寒い冬のある日。いつも通り近所のメンタルクリニックへ行った帰り道。ふと立ち寄ったファミレスで、たまたま料理が来るのが遅かったせいか人間観察を初めて絶望した。パソコンを開いて仕事をしてるサラリーマン、お昼休憩中のOLさん、大学生と思われるアルバイト店員、赤ちゃんを抱いた女性、みんなが仕事という目的の中、私は鬱でなにもできない無能の人、社会貢献できない虚しさとなんだろう、上手く表せないけどモヤモヤする気持ち。
とりあえずマイナスの感情だったのは確かだった。しばらくして料理が来て、食べたけどあまりおいしさは感じられなかったなんでだろう。この頃になると食事はただ腹を満たすだけの物。味なんてどうでもよかった。
食事が終わり家に帰宅。お昼の薬を飲むと眠くなった。気づいたら夜になっていた。冬の夜はなにもなくても病む。ただ 死にたい それだけが頭の中を駆け巡ってて、どうしたら心臓が止まるのか、どうしたら死ねるのかを必死に調べた。まず思いついたのが首吊り。マイナーな死に方だよね。でもね、家には首吊るところがなかった。ドアノブにしようかと思ったけど上手くいかなそうで諦めた。そんなことを考えているうちにインスタの通知がきて間違えて触ってしまった。インスタは見ると病むからインスタを非表示にして見ないようにしてたが通知のせいで見てしまった。久しぶりにインスタを見たら友達が結婚しただの妊娠しただの、色んな人のキラキラ日常が見れて辛かった。
なんか知らないけど咄嗟に精神安定剤に手が出ていて頓服として処方されていた安定剤1ヶ月分を全て飲みきり、このままたくさん薬飲めばあの世に行けるんじゃね?と思いつきその日病院から処方された薬を全部飲み干しました。眠剤、安定剤。あとは家で残っていた薬風邪薬も含め計400錠は飲んだと診断書に記載があった。
ODしてから3日がたった頃私は病院のベッドにいた。まず最初に思ったことは尿道カテーテルが挿入されていてめちゃくちゃ痛かった。しばらくすると看護師さんや先生がやってきて家族に知らせないといけないから連絡先教えてくださいと言われた。
そもそもなぜ一人暮らしの私が夜中にODして病院にいたのか。続く