~


「おはよおにーちゃーん、ふあぁあ…」

「よう、9時過ぎなんて随分遅いな」
「良いじゃない!どうせ、お兄ちゃんはこの後夕方まで寝るつもりなんでしょ?」
「まぁ……。それと、これな」
「な、なによ、手紙?学校?」


~~~


まさか学力テストの点が悪いだけで補習に行かなきゃいけないなんてさすがに聞いてないわよ!!
しかも10時半からとか信じらんない!しかも分かってて送ってくれないなんて!やっぱりバカよ!あのお兄ちゃん!今に始まったことじゃないけど!

そろそろ校舎かな…長いのよね、この道。
階段降りればもうすぐとうちゃ……

「うえぇっ!!?」

ちょ!!まず!?落ちる!!さすがに死ぬ!階段最上段は死ねる!!

ーーードサッ!

「んっ……」

あれ、痛くない、血も出てない……。助かった???

「怪我、なさそうだな」
「貴方は……」

確かこの前会った……、朽祈ヒカル!?
って私キャッチされたの!?彼に!?……実はかなり凄い…?

「気を付けろよ、急いでんなら早く行け」
「う…うん……貴方はなんで?」

「補習だよ」

………行っちゃった。

「か……カッコいい…………」


~~~


現在某スマイルプライスレスのハンバーガーショップ。

「は……はぁぁぁ!??托美がぁ!?」
「あぁ…、ほらよ」

托都のDゲイザーの通信履歴で一番新しい履歴を開いて録音を聞く。

《お兄ちゃん!私ね、今日素敵な出逢いがあったの!カッコよくて~可憐でイケメン!しかも優しいし!》
《……で、誰》
《お兄ちゃんもよく知ってる人!朽祈ヒカルさん!》

……ど、どういうこと!?

「妹の恋愛に興味はない、だが、ヒカルが危ない気がしてならん……」
「確かになぁ……」

托美ってそーゆうことをどう思ってんのか全く分かんないから…なによりヒカルがどう思ってるかだよなぁ。

「なに話してるんだよ、兄弟さん」
「よ!ヒカル!」
「補習は終わったのか」
「まぁな、…疲れた……あのクソ教師いつか潰してやる…」

ヒカル怖い、目的が明確だから怖い。
俺は一年だから補習なし、二年三年が補習ありだ。多分托美はそん時会ったんだろうな。
でもヒカルに関心はなさそうだ。

「…、ヒカル」
「な…なんだよ」
「托美のことをどう思う?」
「は?……いや全く興味ない」
「そうか、ならいいんだが」
「?」

もしかしてヒカルってそういうことに疎い?いや、多分ここにいる全員がそうだろうけど。

「なんだろう、この違和感…」
『いやぁ分かります!女の子ですね!私も色恋に花咲かせたものですから!』
「幽霊なのにな」
『生前の話です!!』

そういえば見えてんのかな、タスキのこと。触れられたことなかったけど。

一通り現状について話した後、狩也にデュエルに誘われたから出ることにした。

「狩也も補習ないからなぁ、当然だけど。托都と狩也のデュエルも見たいぜ!」
「構わんが強いのか?」
「ああ!アイツはむちゃくちゃ強いぜ!」

「……!…(…手紙…?一体誰の…)…っ…」

「ヒカル?どうしたんだよ」

「…なんでもない…(最近また酷くなり始めたか…いい加減ヤバそうだな…)」


~~~


「………」
「なにそれ、お手紙?」
「さっき飛んできたのを拾ったんだが…」

なんだこれ。

「うわぁすごい!ラブレターだよ!」
「ヒカリ、知ってるのか?」
「好きな人に送るお手紙なんだって!隣のお姉ちゃんが前に教えてくれたんだよ!」

なるほど、そういえば前にロッカーに入っていた訳のわからない手紙の山はそれか。これと内容似てるし。

「お兄ちゃん、この人誰か知ってるの?」
「知らない…わけではないな」

手紙の主は托都のバカ妹か…?
…ヤツはなにを考えているんだ……?


~~~


最近托美の様子がおかしい。いや、多分あの日以来なんだけどさ。

「遊矢!」
「なんだよ托美」
「あのさぁ~ヒカルくんのこと教えてよ~!」
「別に面白くもなんともないぜ?というかヤブレターはどうしたんだよ!」
「ラブレターね」

ラブレ……?ヤブレ……?ラブヤブ……?

「返事来てないのよね~、恋する思いは中々伝わらないの!」
「へー」

恋する思いね~、俺には全く関係ないんだけどさ。

「…そうよ!振り向いてくれないなら振り向かせればいいのよ!」
「わっけわっかんねえよ!」
「今にわかるわよ!じゃあね!」

今にわかる…?なんのことなんだ…?

………女って忙しいんだなぁ。


~~~


まぁ一日開けたわけだけど、アイツがなんか行動起こしたなんて聞いてないし見てもいない。
托都曰く「朝早くヒカルの家の方向に走っていった」らしいけど、一体どういうことなのやら……。

「何事もなければ良いんじゃないかなぁ~!」
「うあっ!?た、大河か…」
「やっほ~、お散歩中だよ~」

コイツホントにのんびりしてるよな、いつかなんか巻き込まれなきゃ良いけど……いや、もう巻き込まれてるかな。

《ピルルルルル………》
「ん?着信……、ヒカル!?」

ま、まっさかぁ~…。

《遊矢!!短く済ませるからよく聞け!》
「どうした!もしかして神の………」
《ヒカリがいなくなった!》

そっち!?い、いや、考えてなかったわけじゃないけど…。

「け、検討はついてんのか…?」
《全く、だ……残念なことなんだがな…》
「とにかく探そうぜ!今どこにいるんだ?」
《今は……、どこだ…》
「あーもう!!ショッピングモール集合な!」
《分かった!》

大河がなんか言ってるけどとりあえずは付いてきてる……でもなんで付いてきてんだ?散歩だよな、確か。……散歩だからいいのか。

ショッピングモールに着いて、探したらDセンサーを持ったヒカルが噴水近くの見晴らしの良い場所にいた。

「見つけたか!?」
「あぁ、一応。ヒカリのDゲイザーの位置は特定できた、…このショッピングモールの最上階にな」
「さいじょーかいー?」

確か今は立ち入り禁止の場所だったっけ?昔強盗犯が立てこもった場所だからとかの理由で。怖かったよなぁ……。
エスカレーターを上がって、停止されたエスカレーターを昇ると…確かに見覚えのある人物が…。

「はぁい~おっひさ~!」

「やぁっぱりお前かよ…托美」
「………」

「やっぱりって、昨日言ったじゃない!今に分かるって!」

アイツって、こういうキャラだったっけ?

「それで、ヒカリはどこだ!早く教えろ!」
「うーん、そーねー?デュエルで勝ったら教えたげる!」
「上等だ、叩き潰して居場所を教えてもらうぞ…!」

「うっわ、ヒカルこえー」
「なんかオーラみたいなの出てる……」

一体どうしてこんなに怒って………いや、どう考えても托美のせいだな…。あいつ、ヒカルが一番機嫌の悪くなるようなことを…。

《ARヴィジョン、リンク完了》

「「デュエル!!」」

「先攻はもらうわ!ドロー!私は、魔法カード《光雷生誕》を発動!手札のフィールド魔法を墓地に送り、デッキからレベル4以下の「光雷」と名のつくモンスター二体を特殊召喚するわ!現れて!ウィンディーノ!ジャンヌ!」
《攻撃力:1200/レベル:4》《攻撃力:1800/レベル:4》

一気にレベル4のモンスターを二体揃えやがった!…でも墓地に送ったフィールド魔法は《悠久の時計塔》……、ワンキル狙いってわけじゃ、なさそうだな。

「レベル4のウィンディーノとジャンヌでオーバーレイ!二体の光属性モンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよ!《光雷銃器天使 アルヴィーテ》!」
《攻撃力:2400/ランク:4/ORU:2》

「……、へー」

「アルヴィーテの効果発動!1ターンに一度、オーバーレイユニットを二つ使い、相手の手札一枚につき、相手は300ポイントのダメージを!自分の手札一枚につき、自分は300のライフを回復するわ!」
《ORU:0》

「なにっ!?」

「つえーな、あの効果」
「えっ?なんでなんで?オーバーレイユニット全部使うんだよ?」

そうじゃない。アルヴィーテはスタンバイフェイズにオーバーレイユニットがない状態なら一つ取り戻せる、もう一つは別の方法で取り戻せば良い。
しかもヒカルの手札は5枚、単発で1500のダメージ食らわせた後に2400のダメージをぶちこめる…しかも自分はライフ回復できるから、托美はほぼ効果だけで勝てるようなもんだ…!

《ヒカルのライフ:2500》《托美のライフ:5200》

「私はカードを一枚伏せてターンエンド!」
《手札:3》

「俺のターン、ドロー!俺は《混沌幻影竜(カオスファントムドラゴン)》の効果発動!俺と相手のライフ差が1500以上ならエクストラデッキのモンスターエクシーズを除外し、除外したモンスターと同名カードになり、特殊召喚できる!俺が除外するのはギャラクティック・カオスだ!」
《攻撃力:3000/ランク:8》

同名カードになったってことは、……なるほど!

「俺はギャラクティック・カオスとなった《混沌幻影竜》を素材とし、ギャラクティックエクシーズチェンジ!現れろ!!《ギャラクシー・カオス・ダークネスドラゴン》!!」
《攻撃力:4000/ランク:8/ORU:1》

「ギャラクシー・カオスの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使い、このモンスター以外の攻撃力をエンドフェイズまで0にする!」
《攻撃力:0》《ORU:0》

「攻撃力が!!」

「行け!ギャラクシー・カオスでアルヴィーテに攻撃!ヴァーミリオンストリーム!!」

「きゃああああぁぁ!!」
《托美のライフ:1200》

すっげえ……5200のライフをあっという間に削り取りやがった…。

「…、永続罠《黄金の指輪(ゴールドリング)》を発動!このカードは、モンスターエクシーズが破壊されたとき発動し、相手モンスターに装備!」

「遊矢くん、相手に装備しても意味ないんじゃ…」
「……いや…」

「その効果で、ギャラクシー・カオスはアルヴィーテの破壊される前の状態、つまり攻撃力
が0の状態になるわ!」
《攻撃力:0》

これで、次のターンモンスターを呼び出せばヒカルを倒すことができるかも……。

「黄金に輝く指輪は、二つの命を繋いだわ、いつか私も………。ふふっ…完璧ね」

「ポエムのつもりか?バカみてえだな。カードを二枚伏せてターンエンドだ!」
《手札:3》

ヒカルも不気味なくらい動じねえ……!!

「私のターン、ドロー!!…(モンスター来なかった…どうし……!)」
『愛………、素晴らしいですね』
「(…誰!?誰なの!)」
『私は神の五王が一人…今こそこの力でヤツを倒すのです…!』
「(まさか、貴方達…!!)」

…様子おかしいな……、一体何があったんだ……?

「さぁって!!肩慣らしはおーわりっと!!」

「………、そうか!」

「行くわよ!魔法カード《死者蘇生》!蘇れアルヴィーテ!」
《ORU:0》

ヒカル、なんか気づいたのか……?

「私はアルヴィーテを素材にして、マイナスエクシーズチェンジ!」

「なっ!?」
「やはりか…!!」
「えっ!?どゆこと???」

「一体のモンスターでオーバーレイネットワークを逆構築!現れよ!マイナスエクシーズ!《光雷堕天使 コキュートス・アルヴィーテ》!!」
《攻撃力:2800/ランク:-4/ORU:1》

あれが托美のマイナスエクシーズ……!でも一体いつ、ヒカルは気づいてたんだ?

「コキュートス・アルヴィーテの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使い、相手のライフを半分にする!」
《ORU:0》

「っ…罠カード《カオス・アイスバーン》!手札を一枚除外し、効果ダメージを無効にする!」

「まだよ!ギャラクシー・カオスは攻撃力が0!トドメよ!コキュートス・アルヴィーテ!フローズンボルテックス!」

この攻撃を受けたらヒカルの負け……!!

「ヒカル!!」

「罠発動!《オーバーレイライフバリア》!!オーバーレイユニットがないモンスターエクシーズ同士がバトルするとき、戦闘ダメージを無効にする!」

でも、ギャラクシー・カオスは破壊……マイナスエクシーズの共通効果で800のダメージは無効…なんとかかわしたけど次のターンは危ういだろうし………。

「かわしきったつもり?」

「なにっ…?!…っっあぁぁああぁあぁ!…ぁっ!…なにが……起こったんだ…」
《ヒカルのライフ:100》

「《黄金の指輪》の効果、装備モンスターが破壊された時、装備時に破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える…、ま、ちょっとした痛み分けよね」

強い……こんな強いなんて信じらんねえよな……托美が強いのか愛が強いのかマイナスエクシーズが強いのか……。

「ふっ…愛は負けない、カードを一枚伏せてターンエンド!」
《手札:2》

愛が強いのか……。

「俺のターン…ドロー…!(そろそろ体力的にも限界か…これ以上は……)俺は、魔法カード《死者蘇生》を発動!蘇れギャラクシー・カオス!」
《ORU:0》

「永続罠《禁異の宝珠》を発動!ギャラクシー・カオスはオーバーレイユニットがない、よって攻撃できない!」

「甘い!永続魔法《カオス・リィンフォース》を発動!自分フィールドの「カオス」と名のつくモンスターに対する全ての魔法・罠を無効にし破壊する!」

この効果で《禁異の宝珠》の効果は無効!ギャラクシー・カオスは攻撃できる!!

「行け!!ギャラクシー・カオスでコキュートス・アルヴィーテを攻撃!ヴァーミリオンストリーム!」

「ウッソ!なんで、なんで愛が負けるのよおぉおおお!!」
《托美のライフ:0》

《WIN:朽祈ヒカル》

勝ったぁぁぁ!!……って、托美のヤツなに言ってんだよ本当に……。

「っ~~……」
「ヒカル!」
「おう、……で、ヤツはなんなんだ…?」
「分かんないよぉ~」

一息ついて托美のもとに来たのは良いんだけど、やっぱコイツおかしいヤツだよなぁ……って思った。

「ヒカルくん!」
「うわっ、」
「跳ね起きた………」

変わってる………、めっちゃくちゃ変わってる……。

「私、なにして……いや、言うわ!」
「…?」
「私ね!貴方のこと好きなの!だから…」
「あのなぁ……、俺はオンナに興味ないんだよ」
「えっ?」

い、今アイツ……なんつった?

「も、もう一回言ってくれない…?」
「オンナに興味ねえんだよ」

「………、う……嘘でしょ……?ヒカルくんって、…ソッチの趣味!?」

「っ!!ば、バカ野郎!!んな訳ねえじゃねえか!!」
「あーらら、泣いちゃった~」
「だから……色恋に興味ないんだって…」

ヒカル……こればっかりはお前が悪い…。

「あーあ、女の子泣かせるなんてひっどい女の子だなぁ」

「!!」
「誰だ!?」
「というか誰が女だ!!」

「あぁ失敬……間違えて悪かったな、遊矢クンはおっひさ~」

なんか聞いたことある…というか隣にいるヒカルの声じゃねえか!?……これはつまり、…。

「なっ……」

「お前らバカ過ぎるんだよ…、何度俺に騙されちゃってんの?当然、お前らも、この世界の住民も、なにもかも…!」

「…貴様が、もう一人の俺だな」

「ピンポーン。ちなみに俺の正体は…!!」

どこからともなく現れて巻き上げられた水の中から現れたのは……、

「神の五王が一人、ポセイラ。この姿では初めまして、皆さん」

「ポセイラ……」
「なるほどな、慶太を唆してバイオデュエリストだった危険分子の狩也を潰そうと画策し、更に遊矢に喧嘩を売って仲間割れを促した…」

「ちなみに、助けたのは偶然です。たまたまだったんで利用しました」

ぐ、偶然………。でもそれが逆にヒカルを追い詰めるに至ったって訳か……なんてヤツ……!!
狩也や慶太にまで手ぇ出して、俺とヒカルを仲間割れさせようだなんて…!

「ポセイラ!今すぐデュエルしろ!!」

「残念ですが、こちらも時間がありません。今日はお別れです、さようなら」

「待て!!」
「…消えちゃったね……」

アイツ……絶対に倒す!

「で、ヒカリはどこにいる」
「うー……ショッピングモールのアイスクリームショップ…」

なんかこっちは平和だよね………。


~~~


「あ!托美おねーちゃん!」

「やほー!」
「ほ、ホントにいた……」

なんだろう……この虚脱感……探せばよかったんじゃねえかなぁ?

「お兄ちゃんなんでボロボロなの?」
「…聞くな……」

結局のところ、托美はヒカリをアイスクリームショップで足留めすれば自分にところに来ると思ってたみたいだ。んで、デュエルに勝てば告白できるとかどうとか言ってた。
まぁ結局大失敗で、ヒカルにフラれたって感じだけどな。

「………?」
「ヒカル?」
「さっきの男…遊矢に似ていたような…」
「へ?」
「なんでもねえ」

何故かその時は、吹いてくるはずがない違和感のある風が顔に当たった気がする。


~~~


「ただいま鏡(キョウ)ちゃあ~ん」
「よう、久しぶり」
「ヒカルちゃんだっけ?アイツ面白そうだったぜ?」
「カミサマのクセに暇だな、お前」
「鏡ちゃんひっどぉい~、鏡ちゃんだって暇人してるじゃぁん?」
「ま、いずれ分かるさ、いずれな」
「ヒュ~期待しちゃうねえ~」

ま?俺っちの獲物はヒカルちゃんだし?
カミサマのフリしようが俺は俺だよ、鏡ちゃんの目的はいずれとして、俺っちは近々狙っちゃおうかなぁ。

精神を潰して心を抉る、さぁって誠ちゃんも準備を始めちゃおっかなぁ~。



84話へ続く

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【あとがき】

今回の一言、「ひどい公式ホモを見た」。
安心しろ、公式は夕紀夜だからなんの問題もない。あと誠氏ね。

遂に鏡&誠登場!!誠って誰という方いらっしゃると思うんですけど、イラスト描いて失敗したからまた描こうとしてるクズです。人間というかカミサマのクズ。
鏡は言わずもがなですね、最早ベクターを越えるクズコンビに当たるんじゃないかと構成の時点で思ってる。なんだ、ただの遊戯王か。
ポセイラさん何者なんだ………。

次回!!鏡編はヒカルを中心に進みます! 
遊矢たちがいなくなってしまう夢に悩まされる中現れたミコの予言、カイトを倒し迷いを断ち切れ!!………ところが相手はクリス!?
そして新たな神の五王が動き出す!

【予告】
悪夢や呪いに悩まされるヒカルの前に、ミコが現れる。
「心の迷いを断ち、鏡を倒せ」と言うミコへの疑問を抱きながらも心の迷いを断つため、天城カイトの元にやって来る。
カイトを倒そうとデュエルを申し込むも、何故かデュエルの相手はクリスになってしまい……?
次回!第84話「決意の時 ヒカルの挑戦」