第1課題〈カット〉と第2課題〈オールウェーブ〉の衛生の流れについて説明していこうと思います!!



控え室に集合
↓決められた時間までに必ず準備とトイレを済ませた状態で入室しましょう!
山野の場合、空き教室が練習場所として朝の6時から解放されます!
毎回ではないそうですが、とてもありがたいですね照れピンクハート
もちろん山野の学生さん以外の方の利用
は出来ませんので注意してください‼️


自宅でしっかり準備をしてから向かいますが、万が一忘れ物があったとしても、地下1階にあるファミリーマートで全てのお道具を買う事ができますので安心してください!Tポイントも貯まります笑


ただし、チャック付きビニール袋や汚物入れなどのビニール袋などは取り扱いがありませんので注意が必要です。

控え室から試験会場へ移動。
↓移動中、肩に鞄の持ち手はかけず手で持ちましょう!(ショルダー用のひもは外しておきます。)

ちなみに、学校名がわかるものを身につけてはいけないので、こちらのタグは切りましょう!

鞄をテーブルの下に置いて、指示があるまで静かに待つ。
↓この時、鞄のチャックはしっかりと閉めておくこと。また、サブバックを持ち込む場合は同じくチャック付きのものを選びしっかりと閉めておきましょう。
山野のテーブルにはフックが付いているのでついついそこにサブバックをかけたくなりますが、使用禁止との事なので自分の鞄の中にしまうか机からはみ出さない範囲内で床に置きます。

時間とお金に余裕のある方また荷物が多くて大変な方は大きな荷物や使わない荷物は駅などのコインロッカーに入れ試験会場へ向かうと良いでしょう!

ここでようやく試験開始です!

第1課題〈カッティング〉

❶モデルウィッグの審査
試験官の指示に従い、鞄の中からカットウィッグのみを取り出します。
しっかりチャックを閉めて静かに待ちます。
試験官が自分のウィッグの審査に回ってきた際に必ず大きな声で「よろしくお願い致します!」「ありがとうございました!」のご挨拶を忘れずに言いましょう!!
また、この時にウィッグにどうしても取れない汚れがある場合は、「◯◯(例、鼻・あご先)にどうしても取れない汚れがあります」と申告しましょう!

❷カッティングの準備〈7分間〉
試験官の指示に従って準備を行います。

①消毒薬(除菌用ウェットティッシュ)・汚物入れを出す
②ビニールシート・雑巾を出す
③立ち上がって手指消毒をする(ウェットティッシュのフタは開けておく)
この時、使用したウェットティッシュは汚物入れに綺麗に畳んで入れること。



④クランプを出して、ウィッグを取り付ける
⑤第1課題で使うお道具を全て出す
使わないお道具・第2課題のお道具を出すと減点になりますので間違えて出さないようにしっかりと鞄の中は整理整頓しましょう!
また、出したお道具は向きを揃えて綺麗に並べます。
毛クズが入らないように使用中コーム皿を手前、消毒済コーム皿はテーブルの奥に置くと良いでしょう!
⑥ウィッグをウェットする
この時に使ったお道具は使用中に戻すこと。ウィッグの髪の毛はオールバックにとかします。
⑦残り1分のコールで、消毒済タオルを取り出してウィッグのお顔についた水滴や髪の毛を丁寧に拭き取る

⑧使用したタオルとタオルを入れていたビニール袋を、上からウェットティッシュ→袋→タオルの順番になるように汚物入れに綺麗に収納します。




※この7分間の準備中に衛生委員が回って来て、ひとりひとり爪のチェックを行います!自分のところに回ってきた時はすぐに作業を中断して「お願い致します!」手の甲と手のひらを見せて「ありがとうございました!」と元気にご挨拶しましょう!
また、ウェットティッシュのフタも閉めてくれるそうですが、閉めてくれない時もあるそうなのでその時は自分で閉めてカットの毛クズが入らないようにしましょう!

❸カッティング試験〈20分間〉
残り10分、残り5分、残り1分のコールがあります!
「手に持っているお道具を元の位置に戻してください」の「い」ギリギリの瞬間までチェックカットしましょう!
❹モデルウィッグの顔面拭き取り〈1分間〉
消毒済タオルを取り出して顔首周りの水滴・毛クズを取り除き、使用したタオルと袋を汚物入れに綺麗に収納します。この時にお道具が散乱している場合は静かに直しましょう。
使用したタオルとビニール袋は必ず汚物入れに綺麗に収納します。

❺仕上がり審査
ウィッグを取り外し、審査室へ移動します。
この時、ウィッグはお客様として扱う為、振り回したり、落としたり、髪の毛を触ったりせずに台座のところをしっかり持ち、胸の高さで静かに運びましょう!


第2課題の準備に入る前に、テーブルの上にある大きな毛クズを床に落とし、さらに床落ちた毛クズをゴミ箱に捨てる時間があります。試験官の指示に従って素早く行動しましょう!


第2課題〈オールウェーブセッティング〉
試験官の指示に従って準備を行います。


❶モデルウィッグの審査
鞄の中からモデルウィッグを出します。
この時、テーブルの上はカットで使ったままになっているので毛クズだらけです!なるべく毛クズのない場所にウィッグを置きましょう!また、ウィッグのネープの毛が机に付かないようにゴールデンポイントに全ての毛を集めてローションでピタっと貼り付けおくと良いでしょう!



カットの時同様、鞄のチャック・試験官へのご挨拶は忘れずに。

また、乾いたローションをタオルで擦るとカスが出て汚くなってしまう為、あらかじめウィッグはローション・カス・毛クズ等がないように綺麗に拭いておき、作業中もローションがなるべく付かないように気をつけましょう!また、スプレーヤーで顔面やタオルを濡らして拭いたり、同じタオルでテーブルを拭いたりしないように気をつけましょう!


❷オールウェーブセッティングの準備(7分間〉

①第1課題で使用したコーム皿(消毒済・使用中)、汚物入、スプレーヤーを鞄の中にしまいます。


鞄の中から綺麗なタオル(消毒済タオルとは別に用意し袋に入れておく必要はありません)を取り出して机の上を綺麗に拭いて毛クズ一本残らないようにしましょう!
この時は立ち上がらずにしゃがんだまま行い、ウィッグや他のお道具には一切触れないように気をつけましょう!なぜかというとまだ手指消毒をしてない状態なのでむやみやたらに触ると減点になる可能性がありますので気をつけましょう!

③新しい汚物入を出します
④立ち上がって手指消毒を行います(ウェットティッシュのフタは開けなくて大丈夫です)
⑤ウィッグをクランプに取り付けます
⑥他のお道具を全て出します

自信のない方は2セット用意しておいて全てしまってまた全て出すと良いです!
山野では、ウェットティッシュ・バンドエイドのみ共通で使用し、消毒済タオルは1枚余ってる状態なので2枚足す、他のお道具は全てしまってまた新しいものを全て出すようにと指導されています。
またこの時、共通で使用するウェットティッシュやバンドエイドに毛クズが飛んでいている場合も一度鞄の中にしまってまた出すフリをして毛クズを取りましょう!

❸オールウェーブセッティング試験〈25分間〉
残り10分、残り5分、残り1分のコールのみ!
シングルピンの取り忘れは未完成扱いになりそれだけで失格になりますので、注意しましょう!また、ピンが足りなくてできないことがないように十分な量を用意しましょう!

❹モデルウィッグの顔面拭き取り〈1分間〉

消毒済タオルを取り出して顔首周りのローション・水滴・毛クズを取り除き、使用したタオルと袋を汚物入れに綺麗に収納します。この時にお道具が散乱している場合は静かに直しましょう。
この時にローション拭きタオル・手拭きタオルも一緒に汚物入れに綺麗に収納します。このタオルをしまい忘れる人がとても多いので、忘れないように身体に叩き込みましょう!
   


❺仕上がり審査

試験官の指示に従い、ウィッグを動かしたり、傾けて作業していた方は台座が床と水平になるように綺麗に直しましょう!
試験官の先生はウィッグやクランプに手を触れることはないので、傾いたままにしておくとそのまま審査されることになりますので、しっかりと確認しましょう!

また、第1課題はウィッグを審査室に運びますが、第2課題はクランプに付いた状態での審査になります。
当然、お道具などのテーブルの衛生状態も綺麗にしておかないと目立ちますので、❹の時にしっかり直しておきましょう!

以上が試験当日の流れになります!
しっかりとシュミレーションして、本番前に慌てることのないように準備しておきましょう!