どうも、またまたお久しぶりです。ドラです。
突然ですが、皆さん中山美穂がすんごい観たくなる事ってないですか?!
私は二年に一回くらいのペースであるんですけど、Youtubeで色々動画を漁りまくってたら、5年前の映画『サヨナライツカ』という作品を観てなかった事に気付きまして
遡る事半年ほど前、仕事帰りに思わずTSUTAYAに寄って借りてきました!!!!!

帰宅後、赤いきつねにお湯を注いで、DVDを再生した深夜1時過ぎ…
それはもう、狂いに狂ったヤバイ恋愛映画でした!(歓喜)
まず、簡単にストーリー説明をwiki様より拝借しますと…
「好青年」と周囲から呼ばれ婚約者もいる豊が、謎の美女沓子とタイ・バンコクで出会い、互いに惹かれ合い逢瀬を重ね、そして別れ、25年後に劇的な再会をするまでを描く。
短っ!!!!
えっ
いや、短っ!!!!!!!!!
あれですよ、普通wikiの映画のストーリー説明って、長いものだと10行くらいあったりするんですけど……ねぇ……
というか、この2秒で読み終わるストーリー説明を2時間40分(OP・エンドロール含む)という、どうしたらそんなに間を持たせられるのか分からない上映時間が、最大の狂いポイントを叩き出していると思って良さそうです。
今更ですが、以下ネタバレ・
映画開始と同時に、一組のリア充がイチャコラしているシーンからスタート
このリア充カップルこそ、主人公東垣内豊(西島秀俊)と、その婚約者尋末光子(石田ゆり子)

画像の雰囲気からも少し分かるかと思いますが、この作品の主軸となる時代設定は1970年代半ばらしく、キャストの衣装・セリフ回しもやや時代を感じさせるものとなっております……が!!!!
こんな序盤から突っ込むのもあれなんですけど、この映画、70年代のレトロ感を出すのが相当下手くそで
セットはまぁ…あれとしても、衣装・メイクにかなりバラつきがあります!!!!!
例えば、真中沓子こと主演の中山美穂
この映画では、ミポリンの衣装にもかなり力を入れてるらしく、作中でミポリンはかなりの衣装チェンジ・そしてヘアメイクをしています。
というのも、沓子に出会ってからすっかり溺れていく豊のセリフにもありますが「あの女、逢えば逢うほどもっと逢いたくなる、おかしくなりそうだ」
この沓子の掴み所のない魅力を観客側にも分かりやすくする為に?か、シーン毎に出てくるミポリンの印象がまるで違います。
初登場時のドレス

言い争うシーン

どっかの河でのデートシーン

↑この辺り、まだ70年代と言われればそれっぽい気もしますけど
↓多分DVDのポスターと同じ、キャミソールワンピースの沓子

いや、2010年なうだわ!!!!!!(※公開当時)
さぁ、話をストーリーに戻すとして…
冒頭でのイチャコラの際、豊は光子の書いていた小説?をイタズラで読み上げます。
いつも人はサヨナラを準備して居なくてはならない。
孤独はもっとも裏切らない友人の一人である。
人は死ぬとき愛した事を思い出すのか、それとも愛された事を思い出すのかーーー
という辻仁成ワールド全開の伏線めいた内容で嫌な予感がしまくります(笑)
しかも、小説のタイトルは『サヨナライツカ』
あっ…(察し)
豊は光子と婚約こそしていますが、なんだかあまり愛情を持っているようには思えません。
また、光子の家の大きさ・立ち振る舞いを見るからにどこかの令嬢…なんでしょうが
その辺りの説明が一切されないので、素性は謎に包まれています。
豊も20代半ばのエリート以外は読み取れないですが、開始僅か3分で光子を二回も押し倒そうとする性欲の強さだけは間違いないでしょう。
あれ?これ、エロゲの実写化だったかな?と勘違いしそうになりながらも
ようやく物語の舞台となる、バンコクへ移ります。
豊は航空会社に勤めてますが、そのバンコク支店に3ヶ月勤める事となりました。
赴任早々の会議でも「何故、我が社の搭乗口はあんなに奥にやられてるのか?アメリカもその他の国もずっと前です」
という、ホリエモンが言いそうなエリートワードセリフをドヤ顔で言い放ち
その場にいる、
好青年とされている豊ですが、婚約者を二回も押し倒し、飲み会でパーリーピーポーしまくり
航空券の抽選会の司会を軽快にこなし、パーティーでどっかの偉いさんの夫人を誑かしたり
草野球の試合を観に来た女共に良いところを見せようと奮闘したりと
好青年の定義を根本からひっくり返す荒技を見せつけてくる辺り、さすが辻仁成クオリティと言った所でしょうか。
草野球の試合の後、飲み会で知り合った
ホテルのスウィートルームを自宅としている謎の美女、沓子が部屋に訪ねてきます。

スッッッッケスケのワンピースを着ている段階で
あぁ、ミポリンやる気なんだな、と観客も豊も一緒になって察します。
ほーーれ、これが欲しかったんだろ?こちとら旦那のエロ小説の主演やってんだよ!舐めんな!
と言わんばかりに、履いていたショーツを脱ぎ去り、豊と濃厚な濡れ場をかますミポリン!
が、意外にこれがちゃんと見えないように計算されすぎてて、大して過激でもなんでもないという残念さ(笑)
そこから、二人は予告編を見れば分かるような緩いエロにまみれた日々を過ごします
しかし、いつまでもそんな日々は続くはずもなく、いよいよ二人の関係が光子にバレ
単身バンコクに乗り込んでくる、戦闘能力の高すぎるもののけ姫に手に汗握る展開に。
「彼は貴方に愛してると一度でも言いましたか?」という光子の質問に答えられない沓子。
畳み掛けるように「結婚式は11月9日です。来週の日曜日、午後1時までに居なくなって下さい」

私の戦闘能力は53万です!
怖すぎる
他国に行く事になったと豊に嘘をついて別れます。
その別れのシーンで、沓子が去った後、豊が涙を流すシーンがあるんですが
これがもう………食べてた赤いきつねをリバースしかけそうになる高速回転カメラワーク…
多分この監督の名物というか、お決まりの…みたいな感じなんでしょうけど
いい迷惑…てか、そこそこ殺意を覚えるレベルなので次回作からは使わない方向で検討して頂きたいですね。
ここから物語はようやく後半、25年後に突入します。
25年後、豊は東京で妻 光子と息子と家族三人、引くほど生活感のない豪邸で暮らしていた。
副社長まで上り詰めていた彼は、苦しい会社の業績を思い、会長や重役の前で社長の案よりも
自分の提示する案の方が良いと冷酷に告げる。
社長は、バンコク支店で苦楽を共にした部長加藤雅也(役名忘れた)がなっていた。
そして、この映画の狂った本性はここから姿を現し出します。


だからメイク下手くそやって!!!(爆笑)
25年という歳月を現す為に、全員コントばりの老けメイクで登場。
もちろん主役の豊もだいぶヤバイです。
ほうれい線なんて、それ油性マジックで書いた?ってレベルやし、髪型のヅラ感…笑いしか出ません(笑)
会社のデスクに、沓子から貰ったホームランボールを25年間置いておくほど思ひ出ぽろぽろ状態な豊は
宿泊先はもちろん、沓子と逢瀬を重ねていたあのホテルのスウィートルーム…
今もまだ沓子は、あの国で…あの部屋で生活しているのだろうか…
そんな期待にも似た気持ちで、豊はホテルのロビーへと足を運びます。
「ミスター東垣、VIP担当の客室係です」

「(無言お辞儀)」

(・∀・)

(・∀・)

(・∀・)
えぇぇぇーーー(・∀・)(・∀・)(・∀・)!!!
え、ちょ、待って、ミポリンはなに?
元旦那の慰謝料がすんごいから、それで生活してた…とかじゃなかったっけ?
え、それは嘘なの?
あ!それともこれは罠か?ホテル側に金にもの言わせて従業員に成りすましてんのか?豊に復讐しようってか?
ミ「ずっとお会いしたかったです」
豊「俺もだ!」
ミ「あなたが来る事は聞いていたので…(中略)何から話せばいいのか」
豊「今も○○バーはあるかな?そこで今夜待ってる」
いや、なんでここで働いてるか言え(聞け)よ(・∀・)(・∀・)(・∀・)!!!
なに綺麗なBGMでやり過ごそうとしてんだ!
1年ぶりに会うバイト先の知り合いですら「最近どう?」って聞くぞ!
結局ミポリンの謎は明かされないまま、至極どうでもいい話のみでバーのシーンは終わり。
失楽園よろしくな、中年ver濡れ場があるのかと思いきや、あっさり東京に帰ってくる豊(笑)なんなんこれ(笑)
そしてまた少し時が流れ、社長の加藤雅也は己に限界を感じたのか、突然豊に社長の座を譲ります。
お、おう…と観客が引いた所で、突然小汚いアパートのドアを叩く豊。
え、マジ何事?と観客が引きまくった所で、明らかに不良の青年とその彼女らしき女性。
青年は、なななななんと豊の息子で実は子供は一人ではなく、もう一人居たのだ!!
一緒に住んでるのは、優等生の兄?の方で、弟はグレにグレ、なんかバンド組んで適当にやってるらしい。
そして、もはや観客に理解させるという事を放棄したように映画は進み
グレ息子が「俺は、俺の信じた音と譜面で生きていく」という、Youtuberのような名言を放ちライブをしたんですが
何故かそのライブ会場に母・兄の姿があり、まるでお遊戯会を見に来ているようなノリになってしまいます。
しかも、グレ息子の見た目から察するに、パンクバンド系かなと思っていたんですが
曲調がまさかのレゲエ風POPSで笑いが止まりませんでした(爆笑)
あれ?ミポリンの存在は陽炎だったの?と思えるほど、最高にいらないシーンの連発で
不安に思っていた所に、ようやく豊が再びバンコクに行く事になります!
ここからはもう急展開で話が進むので、とりあえず箇所書きにしますと
▼ミポリン何故かホテルマン退職
↓
▼再びあのスウィートルームで生活している?
↓
▼お寺前で待ち合わせてデートするも、召使い+めっちゃ顔色の悪いミポリン
↓
▼次の日豊がホテルを訪れると、慌しく走る大量のナース(笑)
↓
▼スウィートルームに行くもミポリンの姿はなく、無駄に日本語の上手い召使いに説明される
↓
↓
↓
↓
▼ミポリン突然の死(しかも埋葬済)





豊「マイペンラーーーーイ!!!!!!!」(突然のタイ語 ※意味は『大丈夫』)
日本に戻った豊は、二度目のバンコクへ行く際に会社を辞めていたにも関わらず(部下に社長の座を譲ったシーンあり)
何故かちゃっかり出戻って社長室でくつろぎ
窓に映るミポリンの幻と

どっちが愛してるって上手く言えてるかグランプリを開催し、映画は幕を下ろします。
いやぁ、まぁ総じて言うと
とてつもないお金がかかった、キャスティングも豪華なコントと考えればかなり
ラスト、中島美嘉の「ALWAYS」が流れるんですが、
歌を聴くとグッとくるものはあります…。
後から調べて分かった事なんですが、この映画はキャスト意外韓国のスタッフで製作されたらしく、日本映画ではなく韓国映画に入るそうです。
なので、例えば空港シーンでのカメラワーク、ラストの絶望オープンカーかっ飛ばしシーンなど
韓流ぽさが垣間見える所がちらほらあります。
韓国映画は「シュリ」しか認めない!という堅物なあなた…
ぜひ今年の夏は恋人としっぽり鑑賞してみてはいかがでしょうか?(暗黒微笑)
という事で、皆さん長々と本当に本当にお疲れ様でした。
ここまで読んでくれた方が、世界で2人くらいいればいいなと願いつつ、私は赤いきつね……ではなくカレーを食べたいと思います。
それでは……せーーのっ…

マイペンラーーーーイ!!!!!!!





