またまたローションについてご質問を頂いたので、ブログにてお応えしようと思います
私はピンクと紫のローションしか使ったことがないのでそのお話しかできませんが、ご参考になれば幸いです
まず最初、学校にはピンクのローションしか売ってなかったので、それしか知らず
ピンクのローションを使っておりました!
だんだんとスクーリングを重ねていくうちに周りを見渡すと、ピンクの他に紫・青・透明・緑などいろんなメーカーさんのローションを使ってる方が増えてきたので使った人にいろいろ聞いてみると、、
●ピンク…1番扱いやすい
●紫…濃く乾きが早いのでセット力がある、水でかなり薄めて使うので経済的だがそのせいか毛のごわつきが気になる
●透明…ピンクと紫の中間、ややセット力に欠ける
●青…紫より扱いやすく、ピンクよりセット力がある
●緑…不明w
(※透明・緑・青はメーカー名不明
てな感じでした!あくまで使ったみなさんの個人的な感想なので、審議の程は悪しからず…
私もピンクの次に使ってる人が多い紫を試してみることになり、最終的にはそれに落ち着きました
次にローションの濃度について
あまり濃度については気にしたことがなく、いつも適当に混ぜて作ってたのでローションのとお水の割合をざっくりご説明いたします!
《私のローション歴史》
●スクーリング1回目
ピンク:水= 5:5
※最初はこのくらいの濃度でと教わったので素直に…
●スクーリング2回目
ピンク:水=5:5,6:4,4:6・・
※ローションの濃さに迷走…濃くしてみたや薄くしてみたり…下手くそなのはローションの濃度とは関係ないことに気がつく
●スクーリング3回目
ピンク:水=7:3,8:2
※濃いめのが扱いやすいようになってくる
●スクーリング4回目
学科のため実技はなし
●スクーリング5回目
ピンク:水=10:0
紫:水=6:4,7:3
※ピンクは原液のまま使うが、減りが早すぎてお財布と相談した結果安価な紫へ変更…
紫はピンクに比べて水と混ざりにくいのでとにかく混ざるまでよく振るか、前日にある程度混ぜておくと割と勝手に混ざってたりします。
という感じです!
それにシャワーキャップ法にすると髪の毛とローションとの馴染みがよくなるので、カールやウェーブが膨張しやすくなります。なのでピンクではセット力が足りず紫へ変更、私は薄めより濃いめの方のがやりやすく感じたので濃いめに作ってます!
逆にシャワーキャップ法にしない場合は、紫は濃すぎて重たくウェーブが崩れやすく、かといって水を多めにしすぎると髪の毛がごわつく気がしたので濃度調整が難しく感じました!
ある先生はピンクと紫を半々にするといい感じとおっしゃってましたが、個人的にはあまりしっくり来なかったのでシャワーキャップにしてからは紫のみにしました!
ピンクから紫に変更してからは、3段目のスカルプチャカールがリッジにピタとつくようになったので最終的には紫:水=7:3くらいで作って使っていたと思います!
ローションの濃度は人によって本当に全然違うので、作品を作っていく中で自分がやりやすい濃度を自分で見つけるしかないのだと思います!同じローションでも、私のと真逆の『紫:水=3:7』とかで上手に作品を作る方もいましたし、要は綺麗な作品ができればよいのでローションの濃度に正解が特にないのが正解といったところでしょうか…?
ご自分でいろいろ試してみて自分に合う濃度を見つけてみてくださいね
重たく感じるのであれば、薄めればいいだけです
ひとつ言えるのは、濃度を変えても急には上手くはならないということです笑
それは、毛量調整しても、パーマをかけ直しても同じこと…先生方はどんな道具でもどんなコンディションのウィッグでも綺麗に作品を作れますよね、出来る人には出来るんです!もちろん道具にすがりたい気持ちはわかりますが、変えたところでそもそも上手く作れないものはローション変えたくらいでは作れないと気がつくので期待してた分、出来ない自分に余計にガッカリします
山野では国試本番の2ヶ月くらい前から徐々に毛量調整を始めるんですが、、(なぜそんなに直前なのかというと、私のようにウィッグをダメにしかけて毛が抜けてしまったりすることがあるのでギリギリにやります)一体一体ウィッグの状態を見ながら先生が毛量が多いところだけをセニングしてくれます。
当然、セニングすればきっと耳上のもたつきとか無くなってきれいに出来るんだろうなと勝手に思ってましたが、思ってた以上に何も変わらず…国試直前に「え?話が違うじゃん
」と焦った記憶があります笑
セニングし過ぎるとリッジが立たなくなったり、カールがまとまらなかったり、減らすことはできても増やすことは出来ないので先生も必要以上にセニングしないのが現状です。
先生のセニングに満足出来ず、自分でザクザクとセニングした結果失敗して買い直しする羽目になった方もいました…そもそもセニングすれば上手に出来ると勘違いした結果ですよね
心配な方はセニング・パーマなどを全てやってくれる業者さんもあるのでお願いすると良いと思います
だいたいウィッグを送って1週間〜10日で戻ってきて、費用は業者さんによりますがだいたい10000円前後くらいです!パーマもしっかりかけ直してくれるので、何もしなくてもカールもウェーブもできる〜と喜んでいた方もいれば、セニングされすぎてカールが小さくて作りにくい、少しでもバランスを間違えるとハゲてみえるので難しい…など様々みたいですが最終的にみんなやってよかったと言ってました
私もお金に余裕があればやった方が扱いやすそうでいいなと思います
それからローションの塗布量ですが、ウェーブやカールを作るときに梳かした時にウェーブコームやリングコームにローション溜まるようならそれは多いと思っていただいていいと思います!溜まったローションをタオルで拭いてまたやることになるのでかなりのタイムロスになりますし、そもそももったいないですよね
わからない場合は、最初は多めから始めて次回から少しずつ減らしていき、自分に合う量を見つけてください
そのうち、このくらいの乾き具合ならこのくらいのローション量でという感じがなんとなくわかってきますので焦らなくても大丈夫です🙆♂️!
ネープから横一直線に塗布をして、少しずつ上に上がっていく感じで全体を塗布するやり方は1日の最初と最後ローション交換の時のみで、毎回毎回その量を塗布する必要はありません。
メイポールはローションが乾いていると、やりにくく毛先が飛び出やすく、カールがまとまりにくいのできもち多め、逆にクロッキノールカールはローションが多いとピンが弾いてとまらなくなるので、よっぽどカピカピになってない限り塗布しません。(カピカピでもローションは塗布せず、水をひと吹きでもいいくらい)梳かせば自然に下までローションが行き渡るのでそのくらいのイメージで大丈夫です
ですので、ローション交換以外の塗布は上の方と乾きやすい生え際くらいで十分だと思います。
試験当日の朝についてですが、
私は早い時間の試験だったので朝練はせずに、家でローション交換のみしてシャワーキャップをして持って行きました!
私の場合それから3.4時間後くらいには試験開始になるのですが、では3.4時間でどのくらいローションが乾くのかというと、シャワーキャップしてるとほぼ乾きません。(試験日のタイムスケジュールを想定して一度ご自身のウィッグでもご確認ください!)
なので、試験中の7分間の準備時間にウィッグにローションを塗布する量はフロントの生え際にぴーっと一本線を引くくらいに乗せたぐらいで、他は塗布しませんでした!
でも、周りの方が『ローション交換でもしてんのかな…?』と思うぐらいベタベタと塗布してたので不安にはなりましたが、塗布しすぎると結局やりにくくなるので流されないように注意して下さいね笑
心配な方は、試験会場に早く行って控え室でローション交換すればよいと思います!
試験前にローションの状態を完璧にしておけば、7分間に余裕が生まれ衛生にしっかり目を配れるようになると思います!
また、試験時間が遅く十分な時間がある場合は練習したくなると思いますが、当日朝から6時間練習して本番には疲れ切ってしまって落ちた方もいれば、練習したせいでウィッグの状態が悪くなってしまった方も多いので、やりすぎには注意が必要です
個人的には前日にローション交換してシャワーキャップを付けてローションをなじませておき、朝イチでローション交換した直後のウィッグが1番状態がよいと思うので、練習はあまりオススメしません。
ご参考までに
✴︎美容師免許取得までの道 関連記事はこちら


