いつも読んで頂きありがとうございます。今日一日に感謝して終わりましょうね！

画像のワンコはポメラニアンの入ったMIX犬で男の子の『マサヒロ君』です。私はまー君と呼んでいます。

飼い主さんが脳梗塞で車イス生活となり、施設に入所されて、まー君は1人で大きなお家に住んでいます。

最初私のところにまー君をもらってくれないかとご近所さんが声をかけて下さったのですが、可哀想だけで命あるものを安易に引き受けることはできません。先住犬がいますので、その子のことをするだけで四苦八苦です。

（↑今一緒に生活している家族）

まー君の住む町内の組長さんと私とで面倒を見ています。飼ってあげられないので、まー君には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。今私ができることを精一杯やらせてもらってます。

組長さん夫妻は80代の高齢でお孫さんが散歩に連れて行ってくれます。私は獣医さんに連れて行って狂犬病の予防接種にフィラリアの予防薬をもらったり、今度はトリマーさんにカットをしてもらいに連れて行きます。

まー君が生かされていることに感謝です！

しかしながら、飼い主さんは家に戻ってきてもまー君の面倒をみることはできないし、戻れる見通しもないそうで、もう保健所に引き取ってもらうしかない！という選択をしています。

えっー、簡単に保健所行きとか言ってほしくないです。それがどういうことなのか、わかっているのか？！後戻りのできない恐ろしい行為にあたると思います。

色々なところに声をかけて、まー君の新しい飼い主を捜していました。みんな『保健所だけは勘弁してあげてほしい！』といって飼うことはできないという矛盾に心を痛めてくれました。

耳を疑ってしまうような奇跡がおきました。まー君の飼い主になって下さる方が現れたのです。

こみあげらる嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

今の状況は、いつまでも続かないだろうし、どこかで行き詰まりがやってくると思ってます。

悲しいけれど、まー君にお金はかけられない！これがご家族の意志です。

このせちがない現状の中で、この思いもまた間違いではないのですが。まー君の命と引き替えにはできません。

これから暑くなってきます。暑さの中でまー君が熱中症になってしまう確率は高いと思います。冷房をつけっぱなしにしたら今度は電気代のことを言われるのは間違いありません。

まー君が病気になったり、今11歳ですが、これ以上歳をとってしまうと、飼い主さんになってくれる受け入れ口を狭めることに繋がってしまうと思います。

また組長さんご夫妻は高齢で足元も確かではありません。緑内障で片目しか見えていない中でケガをしてしまうことになったら、本当に大変なことになってしまいます。

まー君が元気なうちに、そしてケガがないうちに

新しい飼い主さんに送り出してあげることが最善ではないかと考えます。

まー君のことでこれ以上争い事を起こしてはもらいたくないです。まー君には何の罪もありません。

まー君を大切に面倒を見て下さる方に頂いてもらうことが、まー君にとってもご家族の方々にも、そして今面倒を見て下さっている組長ご夫妻にとっても1番いい選択ではないかと思います。

人間の勝手なエゴにまー君を巻き込んでしまい、挙句の果てに殺処分、あり得ないことだと思います。

命あるもの同志‥そこに犬とか猫とか関係なくて共存しあっていくことが大切ではないかと感じます。

この地上は決して人間のためだけにあるのではないと思います。人間ほど優秀な動物はいないのでここ地よい場所にするための知恵を出し合えばみんなが笑顔で暮らせるのではないかと思います。

まー君は人間を信じてくれています。私を見れば尻尾を振ってきてくれます。私は絶対にまー君を裏切らない、神様どうかまー君を生かしてあげられる方向にして下さい。

まー君の新しい飼い主になって下さる方に心から

ありがとう！

ありがとう！

軽々しくは

たった一つしかない生命というけれど、お互い人間の身体は、実は33兆という気の遠くなるほどのたくさんの細胞が、神わざとも言うべき巧みさで組み合わされて、その調和ある働きによって、それで見事に成り立っているという。

なかでもその素晴らしさは、頭の中の大脳の表面。そこには140億もの神経細胞がギッシリつまっていて、それらがチカチカかパチパチかは知らないが、ともかくも妙なる作用をして、それではじめて人間としてのものが考えられるという。

見られるものならば見てみたいと、ソッとわが頭をなでてはみるものの、実はその140億個の神経細胞は、まず普通人の場合、働いているのはそのごく一部で、神に近い天才と言われる人でも、いまだかつてその細胞全部を生かしきった人はないというのである。

そうとすればお互いに、もうこれしか考えられないとか、これこそ絶対とか、自分だけが正しくて他はすべて間違いとか、そう軽々しくは言えないような気がしてくる。

もう一度謙虚に考え直してみたい。もう一度素直に学び直してみたい。

　続道をひらく　松下幸之助著より抜粋

『まー君』‥ありがとう！