^^こんにちはっ
バド歴10年にして、ついにこの話題に真っ向から向かい合う時が来ました。
バドミントンをしてる人なら、何処かしらで聞く話。
”ムチのようにしならせて打つ” っというやつ。
今回はこの話に迫っていこうと思う。
で、いきなり結論を書いてしまうんだけど。
ムチ運動の真髄は、”波の重ね合わせ”にあると思う。
最初に送り込んだ波に、更に波を重ね合わせて合成波を生成するんです。
そこをインパクト地点に合わせて、頂点をブレイクさせる。
スイングにおいては、力じゃなくてタイミングが大事・・・と言われてるけど。
そこで言うタイミングとは、この重ね合わせのタイミングを意味している。
ぇ?話が唐突過ぎて何を言ってるのか分からない?w
ダハハ・・・。
★★★★★★★★★★★★★★
^^さて、少し前からバドミントンらしさ・・・について考え続けていたんだけど。
沢山あるスポーツの中でも、バドミントンは特にムチ運動が重要と思う。
だから、バドミントンらしさを考える上でも、ムチの話は避けて通れない話題となりました。
ただ、ムチ運動を引き起こすための ”操作” については既にだいたい分かっていて。
これまでカウンターウェイトの記事や、反力の泉で話題にしてきた内容がそれね。
なので今回は、操作ではなく原理に踏み込んで行こうという試みです。
原理を知ることで、操作のタイミングについてもより理解が深まる。
そこまで達すれば、極めし者?・・・に近づけるのやもっ![]()
バドにおいて、ムチ運動はぶっちゃけストロークにおける究極理論だよね。
極意と呼ぶに値する、最重要最難関項目の一つ。
是非この身に修めたい。
ところで、バドミントンは手首
が重要だ・・・と言う意見が世には数多くある。
コンパクトなスイングが推奨される中で、グリップの握り込みでラケットを加速するとか。
手首の強さが重要・・・手首を鍛えろ・・・とかね。
でも、これらの説明は自分は好きになれない。それは手打ち理論でしょ![]()
考えてみて欲しい。
ムチ運動では先端だけがピシャ!っと弾けるけど、先端側には何も動力は備わっていない。
また、二重振り子で先端側の棒が急に高速回転を始めるのも、そこに動力は何もない。
つまり、手首の握り込みという先端側の力は、ムチ運動には不要なんです。
だとすれば、手首周りの強さに基づく話は、もう全く別の話をしていることになる。
握り込むから加速するのではない。
そうではなくて、加速しているからスッぽ抜けを握り込みで防いでいるだけなのだ。
だから、握り込むタイミングが分からないとかいう類の話は、方向性が最初からおかしい。
そんな疑問が沸くこと自体がおかしいのです。
一見同じように見えるコンパクトスイングでも。
手首の強さによるものなのか、それともムチ運動を活用したものなのか。
そこがゴチャゴチャになってるのではないだろうか。
このムチ運動を使えば、自分がコートのどっちに体を向けていようが、鋭く強く打てる。
それは、自分の ”横着バドミントン” を実現する上でも重要。
↓左は横着バドミントン。 右はシャトルの後ろ側まできちんと移動するバドミントン。
↑自分は左側の横着バドミントンを目指していて。
そのためには、体がどっちを向いていようがしっかり強い打球で返せるスイングが必要。
それを可能にしてくれそうなのがムチ運動という訳ね。
横着バドミントンは動く範囲が狭くなるけど、それは単に疲れなくなるというだけではない。
移動範囲が狭いということは、遅いスピードで早く目的地に着けるということね。
つまり横着バドミントンは、遅く動いても早いんです。 これが大きなメリット。
平時体力を温存して、本当に体をしっかり入れて打ちたい時だけしっかり動けば良い。
さて、話をムチ運動そのものに戻すんだけど。
ムチのメカニズムについては色んな観点から色んな話が巷に出ています。
その中で、波を重ね合わせるという発想はつい最近得られました。
YouTubeで 『波 実験』 などで検索すると、集中波と呼ばれる波の実験映像が見れます。
↓円形の造波装置によって、周囲から波を発生させて中央で重ね合わせる。
(※実験は海上技術安全研究所?によるものみたい)
そこで、重なり合った波が中央でボヒュン!っといきなり弾け飛ぶ。
まるで突然リミッターを振り切ったかのごとく、一瞬でスパークする。
これを見た時に、ムチの先端がピシャァ!っと弾けるのとイメージが被ったんだよね。
そして、ムチのメカニズムについて、波の合成をキーワードにして調べてみると。
やっぱり出て来た。そういう考え方をしてる人達がいたんです。
既に普通にあった;;
バドラーに必要なのは全てのメカニズムを理解することじゃない。
けれど、波の合成は革新的なインスピレーションをもたらしてくれました![]()
これまでブログで書いてきたように。
カウンターウェイトや反力の泉によって、ムチの方法論についてはだいぶ分かっていました。
↓どうすれば、高速ぶりんっ!を発現させさられるかについてはね。
ただ、それが物理的に何を意味してるのかは、よく分からないままで。
他の事例からも経験則でそうなることは分かってたけど、詳細は説明できなかった。
また、操作のタイミングも分かってはいたけど、そのタイミングで引けばそうなるのが分かっているからそうしている・・・としか説明はできなかった。
でも、これでようやく分かった気がする。
あのタイミングは、波を合成させるためのタイミングだったんです。
振り出したラケットが反射波となって返ってくる、そこに別の波を重ね合わせる。
赤い矢印(上図)で示した引く操作というのは、別の波を送り込む操作です。
そうして、波を重ね合わせることでブレイクが起きる。
ムチの話をすると、タコ踊りのように腕をユラユラ揺らすイメージがあるかもしれない。
でも、それは違います。ムチは引っ張ることでしか力を伝達できない。
いくらユラユラを強くしたところで、ブレイクは起きません。
引っ張るんです。
カウンターウェイトでは回転運動を説明に用いたけど。
円運動というのは、一種の振動であり。
振動、つまり波です。
銀河系の中を太陽系が回っており。
太陽系の中を地球が回っており。
地球の周りを月が回っている。
大きな振動(波)
中くらいの振動(波)
小さい振動(波)
体全体による大きな波
上半身から先だけの中くらいの波
肘から先だけの小さな波
それぞれ、マトリョーシカのように入れ子になっていて。
それぞれは干渉し合ってるけど、たいていはタイミングがバラバラだから何も起きない。
だから普通はブレイクしない。
ムチを適当に振り回しただけでは、ピシャァ!は起きないですよね。
二重振り子も常にブンブン高速回転してるわけじゃない。
なので、人為的にタイミングを合わせて意識的に波を重ね合わせるんです。
すると一種の共振現象が引き起こされて、ブレイクが発現する。
これこそが、先端がピシャァ!っと弾けるムチ運動の正体ね。
二重振り子で高速ブンブンが突然始まるのも、これが理由。
↓ストロークの中で、体各部にカウンターウェイトによる円運動の波があり。
↓これらを適当に足し合わせても、バラバラなものが混ざるだけで何も起きない。
↓そこで、タイミングを調整して人為的に頂点を一致させるポイントを作り出す。
すると、そこでリミッターが振り切れて突然ブレイクが起きる![]()
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二重振り子やムチ運動を説明する上では、運動連鎖の説明をよく見ます。
でも、運動連鎖ではブレイクの仕組みまでは説明し切れないと思う。
運動連鎖が説明するのは、普通の二重振り子と普通のしなってるムチ。
でも、重要なのはブレイクする時の動きであり、通常の動きではない。
二重振り子で言うなら、先端側が高速回転を始める時の動き。
ムチにおいては、先端がピシャァ!と弾ける時の動き。
でも、これらはいつも起きてる現象ではない。
一気に弾け飛ぶブレイク領域に辿り着くためには、別の理屈が必要です。
今回の記事は、ちょっと話が分かり難かったかもしれないけど。
波の重ね合わせ・・・この話には臭いを感じる。
これはオモチャの巻物ではなく、本物の極意書ではないのか。
この理論を思いついてから、練習に一度行って試してみました。
そしたら、打てば打つ程にこれが体に染み渡った・・・。
明らかにこれまでとは違うものが、五感を流れていくのを感じた。
新たな覚醒が始まろうとしている。







