ジェレスタ4 「遊 矢 VS ミ ナ ト !

鋼 の 風 戦 士 - 疾 風 の エ フ ェ ク ト ラ イ ダー」



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「ふんっと!よしっ!」


「はぁ・・・」

「小鳥ねえさーーーーーん!!」

「遊矢くん・・・珍しい、こんな朝早く・・・」

「だって、姉さんが言ってたんじゃん。今日、土曜日には凌牙さんとカイトさんに会えるって」


そう!今日は・・・今日はついに!


「あの伝説のデュエリストたちに会えるんだもんなぁ~・・・ふわわ~!」

「はいはい、さっさと支度しなさい。朝ごはんも食べてないでしょ?」

「おわっ!そうだった!」


伝説のデュエリストたちとデュエルする前に腹ごしらえしねえと、腹が減っては戦はできぬ!!ってどっかの誰かさんが言ってたっけか?・・・とにかく飯食うしかねえ!!


「姉さん!デュエル飯はー・・・?」

「今日はトーストよ、早く食べないと、置いていくわよっ」

「わ・・・分かったよぉ・・・」


せっかく姉さんのおいしいおにぎり食べられると思ったのにー・・・なんでトーストになるかな・・・。・・・でも思い出すなぁ、朝飯とか食べるたびに母さんと父さんの事。おいしかったよなぁ・・・母さんの出す料理全部!


「ふわわ~・・・」

「お母さん!いってきまーす!」

「・・・え!?」


姉さんひでえ!!!どうして置いていくんだよー!!


とにかくトーストを咥えてショルダーカバンにDシューター、Dセンサー、Dゲイザーをつっこむ。これで準備完了だ。

・・・って姉さんが十字路まで行っちまった!!?



~~~



「姉さんどこ行ったんだー?」


姉さんの姿が全然見えないというか・・・まさかいつもの迷子症のせいじゃ・・・いやいや、そんなこと考えてるわけにも・・・。とにかく姉さんを探さないと皆さんにも会えないし、どうしよ・・・アミと合流かな?


それもこれも全部迷子のせいなんだなぁ・・・知らない所に行こうとすると絶対に迷子になる、これは俺の常識。というか絶対に迷子になる。なにがなんでも迷子になる、だから広い場所は苦手だ。


「・・・?おい、お前」

「?えっとなんの用で・・・・・・・・!!?」


目の前に衝撃の光景、当然笑いじゃない。そこにあるのはただただ驚きの一言。青紫のまとめた髪に深海みたいな蒼い目、この人は!!


「り・・・凌牙さんですかーーーーー!?」

「お、おう・・・」


相手も大層困った顔してるけどまさにここに、3人目の憧れの人物がやってきたんだ!なんつー幸運なんだッ!!


「いたー!遊矢くんっ!」


「あ、小鳥姉さん!」

「心配したわよ?なにもなかった?」

「普通ねえよ・・・、それよりもさっ!!ほらほら見てよ!」

「久しぶりです」

「えっ!?」

「3年ぶりか、遊馬が戻ってきたって聞いたんだが・・・」

「俺!遊馬さん見た!超かっこよかったぜ!」


遊馬さんを探して戻ってきたってことはこの町を離れてたんだよな・・・。それはそれで知りたい事が山ほどあるけど、どうやら向こうもこっちに知りたい事があるみたいだな・・・。


「遊馬を見たということは・・・この町のどこかにいるのか。いつ見た?」

「えっと・・・月曜日だったっけな・・・登校時間だから8時すぎだったようなぁ・・・」

「月曜の8時か・・・お前の登校経路さえ分かれば、遊馬の場所の特定も可能かもしれないな」

「そうなの!?」


「貴様ら、遊矢に話を聞いてそんなに盛り上がるな、遊矢が驚くだろう」

「その割にはカイトも遊矢くんと会うの楽しみだったのよね?」


後ろからカイトさんがやってきた、んで・・・その隣の人は・・・・。


「えっと・・・自己紹介します!俺、風雅遊矢って言います!よろしくお願いします!」

「私は天城ミナト、カイトの姉よ」

「姉ちゃんなのか!すげえぜ、ミナトさん!」


やっぱりカイトさんの姉さんってことはデュエルするのかなぁ・・・デュエル、してみたいなぁ・・・!


「ミナト姉さん、遊矢のやつ、デュエルしたがってるようだが・・・」

「デュエルしたいの?」

「あぁ!俺、今すっげえデュエルしたい!カイトさんに凌牙さんにミナトさん!こんな強いデュエリストとデュエルできるなんて、すっげえワクワクしてるんだ!お願いします!」

「分かったわ、それじゃあ私とデュエルしましょ!」


ミナトさんと・・・ミナトさんとデュエルできるっ!!これはアツく燃えるしかねえ!やってやるぜ!!


「行くぜ!Dシューター展開っ!!デュエルディスク、セット!!」

「デュエルディスクセット!」


「Dゲイザーセット!デュエルターゲットロックオン!」


《ARヴィジョン、リンク完了》


「「デュエル!!」」


相手は遊馬さんたちと戦ってきた強力なデュエリスト、絶対に手は抜けねえ・・・だからこそ遊馬さんのくれたホープ・オブ・ソードの力が必要になるはずだ!


「俺の先攻!ドロー!俺は《Ss-速攻のスピリット》を召喚!」

《攻撃力:0》


「更に儀式魔法《風封印の儀式》を発動!このカードは自分フィールドの風属性モンスターをレベルが7になるよう墓地に送る!スピリットの効果発動!スピリットが儀式召喚の素材になる時、1体でその素材分になる事ができる!これでスピリットをリリースし、儀式召喚!現れろ《Ss-雅風のストームアビシャスレイン》!!」

《攻撃力:2400/レベル:7》


「俺はこれでターンエンド!」


これで十分な守りは敷けた!ミナトさんでも、このストームアビシャスに届くわけない!!さぁ見せてくれよ!ミナトさんがどんなデュエルをするのか!


「私のターンドロー!私は相手フィールドにモンスターがいる時、《暗黒物質の老魔術師》を守備表示で特殊召喚!」

《守備力:2000/レベル:4》


「守備表示って・・・そんな守りじゃ、ストームアビシャスで一撃粉砕だぜ?!」

「まだまだ甘いわね」


「私は老魔術師の効果!このモンスターの効果で守備表示の状態で特殊召喚された老魔術師は2体分のエクシーズ素材になる!」


レベル4のモンスターが2体・・・来るのか!


「私はレベル4の老魔術師2体分でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよ《暗黒物質の聖戦士》!」

《攻撃力:2500/ランク:4/ORU:1》


「聖戦士の効果発動!オーバーレイユニットを全て使う事で相手フィールドに存在するモンスターの効果を無効にし、攻撃力を0にする。そしてこのターンのバトルフェイズのみ、攻撃力を500ポイントアップする!」

《攻撃力:0》《攻撃力:3000》


「攻撃力3000のモンスターが攻撃力0のモンスターに攻撃っ!?」


「いけっ!聖戦士でストームアビシャスを攻撃!ブラックホールデストラクション!」


「俺は手札の《ウィンドクリボー》の効果を発動!手札から墓地に送る事で俺はバトルダメージを0にできる!ふう・・・」


「甘いわ!私は更にオーバーレイユニットのない聖戦士の効果を発動、このモンスターはオーバーレイユニットがない状態で相手モンスターに攻撃した時、相手プレイヤーにそのモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える!」


「なんだって!?ぐっうわぁあああああ!!」

《遊矢のライフ:2800》


ストームアビシャスを破壊された上に、ライフを1200も削られるなんて・・・。さすがはカイトさんのお姉さん、そう簡単にやられるはずないか・・・。


「私はカードを1枚伏せてターンエンド、そして攻撃力は元に戻る」

《攻撃力:2500》


「攻撃力2500でも十分すぎる壁だな」

「果たして遊矢に、あの壁を越えられるか・・・見ものだな」


「俺のターン、ドロー!俺は《Ss-シュート・ブレイブ》を召喚!更に魔法カード《疾風銀河召喚》を発動!自分フィールドにSsが通常召喚された時、デッキからSs1体を特殊召喚する!現れろ!《Ss-ワンダー・ガール》!」


これで俺のフィールドにもレベル4のモンスターが2体そろったぜ、見ててくれよ、遊馬さん!これが俺のデュエルだ!


「俺はレベル4のシュート・ブレイブとワンダー・ガールをオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れろ《Ss-エア・ストリームソード》!!」

《攻撃力:2100/ランク:4/ORU:2》


「決まったわ!エクシーズ召喚成功よ!」


「これからが進化だ!俺はエア・ストリームソードを素材に、エア・ストリームエクシーズチェンジ!現れろ!ジェレスタエクシーズ!希望の光、疾風迅雷の騎士《希望騎士 ホープ・オブ・ソード》!」

《攻撃力:2500/ランク:4/ORU:3》


「ジェレスタ・・・・エクシーズ・・・ッ!?」


ジェレスタエクシーズ、遊馬さんからもらった希望!俺の力だ!


「ホープ・オブ・ソードのモンスター効果発動!オーバーレイユニットを1つ使う事で相手フィールドのモンスター1体の攻撃力1000ポイントにつき、攻撃力を800ポイントアップ!俺はオーバーレイユニットを2つ使う!これで俺のモンスターの攻撃力は800×4で3200アップする!」

《攻撃力:5700/ORU:1》


「いけっ!ホープ・オブ・ソードで聖戦士を攻撃!シューティングスターブレード!!」


決まった!!これでミナトさんのライフもだいぶ・・・・・ッ!?


「ふう・・・」

《ミナトのライフ:2400》


「そ・・・そんな、どうしてライフが2400も・・・!?」

「罠カード《暗黒物質吸収術》、このカードは自分のフィールドの暗黒物質と名のつくモンスターが攻撃対象となった時発動し、ダメージを半減して自分のモンスターの破壊を守るカード」


まさかそんな奥の手を隠してたなんて・・・これが本当の強者の力!俺も甘く見すぎだぜ、ホープ・オブ・ソードの攻撃力はエンドフェイズに戻るけど、効果は相手のバトルフェイズでも使える・・・これなら!


「俺はこれでターンエンド!」

《攻撃力:2500》


「私のターン、ドロー!私は《暗黒物質の聖戦士》をリリース!」


なぜだ!?あの攻撃力ならオーバーレイユニットを復活させるカードで、俺にとどめをさせたのにわざわざリリースなんて・・・。しかもホープ・オブ・ソードを簡単に超えられるモンスターなんてそう簡単に。


「このモンスターはね、攻撃力2500以上の攻撃力を持つモンスターをリリースしなければ特殊召喚できないの」


ミナトさんの右手に紫紺の仮面が乗せられた、アレに何の意味が・・・。


「宇宙の全てを統べる暗黒の力よ、今その形を成し、降臨するが良い!!深遠の覇者《黒穴眼の暗黒物質竜》!!」

《攻撃力:3000》


暗黒の竜・・・・・・!?だけど攻撃力ならホープ・オブ・ソードで超えられる範囲内!!


「いけっ!ブラックホールアイズでホープ・オブ・ソードを攻撃!」


「この瞬間!ホープ・オブ・ソードの効果を・・・「無駄よ!」なにっ!?」


「ブラックホールアイズの効果発動!このモンスターと戦闘する相手モンスターをバトル終了時まで除外する!」


自分が召喚したモンスターを自分の手で除外・・・!?いや違う、これでホープ・オブ・ソードはオーバーレイユニットを失った・・・!これじゃあ効果が発動できず、ブラックホールアイズの攻撃を受ける事になる。


「バトル終了時、ブラックホールアイズとホープ・オブ・ソードが帰還!そしてブラックホールアイズはこの効果で除外された相手モンスターのレベルまたはランク×200ポイント攻撃力をアップする!ホープ・オブ・ソードのランクは4、つまり800ポイント攻撃力を上げるわ!」

《攻撃力:3800》《ORU:0》


「攻撃力・・・3800・・・!?」


「さすがは姉さん、ホープ・オブ・ソードを始末するためにここまでのことをすべて考えていたのか」


「私はさらに速攻魔法《暗黒物質零式(ダークマターゼロ)》を発動!このターン、自分のバトルが無効になった時、メインフェイズ2に発動し、もう1度攻撃する事ができる!」


「なんだって!?」


「更に零式の効果で攻撃するモンスターの攻撃力が3000以上の場合、そのモンスターの攻撃力を更に1000ポイントアップする!」

《攻撃力:4800》


「いけっ!ブラックホールアイズでホープ・オブ・ソードを攻撃!消失の暗黒物質弾!!」


「っ!!くぁあああああああ!!」

《遊矢のライフ:200》


「これで貴方のライフも風前の灯よ、私はこれでターンエンド!」

《攻撃力:3800》


ミナトさんの狙いは、最初から零式を使って自分のモンスターを強化した上でホープ・オブ・ソードという切り札を破壊する事だったのか。俺のライフも残り200・・・このままじゃ!!


「遊矢くーん!諦めるんじゃないわよー!!」


「姉さん、・・・・そっか、わぁかってるって!やるっきゃない!やってやるしかねえんだ!俺のターン!!」


・・・!このカードなら、絶対に勝てる!!


「俺は《Ss-ヘブンズ・ローアイズ》を召喚!」

《攻撃力:100/レベル:1》


「このモンスターはリリースすることで墓地のレベル4以下のモンスターを2体特殊召喚する!現れろ!《Ss-シュート・ブレイブ》!《Ss-ワンダー・ガール》!さらに《Ss-キャリア・ウィンディ》を特殊召喚!このモンスターは自分フィールドにSsが特殊召喚された時に特殊召喚できる!」

《攻撃力:1500/レベル:4》《攻撃力:1200/レベル:4》《攻撃力:1000/レベル:4》


「レベル4のモンスターが3体・・・一気に並べた!?」


「俺はレベル4のシュート・ブレイブ、ワンダー・ガール、キャリア・ウィンディの3体でオーバーレイ!3体の戦士族モンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろ!《Ss-鋼の風戦士 疾風のエフェクトライダー》!」

《攻撃力:2800/ランク:4/ORU:3》


これが俺のもう1体の切り札。疾風となり敵に立ちふさがる鋼鉄の戦士!!


「エフェクト・ライダーの効果を発動!3つの効果のうち1つを選択!俺はオーバーレイユニットを2つ使って相手フィールドに存在するすべてのカード効果発動を無効にする!」


「だけどそれでも攻撃力はブラックホールアイズよりも下よ!」


「どうかな?!オーバーレイユニットを1つ使う事でエンドフェイズまで攻撃力を1000ポイントアップできる!」

《攻撃力:3800/ORU:0》


「いっけえ!エフェクト・ライダーでブラックホールアイズに攻撃!ベルフェ・スライディムド!!」


「だけど攻撃力は同じ!これで2体は相打ち!!」


「・・・・だけどこの瞬間、エフェクト・ライダーの効果が発動!このモンスターがオーバーレイユニットのない状態で破壊された時、相手の墓地に存在する攻撃力が1番高いモンスターの攻撃力分のダメージを与える!ミナトさんの墓地にはブラックホールアイズ!いっけえ!フォース・アイズストリーム!!」


「ッきゃああああああああああ!!」

《ミナトのライフ:0》


《WIN:風雅遊矢》


勝っちゃった・・・ホープ・オブ・ソード以外でも勝っちゃった~!!


「やったぜ!やったやったやったぁ!!」


「これが今の・・・いいえ、私達の次の時代を生きるデュエリストの力なのね」

「ミナトさん・・・」

「貴方なら、この先の困難を必ず乗り越えられるはず。諦めないで、かっとビングよ」


かっとビング・・・遊馬さんの口癖。色々な人々の心に伝わってるんだな・・・もちろん、俺の心にも・・・。


「はいっ!!」



~~~



「・・・・・・・・出る幕なしかよ」

「トーマス兄様、しばらく俺達の出番はないようですね。行きましょう」

「そうだな、行くぜ」



俺の大事な心の奥に眠ってる熱い気持ち、絶対にこれからも燃やし続けるっきゃないだろ!くぅ~~!燃えてきたぁ!!


「よぉし!凌牙さん!俺とデュエルしてください!」

「俺と?」

「はい!もっともっと強くなって、いつか遊馬さんに追いつきたいんです!」

「・・・一体誰に似てるんだろうな、まるでどこかほっつき歩いてる海老頭そっくりじゃねえか」

「って遊馬さんをバカにしないでください!」


でもこの人なりの友情なのかも、それはそれで、面白いかもしれないなっ!!



~~~



「ジェレスタエクシーズが人間界に・・・!?」

「はい・・・5年前のナンバーズ事件と、同じことが・・・起きるかもしれません・・・」

「なんということだ・・・遊馬が行方不明になり、私は・・・そうか、ジェレスタエクシーズを持つ中で遊馬に似た人物がいないか、大至急探し出してくれ!」


「はっ!!」


「遊馬・・・きっと、君の力を再び借りなければ・・・いけなくなるかもしれない・・・」



5話へ続く


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【あとがき】


シャーマンキングに再燃した百合奈氏です((違うwww

アストラルキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!無双ですね、分かります。いやいや違うだろwww


ちなみに最後のVSシャークは遊矢が思いっきり負けてますw3度目でやっと勝つという・・・ミナトへの勝ちとはなんだったのか。そんなことを気にしてはいけない、だって久々の上級者主人公だし。

ワンダー・ガールは可愛いです、ヒロイン枠です。そしてついにやっちゃった過労死枠はシュート・ブレイブですwww4回エクシーズ素材になるとはwww


小鳥とは違ってアミちゃんは休みもあります。アミちゃんの顔とかも描きたいね。


【予告】

学校で連続デッキ強盗事件が発生!なぜか遊矢はその犯人にされてしまい大ピンチ!?

真犯人を捜すため授業中のデッキ保管室に潜入した遊矢たち、そしてその目の前に現れた意外な人物とは・・・?

次回!ジェレスタ5「ジェレスタエクシーズの脅威 防げ!魂の風戦士!」



【新コーナー!!】


遊矢「今回紹介するのは新たな召喚方法、ジェレスタエクシーズ召喚!」

アミ「特定のモンスターをエクシーズ素材にして強力なモンスターを召喚できるのよ!遊矢はエア・ストリームソードからホープ・オブ・ソードを呼び出せるの!」

遊矢「次回は、俺の使う新たな種族を紹介するぜ!」

アミ「お楽しみにね!」