とある海外セラーのおじいちゃんとの雑談の中でちょっと思うことがあったのでつらつら書きます。
ガーデンは!好きかーーーーーーっ!
じゃあガーデン◯◯は、どうだーーーー?!
↑今日のお題です。
私がまだ石オタ初級JKだった頃、イベントではとにかく透明度の高い水晶(とくにハーキマー)が人気で、内包物のある水晶はほっっっとんど見向きもされない時代でした。
当時買った「閉山」「日本でしか採れない」と分かってるまりも水晶でさえ、プチプラでした。
時代は移り変わり、個性が求められる世の中なのか、内包物や景色にもよるけど今や◯◯inクォーツは大人気。ガーデンをはじめ、デンドリ、レピド、ヘマタイト、フローライト....この辺りはルースになったりもしています。
とはいえ、これはあくまで水晶の話。
セラーさんによると、日本人て宝石鉱物の内包物は許さない、みたいなとこがあるらしい。許されざるガーデンベリル問題。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240727/22/doradora-pi/3d/e9/j/o1080067715468067751.jpg?caw=800)
許されないマイコレ達
日本人はとびきり景色の良い小さい鉱物を好みがちで、母石があるのは良いというけど、宝石鉱物にインクルージョンがあるのは標本的な面白みがあっても売れ残る。
その匙加減がよくわからん、と。
私は『共生鉱物たちが食いつ喰われつするせめぎ合いの絵面が好き』という特殊性癖があるので、亀マリンのようなアクアマリンがショールにじわじわ侵食される姿が大変好みですが。
まあ普通はキレイな棒がいいよね。ルースみたいに磨かなくてもこんなにキレイなんだよ、を地で行く標本が好きだよ。
明らかにそっちのほうが市場あるよ。
そんなわけでセラーさんにはロットの中で日本で売れ筋な個体をコレコレと伝授する代わりに安くしてもらいました。
え?つまり値切ったよ、て話です。