昨夜見た夢がなんかおもろかったのでメモ代わりに残すことにした。
わしは魔術師か冒険者か、各地を回って様々な儀式を繰り返すことで何らかの目標(詳細不明)を達成しようとしていた。
(この辺りは最近やっているゲーム「Fate Ground Order」の影響だと思う)
ただし、その目標には最初の一人しか到達することができず、他にも強力なライバルや敵がいることはわかっていたので焦りながら進めていた。
時が流れて最終局面に入り、目的地である「門」到達の直前までやってきたというのにライバルたちに拘束されてしまい、目の前でライバル達が儀式を終えて目的のものを手に入れるのは時間の問題となっていた。
この時目の前で不敵に笑っていたのはライバルたちのリーダーであり、金髪に赤い瞳で傲慢そうな態度の、まさにFateシリーズに登場する「ギルガメッシュ」にそっくりな人物だった。
「このままただじっとしているだけではライバル達に目的のものを横取りされてしまう…」
そう考えて焦った自分は高速を無理やり解くと目の前のギルガメッシュ(風のだれか)を足蹴にし、儀式を行っていた者たちの気を逸らすことで儀式を中断させた。
次に自分は声の限り叫んだ。
「クーフーリン!!!!!!」
すると次の瞬間、どこからともなく青い長髪をなびかせながら大きな槍を手にした青年風の男が現れた。
間違いなく「Fate」シリーズに登場するランサー・クーフーリンだった。
(おそらくこの夢では彼が自分のサーヴァント)
驚いた表情の彼に対し、目の前ひある開きかけの門を指さして言った。
「行くぞ!!!」
すると彼の表情が一変、たくましい表情へと変わった。
「応よ!!!」
答えた彼は手にしていた槍を振り乱して儀式を行っていた連中をかき分け、その槍で門を貫き、破壊した。
風の様に速く走る彼の後を追って門を越えると、その先にもう一つ「扉」があるのが見えた。
彼がこれをまたもこじあけて突入すると、これ以上は誰も入れさせないためなのか大きくて分厚い鋼鉄のシャッターが下りてきた。
間に合うかは紙一重だったが、滑り込みで扉の先に入ることができた。
扉の先にあったのはごちゃごちゃとして散らかった、一般家屋の一室みたいな所だった。
すると彼が
「儀式はちゃんと終わったんだろうな!?」
と私を問い詰めてきた。
私は正直に
「いや…。儀式はまだ終わっていなかった」
と言うと、今度は怒りと絶望の入り混じった表情に変わり、「バカヤロウ!」と私を怒鳴りつけた。
彼曰く、儀式を行わないか完遂しないまま門の先に進むと目的の物は手に入らないばかりか、死や空腹等が何もないまま永久にその空間に閉じ込められるのだと言う。
私は酷く後悔した。
自分が未来永劫、この汚くて狭い部屋の中に閉じ込められるだけでなく、自分の相棒である彼もまたそれに巻き込んでしまった事に。
その後どのくらい時間が経過したのかは分からないが、考える事がほぼできなくなる程に気力が失せていた。
彼はいつからか私の前に姿を見せなくなっていたので酷く孤独でもあった。
そんな中、おもむろに立ち上がった私は「扉」の前に立っていた。
開くはずのない、永遠に固く閉ざされたはずのその扉に手をかけた。
すると、ほとんど力を入れていないにも関わらず扉が開いた。
「・・・え?」
あまりに呆気なく「扉」が開いた事にただただ驚くばかりだったが、目の前には壁に寄りかかってテレビを見る一人の男がいた事に気が付いた。
あの「ギルガメッシュ」によく似た、例の男だった。
男はこちらを向いて「フッ」と鼻で笑ったかと思うと、その目に「2」という数字が浮かび上がったのが見えた。
その意味が分からなかったが、男の他にもクーフーリンやその他の自分の知人が周りにいた事に気づき、しばらく時間が経ってから私は膝から崩れ落ちた。
「独りじゃないのが嬉しい…!
生きている事が嬉しい…!」
欲に目がくらんだ自分の行った愚かな行為を悔いるとともに、あの未来永劫の地獄から抜け出せたことに対する嬉しさで涙が止まらなかった。
その後分かったことだが、クーフーリンは私よりも先に「ギルガメッシュ」に似た男にあの部屋から救出されており、私が彼より遅く助けられたのは私を反省させるためでもあったらしい。
目に浮かんだ「2」とは、あの部屋から救い出した2人目の人間、という意味があったらしい。
そしてなにより、「ギルガメッシュに似た男」は紛れもない「ギルガメッシュ」本人なのだという。
(この時の彼は傲慢そうな笑みを浮かべてはいたが、どこか優しい雰囲気でもあったので「FGO」で登場するキャスタークラスの彼だったのかもしれない)
以上。終わり。