現実はおろか夢にすら出てこないような、それはもう究極の、全部山盛りな男とは何か?

 

さっそくだが、上記の見だしを自分で見直した時、山盛りをやまざかりと読んでしまった。


3秒前に自分で書いた見だしである!


なんたることか!


いきなり飛び出た山男…

究極の登山家になるではないか!



違うのだ。

やまもりなのだ。

断じてやまざかりではない!

皆様におかれましては、ぜひともやまもりと読んでいただきますよう、心よりお願い申し上げます。


おそらく、モテ男などというものに想いを馳せた結果

どうもこう気分的にサカる感じになるのだろう。


まったく。

困ったものである。


しかしながら

全部山盛りな訳だから、そこには当然、登山家も含まれるわけで…

だから登山家もあながち間違いではなく…

そうなるとやまざかりでもいいではないか?




とはならない!

 

重ね重ね、やまもりだ。

それはもう、モリモリに盛っている男について書くのだ!


とにかく気を取り直して、まずは王道のスペックから考えてみよう。

まずは顔!といきたいところだが、これがまあ難しい。

自分の知る小さな世界の中だけでも、100人中100人全員が認めるイケメンというのが存在しない。


だいたい誰かしらが

「これがイケメン?」

「全然カッコいいと思わない」

てな具合に、疑問やら難癖やらをつける。



現実ではそれでいい。

その生物多様性のおかげで、多くの人々が今日もまた、愛する人にトロけることができる。

しかし今求めているのは

山盛りの究極イケメン



100人中100人をもってして、カッコいいと言わしめる顔だ!

どんな顔なのか想像もつかない。

想像もつかないのだ!



だからこれは人間にできる作業ではない。と早々に見切りをつけ、機械に任せることにした。


イケメンランキングTOP10を、顔混ぜアプリで合成する。

ちなみにランキングはこちら(ViVi1月号より)

<1位>
平野紫耀(22)/35,442ポイント

<2位>
横浜流星
(22)/31,088ポイント

<3位>
永瀬廉
(20)/22,717ポイント

<4位>
新田真剣佑
(23)/17,292ポイント

<5位>
片寄涼太
(25)/14,550ポイント

<6位>
佐藤勝利
(23)/13,921ポイント

<7位>
伊藤健太郎
(22)/11,875ポイント

<8位>
山下智久
(34)/11,021ポイント

<9位>
山田涼介
(26)/10,288ポイント

<10位>
松村北斗
(24)/9,450ポイント

このランキングそのものに異論がある人も多かろう。

わかる。わかるよ!



でも今は、とりあえずやってみようではないか。

機械様にお任せするのだ!

お任せした結果がこちら↓↓↓




あーーー・・・

微妙ーーー・・・



正直にぶっちゃける。

私はもっと面白いのを期待していた。


機械様にお任せした結果、世紀の3枚目顔ができ上がることを望んでいたのである。


なのに何たるザマだ、これは!

何の感想も思い浮かばないではないか!



ムカついたので、個人的に好きな夏八木勲さんを合成した。

してやったとも!

結果がこちら↓↓↓



うん、わかった

夏八木さん成分を弱めにしたつもりだが、夏八木さんは強かった。

ランキングTOP10が束になっても敵わないのだ!

しかし、日本人だけの合成では公平ではない

だから更に独断でエド・ハリスを混ぜてみた

可愛い…

いや!まだだ!

人種的にまだ足りない!

やはり独断で、ウィル・スミスを混ぜてみた。



うほっ

どこにでもいそうなオジサマの登場である。

結論が出た


究極のモテ顔とは

どこにでもいそうなオジサマ顔で間違いない!

だって機械がそう言うんだから!


さてさて


前回は、飛行機のエコノミークラスがスーパーエリートのみぞ座れる。


という、九死に一生の一生を勝ち取る術について考察してみたわけだが


あの海亀の産卵スタイルには、まだ問題が残っていることに気づいた。



それは


いつどこで産み落とされるかわからない


ということだ。



落下場所が常に、広い野山やひと気のない荒れ地、はたまた砂漠なら


一生を得たのち

メデタシメデタシで話が終わる。



お互い抱き合って喜び、

神に感謝し、

なかには喧嘩の続きを始める者もいるであろう。



椅子の中にGPSでも仕込んでおけば

そう遠からず救助も来るというものだ。



そして後日、ヒーローインタビューでエコノミー4人掛けのエリート部隊が

秒単位の達人技をいかようにして繰り出し、一生を得たかについて語る。



機体の残骸と客席を回収すれば、何事もなく平和な日常がやってくる。





だかしかし、街の上空で生み落とさざるをえなかった場合はどうだろう?



最期、無人になる機体の方は、パイロットが何とかして山や海や砂漠に落ちるよう、ギリギリまでコントロールするとして



その過程で

乗客を産み落とすタイミングが街の上空しか無い!

ということもあるだろう。



2人掛けや4人掛けがあるから、乗客500人でも椅子の数は150~200ぐらいか?



そうすると、街の住民にとっては



空から降る二百の客席


をロマンチックに眺めて








いる場合かッ‼︎‼︎



客席が降ってくるのであるから、もはや天変地異である。


それもただの椅子ではない。


有人椅子なのだ。


スピードも出ている。


それだけにとどまらず、着地する瞬間に3方向からエアーバッグが開くという。




想像するだに恐ろしいではないか。



誰だよ⁉︎

こんなこと考えた奴?




そんじょそこらの隕石よりたちが悪い。


今の時代、この降り注ぐ座席よりも影響が大きいであろう隕石は、NASAが大気圏突入前に処理してくれるはずだ。



だからやはり、これは正真正銘の天変地異となるのである。




道ゆく人に向かってエアーバッグが開くかもしれない。


そしたらその衝撃で、運の悪い哀れなランニングマンが、30mくらい吹っ飛ぶかもしれない。


ちょうど吹っ飛んだ先が、


閑静な住宅街に暮らす、もの静かな少女の部屋の窓かもしれない。



突如として、窓ガラスをつき破り、部屋に乱入してくるランニングマン。



少女は大きな悲鳴をあげ、その光景はトラウマとなり、

しばらくは、何の変哲もないランニングマンを見るだけで、恐れおののくかもしれない。




またある時は、民家の屋根で4人掛けのエアーバッグが開き


その衝撃で屋根が壊れ、客席ごと下に落ちそうになるが、開いたエアーバッグが引っかかり、



突如として現れる、逆さ吊りの4人のエリート。



「やぁ、こんにちは」


やはり少女は悲鳴をあげ




またある時は、ビルの屋上で


うん、ビルの屋上は問題ないみたい。




さらにまたある時は

車の上で、エアーバッグが開くかもしれない。


その衝撃で車の運転席と助手席のエアーバッグも開き


そのまま後ろに転がり落ちた客席に、後続車が追突。


後続車のエアーバッグも開き、

後続車の後続車も追突してエアーバッグが開き……



って、もう何がなんだかカオスである。



突如として行われる、エアーバッグの祭典。



信号待ちをしていた少女は




この可哀想な少女と同じ思いを、もう二度と誰にもさせてたまるか!



と、街一丸となって立ちあがり

こうして海亀の産卵作戦は、その存在を亡きものとされるのである。



航空機関連で働く人々は、これはやはりと



" 0 "を超えるゼロを目指して


日夜、ニュートンに挑み続けているのである。


さてさて

前回までは

飛行機事故で、海亀の産卵かのように産み落とされた客席が

4人掛けだったら…


というところまで話した。



4人掛けの座席丸ごと落ちた経験が無いので詳しいことはわからないが、両手両足を伸ばしたり振ったりすれば

何かこう…バランスを保てたりするのではないかと思う。


それも4人の体重が良い感じに分散されていたら、それだけで超ラッキーカードだ。




もしも




片側2席は巨漢の大人2人、

もう片側は小柄な子供2人とかだったら…




ねぇ!どうするよ⁉︎



どうなるんだ?



普通に考えれば、重い方を下にして落ちそうなものだが、何しろ普通の高さではない。



勢いで回転とかするのか?


回転しちゃうんじゃないのか?


もう、そうなったら、とりあえずエアーバッグ開いておいて



後は祈ろう。



開いた勢いで、回転が止まる可能性が万に二つや三つあるだろう。



最悪なのは、開いた勢いで回転のスピードがさらに上がるとか


背中面のエアーバッグを開いた勢いで、前方方向の回転も加わっちゃうことか…




それはもはや3D回転である。




これがスキーやスノーボード なら、コークとかロデオとかいう名前つきで、難易度の高い、観客を沸かせる花形のスーパートリックになる。



周囲の客席からは、歓声が上がるかもしれない。



しかし今は非常事態だ!



あえてそんな難易度の高い技を、決める必要もなかろう。

できれば避けたいところである。




さて、後はスイッチをどこに仕込むかという話だが…

 

真ん中か?


そうすれば、4人掛けの端の席からでも、手を伸ばせば届きそうだ。


そうと決まれば

"誰が押すか"

 "いつ押すか" 

秒殺で話し合えばいい。




何度も言うが、事は1秒を争う。




まずはチーム一丸となり

話し合ってスイッチ係を決め

今後の方針を確定し

励まし合ってバランスをとり

見事に着地するという離れ技を

全て秒単位で行わなければならない。





プロか⁉︎


職人か⁉︎


達人か⁉︎


いずれにせよ、只者ではあるまい。



ズブの素人が、ぶっつけ本番でこなすには、少々ハードルが高そうだ。



だから、訓練制度を設けよう。



この場合、お一人様のファーストクラスやビジネスクラスの搭乗者は任意でかまわない。

 

生きるも死ぬも自己責任となる。


 


だがしかし、エコノミー、おまえは別だ!



任意では許されない。



エコノミーに乗るには、「訓練終了証明書」の提示が必須となる。



大人も子供も関係ない。




そう、言うなれば


エコノミーに乗るということは
達人の証なのである。




ファーストクラスやビジネスクラスの搭乗者から、羨望の眼差しで見られるということだ。



訓練の資格難易度は、1人掛け→2人掛け→4人掛けの順に上がっていく。




4人掛けなんてのは、もはやスーパーエリートな訳だから



1人掛けだけでなく、2人掛けからも羨望の熱い眼差しを向けられる。

 



そこに子供がいようものなら

スーパーキッズとして賞賛されるのである。

 



しかし私は、ここであることに気づいた



 

飛行機事故について考えた⑤に続く

飛行機の事故対策でもう一つ思いついた。


エアーバッグの応用バージョンで


客席に取り付けるというものだ。

 


緊急事態の際、機長がボタンを押すと、機体の下から客席が落ちる。


それはまるで、海亀の産卵かのように、ポコポコと生み落とされるのだ。

 


そして、各客席にそれぞれエアーバッグスイッチが付いており

それぞれがそれぞれのタイミングでスイッチを押すと

エアーバッグが開くという仕組みだ。

 


自分の前方には付けられないので

肘掛け、背中面、底面の3方向にクッションが付くことになる。

 


だから客は、頭から真っ逆さまになったり、うつ伏せ状態で落ちぬよう、まさに死に物狂いでバランスを取る必要がある。

 


ファーストクラスはシートも大きいし、何より1人掛けだ。

 


頑張れ!

超頑張れ!

たぶんそれで何とかなる!

 


ビジネスクラスもだいたい似たようなものだろう。


よく知らんけど… 



 


問題はエコノミークラスである。

 

私が乗った時は、真ん中4人掛けで、両端が2人掛けのタイプだった。

 

 


4人掛け

 


これは

 


あかん


 


ここは瞬時に超スーパー協力体勢をとる必要がある。

 



墜落という恐怖に見舞われ

人生最大のパニックにおそわれている最中

突如として空中に放り出され

ぶっつけ本番、いきなりの4人チーム編成である。


 


上空1万メートルとかで生み落とされた日には、酸欠待ったなし!


だから、恐らくは千メートル付近が妥当ではないかと思う。

(ちなみにこの時、機体そのものが逆さまになっていたら、それは残念なお知らせだ。)

 


上空千メートルから地面まで、だいたい何秒の猶予があるかはわからないが


とにかく秒だ!

 


秒単位で

チーム一丸となれ!

 


仮に赤の他人同士、さっきまで折り合いが悪くて口論していたとしても


1秒以下で仲直りするのだ!


助かった後にでも、また口論の続きをすればいい。


とにかく今は協力だ!


それが運命を分けるのだ!


わかったか!


エビバディSAY YES!

 

   


飛行機事故について考えた④に続く




前回までのお話は


飛行機落ちたら死ぬ可能性高すぎ!


だから落ちる確率を、限りなく"0"にしよう!


いや、"0"を超えるゼロにしよう!


ってところまで話したはず。


 


だが、しかし

 

飛行機が落ちることと、リンゴが落ちることは同じだと思うんスよ。


リンゴが落ちるといえば、ニュートンじゃないっスかー。


ニュートンといえば、万有引力の法則の人っスよねー。


教科書で見たっス。


だから飛行機が絶対の絶対、0を超えるゼロの確率で落ちないってことは、ニュートンを否定することになると思うんスよねー。


ニュートン否定しちゃったら、大問題っしょ。


万有引力を突破しちゃう訳だから、教科書とか本とか、内容全部差し替えっしょ。


科学界が心臓発作で爆発して、コッパ微塵になると思うんスよねー。

 


と思わずにはいられない。


だからどうだろう。少し目線を変えてみてはどうだろう?


落ちても助かる方向で、考えてみてはどうだろう?

 


例えば

地面やらにぶつかる衝撃がマズいわけだから、その衝撃を緩和するべく、超巨大なエアーバッグを機体の底面に内蔵するとか。


車のは、衝撃で開くようになってるけど、飛行機の場合それでは遅いから、機長がボタン押すと

 


ブゥォワーんと開いて

地面にあたっても

ボムンッボムンッと跳ねる感じ。

 


物理的にどうなんだろう


可能かな?


仮にそんな巨大なエアーバッグが、衝撃に勝てずに破裂したら、飛行機どころか周囲も吹っ飛んでいくかもしれない。


 


じゃあ、これはどうだろう?


飛行機自体にパラシュートをつける。

 


できるのか?

 


飛行機の速度と重さに耐えうるパラシュートって、どれくらいになるんだ?


仮に町とかに落ちてしまったら、町ごとなぎ倒してしまうサイズか?

 


海に落ちたら、シロナガスクジラがわんさか捕獲できるサイズなのか?


そんなことになったら、どこぞの団体が血相変えて飛んでくるな


 

 

じゃあ、最近ちまたで話題の、何やら座っても卵が割れないクッション(卵は生卵です)を機体に巻くのはどうだろう?


あのハニカム構造の青いやつ。


それでいけるかどうかは、簡単に実験できると思うんだ。


試しに自分の体に巻いてみて、それらしいところから落ちてみればいい。


: 危険ですので絶対に真似しないでください

 


それで大丈夫なら、飛行機でもいけるんじゃないかな?

 


スノーボード の時に使う、プロテクターみたいなのでもいいと思う。



あれ、実際

衝撃が緩和されるからね‼︎


痛くないから‼︎

 


プロテクターあるのと無いのと大違いだから‼︎

 


 


それでもダメなら、機体は諦める方向で乗客だけ助けよう。


戦闘機とかで、墜落する前にイスごと脱出するみたいなのを、客席にも採用してみてはどうだろう?

 


ジャンボジェット機だと500人くらい乗れるはずだから、緊急事態になった時、500席が一斉に

 


シュパーーーッンと空中に飛び出して、ババババババッってパラシュートが開いていくわけ。

 


圧巻だ。圧巻の光景だ。


さぞやインスタ映えすることと思う。

 

 

飛行機事故について考えた③に続く