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イタリアの主要通信社ANSAが12日、報じたところによると、国際テロ組織アルカーイダ系とみられるフランス人2人が英国とフランスでのテロを準備した罪で同日、起訴された。2人はイタリア南部バリの刑務所に半年間、拘留されていた。
2人は2008年11月にギリシャから不法難民としてバリに到着したところを逮捕された。2人のキャンピングカーからはテロ準備関係の文書が発見され、パリ郊外シャルル・ドゴール国際空港が標的になっていたことも判明したという。
2人は2008年11月にギリシャから不法難民としてバリに到着したところを逮捕された。2人のキャンピングカーからはテロ準備関係の文書が発見され、パリ郊外シャルル・ドゴール国際空港が標的になっていたことも判明したという。
筆者は以前このコラム(末尾*1参照)で、CGMというものは、そもそもの発想からして危険ではないか? という話を書いた。
そこで「いずれの方法でも『招かれざる客』を防御することができない」と書いた。CGMが利用者の自由な書き込みをほぼ無制限に許している以上、「プログラム上適切だが、不適切な結果となる利用」に論理的に対抗する方法はないはずなのである。
ここで無制限に許しているというのは、有効な防御措置を講じていないという意味である。規約上、あーだ、こーだ書いていても、それは有効な防御方法にはならない。規約に書いておけば済むという発想は、典型的な『サイバーノーガード戦法』でしかないと思うのである。有効な防御方法と罰則規定のない法律のようなもの。問題が発生した時に、運営者側がエクスキューズできるためのものでしかない。
具体的に言ってしまうと、この考え方に立つと、ブログ、Wiki、掲示板などのサービスのほとんどは『サイバーノーガード戦法』(末尾*2参照)を実戦するトンデモ管理者になってしまう。
ということを考えていたら、来るべきものがやってきた。『サイバーノーガード戦法』を活用しているWikiサービスを使ったP2Pストレージサービスである(末尾*3参照)。
ようするに、データはWikiに置いて、P2Pで通信を行い、自分が必要とするファイルを見つけたら、そのデータをWikiからダウンロードする。なんて便利なシステムだろう。
これまでのP2Pシステムだと、データのありかを見つけるのも、データそのものを転送するのも、P2Pで行っていたわけで、そうすると巨大なデータを転送する際には帯域を食う。自宅でやると結構、つらかったりするわけである。
これに対して今回のシステムは、データの転送をWikiのサーバにまかせられる。自分の家の帯域を食われない。素敵だ。
●CGMの前提となっている『善良な利用者』
このシステムが端的に教えてくれるのは、CGMは『善良な利用者』を前提としているということだと思う。
CGMの利用規約をちゃんと読んで、それを遵守し、規約に書かれていないことも常識や規約から類推できる範囲で考えてくれる。そんな素晴らしい『善良な利用者』を前提にしないとCGMは機能しない。リアルな社会で、そんなことを言ったら、ありえないだろ、と即座に、つっこまれるんじゃないかと思う。
インターネット黎明期で利用者も限られており、相互扶助しなければ物事がうまく進まない、ネットそのものがダメになる、そういう時代ならば、『善良な利用者』を期待することは合理的だったような気がする。物事、なんでも黎明期には『善良な利用者』がたくさんいるような気がする。というか、そういう人が集まらないとそのサービスは広がらない。
しかし、黎明期を過ぎて、社会のインフラになってしまえば、そうも言っていられない…
そこで「いずれの方法でも『招かれざる客』を防御することができない」と書いた。CGMが利用者の自由な書き込みをほぼ無制限に許している以上、「プログラム上適切だが、不適切な結果となる利用」に論理的に対抗する方法はないはずなのである。
ここで無制限に許しているというのは、有効な防御措置を講じていないという意味である。規約上、あーだ、こーだ書いていても、それは有効な防御方法にはならない。規約に書いておけば済むという発想は、典型的な『サイバーノーガード戦法』でしかないと思うのである。有効な防御方法と罰則規定のない法律のようなもの。問題が発生した時に、運営者側がエクスキューズできるためのものでしかない。
具体的に言ってしまうと、この考え方に立つと、ブログ、Wiki、掲示板などのサービスのほとんどは『サイバーノーガード戦法』(末尾*2参照)を実戦するトンデモ管理者になってしまう。
ということを考えていたら、来るべきものがやってきた。『サイバーノーガード戦法』を活用しているWikiサービスを使ったP2Pストレージサービスである(末尾*3参照)。
ようするに、データはWikiに置いて、P2Pで通信を行い、自分が必要とするファイルを見つけたら、そのデータをWikiからダウンロードする。なんて便利なシステムだろう。
これまでのP2Pシステムだと、データのありかを見つけるのも、データそのものを転送するのも、P2Pで行っていたわけで、そうすると巨大なデータを転送する際には帯域を食う。自宅でやると結構、つらかったりするわけである。
これに対して今回のシステムは、データの転送をWikiのサーバにまかせられる。自分の家の帯域を食われない。素敵だ。
●CGMの前提となっている『善良な利用者』
このシステムが端的に教えてくれるのは、CGMは『善良な利用者』を前提としているということだと思う。
CGMの利用規約をちゃんと読んで、それを遵守し、規約に書かれていないことも常識や規約から類推できる範囲で考えてくれる。そんな素晴らしい『善良な利用者』を前提にしないとCGMは機能しない。リアルな社会で、そんなことを言ったら、ありえないだろ、と即座に、つっこまれるんじゃないかと思う。
インターネット黎明期で利用者も限られており、相互扶助しなければ物事がうまく進まない、ネットそのものがダメになる、そういう時代ならば、『善良な利用者』を期待することは合理的だったような気がする。物事、なんでも黎明期には『善良な利用者』がたくさんいるような気がする。というか、そういう人が集まらないとそのサービスは広がらない。
しかし、黎明期を過ぎて、社会のインフラになってしまえば、そうも言っていられない…