今日はトゥルース・オブ・サンクチュアリへ行きました

辺鄙なトコにあるので、今回はレンタルバイクを借りることに

ホテルマンにレンタル出来る場所を聞くと、チップを上げる前の態度とは打って変わって
"知らない。外に出ればそのへんにあるよ"と言われる(肩肘をつきながらな)

この国の微笑みは,まやかしなのか、いや、信じたくない。
しかし、チップ前の白い歯を出した笑顔を二度と見る事はなさそうです。

これからは"金をもらうまで微笑みの国"と呼ぼう

レンタルバイクを探しているといろんな輩が声をかけてくる。バンコクでの苦い経験もあるので無視無視

しかし、バイクをゲットするにはこちらから突入するしかない。

いざ、野生猿のようなおっさんに声でもかけてみるか


僕:"いくらで借りれます?"

野生:"300BHT(750円)"


日本円では安いがこれはボッタクリ価格であると知っておるぞ(ボロンボロバイク)

交渉決裂

結局歩き回った結果、"石油がたくさん出そうな国出身風の男"のキャッチに引っかかることにしました

石油男はまた、300BHT吹っかけてくる

もぅ、いいって

交渉の結果250BHTで借りることに

タイの暑さと湿気は旅行者を"もう多少ボラれてもいっか。。。

と思わせるようにこのような気候になったのだ、きっとそうだ

と、下らない事を考えながら契約することに

奥からサーカス団の座長のような人が現れ、お金とデポジットとして1000BHTを渡すよう言ってきました

ホントにこのデポジットが返ってくるか不安になりつつもこのサーカス男を信じるしかない

バイクの騒音の中、謎の契約書にサイン(一応英語には目を通したがどんなトリックがしかけられているかもわからん。それほど、人間不信にならなければならないのだ)

郷に入っては郷に従うしかない

そして、いざバイクへ


ブヒヒヒヒ!、ブヒヒヒヒ!


おいおい、さっきから奇声を上げていたのは俺の乗るバイクだったのかい


ブルンブルン!

暴れ馬じゃないんやからさ

やっとエンジンがかかったらしい

なにはともあれ無事に暴れ馬と出発する事となりました

次にエンジンを切ったら二度と息を吹き返さないのではないかという不安を抱えながら・・・
タイのバンコクの観光名所と言えばワット・ポー(王宮)

そこへ向かう途中事件は起きました。

もう忘れもしません。

自分のホテルから歩いて行ける範囲であった事もあり、徒歩で行く事に。

向かう途中に親切そうなおじさんが声を掛けて来ました。

"どこへ行くの?"と。ワットポーへ行くと答えたらおじさんは親切にあちらの道だよと言いました。

"でも、今日は3時まで礼拝だから誰も入れない。違う観光名所を先に回るといいよ"と。

親切だなぁと関心しているうちにをじさんは間をあける事なく、日本の津波の話や日本について知識のある事をたくさんしゃべりかけてきました。

おじさんが観光おすすめルートを書きながら雑談していると、急に大きな声で"○☆▲!!!(タイ語)"と叫びました。

すると、見知らぬトゥクトクがこちらへ向かって来ました。

"60BHT(150円)"でおすすめルートを案内してあげるとのこと。

高いからいいというと20BHTでいいと言ってきました。

どうせ、礼拝が終わるまでは時間があったのでそのトゥクトゥクに乗り込む事に。

すると連れて行かれた場所は、謎の旅行代理店。法外な値段を叩きつけられイラナイの一点張りで何とか退治。

"次はどこに行くんだ"と質問したところ宝石店へ連れていくとの事

"自分は宝石はいらない"と言うと捨てられた子犬のような目で見てくる運転手

そんなもんは通用せんぞ!とずっと拒否していたら、

"君が宝石店に行ったら僕が、ガソリン券をもらえるんだ!"と

"いや、しらんしらん。"と言うとここで降りろと言われお金を請求されました。

"金は払いたくない!"とゴネたらムスっとして帰って行きました。

何だろうこの罪悪感。何だろうこのモヤモヤ感。あの親切なおじさん(あのハゲオヤジ)の話は全部ウソなのでした。今まで日本では感じた事のない感情と共に歩いてワットポーまで行く事に。

その途中、今日は記念日なので鳩に一緒にエサをあげて欲しいという鳩オバサンに出会いました。

先ほどの一件もあったので、いらない!と一点張りしてもしつこく追い回してきます。

挙句の果てに僕のバッグにエサ袋を無理矢理入れ、"その袋を破れ"と言ってきました。

鳩オバハンのあまりのしつこさに袋を破ると、"エサをやったからカネをよこせ!"と迫ってきました。

"オレはいらないと言っただろう!"と言って立ち去りました。

この国では強くないと生きていけません。

もう、親しく話しかけてくる奴は信じないぞと心に誓いました。日本やオーストラリアの感覚で過ごしていたら有り金と心を全て失ってしまいます。

でも、タイ人のほとんどの人はバスでもお年寄りに席を譲ったり困っていたら助けてくれたりと本当に良い人達なのです!

ただ、一部の観光客を狙った輩の為にタイのイメージを悪くしている事が悔しいです。

ワットポー
ドラビートのブログ

パレス
ドラビートのブログ

ただワットポーまでの徒歩の途中にフラフラっと立ち寄った店がとても美味しく、店を経営してる夫婦も良い人だったので暫くその店の常連となりました。

トムヤムヌードル(60BHT)
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そう考えると騙されるのも悪くなかったですね(笑)

※ダマされない為のコツ
観光地付近で親しげに話しかけてくる人はほぼアウト
やたらと日本に詳しい人はほぼアウト
強引で話す隙を与えてくれない人はアウト

パースでのワーホリから1年。

そのまま日本へ帰国するのも何なのでタイに行く事にしました。

空港から予約していたホテルまで、地下鉄を使う事に。

タイにはBTS(モノレール)とMRT(地下鉄)があります。

空港から目的駅であるピアタイ駅まで60BHT(150円)。自動販売機からコインのようなものが出てきてそれをかざすと改札を通れるのです。意外にハイテクなタイランド。



駅を降りるとすぐに、トゥクトゥク(タイのデンジャラスタクシー)おじさんが声を掛けて来ました。

オレは場所を知ってるから100BHT(250円)でホテルまで運んであげるとの事。

自分は運が良く、人のいい方でしたが、タイで自分から親しげに声を掛けてくる輩は本当にロクな人がいないので気をつけて下さい。

荒い運転です。それはもう。しかも結局ホテルを知らなかったらしく、道端に止めてガンガン現地の人に声を掛けてました。

トゥクトゥク↓


ドラビートのブログ

何は、ともあれ無事ホテルに到着しました。


ホテルはKorbua houseというタイのバッパーにとってのメッカであるカオサンロード付近にあります。

宿泊費は、1室900BHT(2300円)。ネットも無料でサクサクです。

明日は、タイの王宮ワットポーへ行きたいと思います\(^o^)/