それでは、オールウェーブのテーブルセッティングについて詳しく解説していきたいと思います！
まず、学校で配られる資料はこちら💁♀️！
実際置くとこんな感じになります！本当は＋ウィッグですが笑
山野のテーブルは1人一台使えます！
隣のテーブルとは少し距離があるのでお道具が落ちないように気をつけましょう！
ほぼ正方形に近いので、奥行きがありますが横幅が狭いので、クランプの位置は右利きの方は少し中央よりやや左側が良いと思います！
（※実際の試験では机の真ん中にテープが貼ってあり、そこにクランプをつけるように指示があったのでそのような指示があった場合は指示に従ってください！）
では、細かいポイントを解説して行きますね！
●コーム皿・器具皿
◉コーム皿に「消毒済」「使用中」のシールを貼る
◉コーム・シングルピンは綺麗に並べる
コーム皿は第1課題で使ったものではなく汚れのない綺麗なものを使用し、内側の淵の部分に「消毒済」または「使用中」のシールを上下に貼ります！
衛生委員は覗き込んで見ることはないので、普通に見て見えない位置にシールが貼ってある、もしくはお道具で隠れて見えないなどは貼ってないと見なされるので必ず正面に立って見える位置に貼るようにしましょう！
上下に貼るのは、当日テンパって上下を逆さに置いても問題ないようにするためなので、自信がある人は上の1箇所のみで大丈夫です。
次にコームは歯の曲がっているもの汚れているのは使用せず、落としても消毒しなくても良いように最低2本ずつは用意しましょう！（コームに印が付いていても大丈夫です）
また、シングルピンはピン皿に入れるのではなく、必ずコーム皿に綺麗に並べましょう！
もちろん錆びているのは減点対象です！
シングルピンは使う、使わないに関わらず必ず必要なお道具の一つなので忘れずに用意しましょう！
●ピン皿
◉綺麗なものを使用
◉ピンは向きを全て揃えて綺麗に並べる
◉消毒済みピン皿のシールを貼る
（※写真のピン皿は錆びたオニピンを入れていた為、錆びが移ってしまい、隅っこがオレンジ色に変色してしまっていますので参考にはしないでください！ちなみに多少の汚れはメラミンスポンジで擦れば落ちます）
また、こちらもコーム皿と同様にシールを上下2箇所に貼ります。
横置きに使っても縦置きで使っても大丈夫ですが、必ず「消毒済・ピン皿」のシールはコーム皿同様見える位置に貼りましょう！
上下に貼るのはもちろん、作業中にピン皿を動かしてしまうクセのある人は、全方向にシールを貼ると安心です。
また、ステンレスピン・オニピンは錆びたりしてるものは使わないようにしっかりチェックしましょう！錆びたピンと一緒に入れておくとすぐに錆びが移るのはもちろん、ウィッグの毛も抜けやすくなりますので、錆びてるピンを発見したらすぐに捨てましょう！
また、開きの噛み合わせの悪いものはカールがしっかりと止まらないダメピンなので、これもすぐに捨てましょう！
ただし、真新しいステンレスピンは開きが硬い為、当日いきなり使うことは避けて試験の1ヶ月前くらいから使い始めることをオススメします。逆にオニピンは新しいもののが良いですが、メイポールカールを潰しすぎないようにするため、少し先端を開いておくと良いと思います！
●バンドエイド
◉新しいものを綺麗に並べる（同じ種類のものは重ねて置いても大丈夫です）
バンドエイドは、必ず新しいものを10枚程度外装を剥いた状態で準備します。また、サイズの小さいもの〜大きなもの・指先専用・キズパワーパッドなどのいろいろな種類のものを準備しておくと出血の程度や場所に合わせて使い分けができるので安心です！
第1課題で出血し第2課題の時にローションでバンドエイドがはずれてしまったり、血が滲んできたりした場合は貼り替えしなくてはなりませんので、多めに用意しましょう！
（ちなみに、、私は試験当日の開始2.3分で手が滑って何故か10枚中8枚のバンドエイドを床に落としてしまって残りが2枚になりだいぶ焦りました。たくさん用意しておいて良かったーーと死ぬほど思いました）
●セットローション
●スプレーヤー
◉セットローションはスポイトに濃度を調整した状態で準備
◉スプレーヤーにはお水を入れておく
セットローションはメーカーによっていろんなものがあるので、自分の使いやすいもので大丈夫です。ちなみに山野ではピンクのローションを推しているので、それを使っている人が多いです！
それから
こちらのスポイトを使ってる方が
こちらのスポイトを使ってる方が
見落としがちなのが、「フタ」です！
必ず外しておくことを忘れないように。またフタはテーブルの上やコーム皿の中などに置いておくと減点対象になりますので必ず鞄の中にしまいましょう！
スプレーヤーはキャップをしっかり閉めて、鞄の中でお水が漏れないように気をつけましょう！
万が一漏れたりしても、一度試験会場に入室するとお水をくみに行ったりすることができないので、空のペットボトルにお水を用意して鞄に忍ばせておくと安心です！
もし万が一、試験開始後に鞄の中で漏れていた場合は、慌てずに鞄の中でなるべく見えないようにしてペットボトルのお水をスプレーヤーへ移しましょう！
また、スプレーヤーの種類もなんでも大丈夫ですが、山野ではこのスプレーヤーを推しています。机への接着面が広いので倒れる心配もないので個人的にもオススメです！
●消毒薬（ウェットティッシュ）
◉新品に「消毒薬」のシールを貼る
◉成分表に必ず「エタノール」と表記のあるもの
ウェットティッシュは練習などで使用したものだとOpenのシールのところに毛くずやゴミが付着していたり、アルコールが揮発してウェットでは無くなってる場合などもありますので必ず新しいものを準備しましょう！
また、必ず「エタノール」の表記が成分表の中にあるものを選びます。山野ではパッと見て分かるように〔シルコット アルコール除菌 99.99パーセント〕を推奨しています。写真はつめかえ用ですが、なるべくつめかえ用でないものを選んだ方がいいそうです！
また、「消毒薬」と「消毒済」のシールを間違えて貼らないように気をつけましょう！
また、第1課題の時は
「ウェットティッシュのふたは開けておくように」と指示があるはずですが、第2課題では開けておく必要はありませんので注意してください！
●ローションふきタオル
タオルは白で清潔なものを準備します。チャック付きビニール袋に入れる必要はなく、他のお道具と一緒に鞄の中から出して机の上に置きましょう。屏風畳みに折り、ローションを拭き取る時は内側を開いてローションが表に見えないようにすると良いです！
★屏風畳みの一例
新品のものはノリが付いているので、一度水通しておきましょう！
●手拭きタオル
ローションふきタオルと兼用可とのことなので用意してもしなくてもどちらでも大丈夫です！
使用する場合は、チャック付きビニール袋に入れる必要はなく、他のお道具と一緒に鞄の中から直接出してテーブルに置きます。最後必ず汚物入れに入れることを忘れないようにしましょう！
●消毒済みタオル
◉白く清潔なもの
◉「消毒済」のシールを貼ったチャック付きビニール袋に入れておく
こちらも一度水通しすると良いでしょう。
綺麗に折り畳んで透明のチャック付きビニール袋に収納します。
この時、チャックに色や袋にメーカー名などの記載があるのは避けましょう！
最低2つ、山野では必ず3つ準備するように指導を受けています！
何故かというと、万が一落とした場合他のお道具は全てウェットティッシュで拭き取り衛生委員に申告かつ許可されれば再び使用出来ますが、消毒済みタオルに限り落とした場合、袋に入った状態だったとしても使用不可になります。
準備時間と作業終了後にウィッグの顔首周りの拭き取りに必ず2枚使う為、ないと失格になります！
また、万が一ウィッグの顔首回りの拭き取りをして汚物入れに収納した後に明らかな拭き残しを発見した場合などにも使えるので、3枚あると安心ですね！
●汚物入れ
◉無色透明なもの
◉「汚物入」のシールを貼る
◉下記の①〜⑥が余裕を持って入れられる大きさ （※⑤⑥は使用した場合に限り）
①手指消毒に使用したウェットティッシュ×1
②顔首周りの拭き取りに使用した消毒済タオル×2
③消毒済タオルを入れていたチャック付きビニール袋×2
④ローションふきタオル×1
（⑤手拭きタオル×1）
（⑥万が一、大量に出血した場合に止血に使った消毒済タオル×1、消毒済タオルを入れていたチャック付きビニール袋×1）
手指消毒に使用したウェットティッシュが必ず1番上に来るように丸めたりせず綺麗に収納します。何故かというと、衛生委員が回って来た時に、手指消毒したかしてないかを判断する基準になるからです！しっかりやった事をアピールする意味で、汚物入れの中は上からウェットティッシュ→チャック付きビニール袋→タオルの順番で綺麗に収納して口を閉じるように折りたたみましょう！常に「汚物入」のシールが見えるように2箇所にシールを貼ると良いです。
ローションふきタオル・手拭きタオルのしまい忘れは減点になります！うっかり汚物入れにしまい忘れたら、最悪コソッと床に落としてごまかしましょう！
●ビニールシート
◉きれいなビニール製のもの
山野では、無色透明のビニールシートを使用しています！色がついていても大丈夫ですが、目立つ色は避けましょう。
第1課題と第2課題で変える必要はありません。
●雑巾
◉普通のフェイスタオルを用意
◉白く綺麗なもの
いわゆる雑巾ではなく、消毒済タオルに使うものと同じタオルを用意しましょう！
4つ折りまたは8つ折りにして使用し、
第1課題と第2課題で1枚ずつ使用しても良いですが、同じものを使う場合は第1課題で付いた毛クズ等が見えないように内側に折り込んで置くようにしましょう！
以上がテーブルセッティングについての注意事項です！
第1課題と共通のお道具に関しては、内容が重複していたり写真を省いていますので、第1課題カッティングも参考にしてください！
衛生についてはまた次回
✴︎美容師免許取得までの道 関連記事はこちら