ご無沙汰しております。
社会人二年目になりました。なかこみ(+2)と申します。
修士の二年間、Doo Upにてトライアスロンをしておりました。
お世話になりました。
今日は、インカレ、佐渡ロングと、激アツの日曜です。
私は出ておりませんが、血沸き肉躍る心もちです。
さて、乗鞍合宿に参加してきました。
8/16(前泊)と8/17(乗鞍寮1日目)のブログを担当いたします。
久しぶりの日記です。近況報告も含めて書けたらなと思います。
目次です。適宜飛ばしてください。
〇Day1乗鞍前泊
〇乗鞍岳、乗鞍寮の魅力
〇ノウハウ1
〇近況報告
〇エベレスティング事前準備
〇Day2乗鞍TT祭り
〇うんちく:RPE(Rate of Perceived Exertion, 主観的運動強度)
〇ノウハウ2
乗鞍寮に来ていたご家庭のスイカ割りのおすそ分け。
そして真っ暗闇の山荘で、見えすぎた満点の星空
星座に詳しい寮母さんも、どこを切り分けていいかわからず、有名なものすらを見つけられず。
選択肢は多く見えすぎるのも考えものだなあと
〇Day1乗鞍前泊
メンバー
幹事 城戸君(B4)
小宮君(B3)
酒井君(B4)
桑原君(+1) 後半参加
なかこみ(+2) 前半参加
日曜に丸一日ヒルクライムするために、
私だけ乗鞍のホテルに前泊する作戦を立てました。
結局、全メンバーで乗鞍寮から1kmの民宿に前泊します。
DooUp OBで信州大医学部に進学した可兒さん(+6)が
怪我で参加できないものの、
マイカーで荷物運びと晩御飯買い出しをしてくださりました。
お会いできるの胸アツ。
特急を二本逃し
バス勢も大幅遅延と、
可兒さん(+6)を松本駅でお待たせしてしまいました。
ご迷惑をおかけしました。
2年ぶりにお会いして近況報告をできまして、大変うれしかったです。
将来、またレースや練習を一緒にできたらよいですね。
今年は可兒さん(+6)のご尽力で、身軽でホテルまで移動できました。
宿は昔ながらの民宿
木造の風呂は床も屋根も曲がっており、
築年数が樹齢かと思われる凄みでしたが
源泉かけ流しの湯は上質そのものでした。
硫化水素を存分に肺いっぱいに入れながら、
たまに外から入ってくる大きい羽虫が飛び交う様を眺めつつ、
くつろげました。
全日程晴れて良かったですね。かなり上振れました。
雨のヒルクライムは心身凍えまして、割とバッドに入ります。
〇乗鞍岳、乗鞍寮の魅力
長野乗鞍岳は、
エコーライン(17km 獲得標高1200m UP)と
スカイライン(14km 獲得標高1000mUP)で構成されています。
個人的には最上位で魅力的なヒルクライムコースだと思っています。
・頂上の標高3000mまで自転車で行ける。これは日本において漕げる最高地点。
・ゆえにコース上で植生が移り変わり、飽きない。漕ぎながら森林限界に出会える。珍しい植生によだれ間違いなし。
・雲が低ければ雲海も食べられる。雲海の雲は旨い。
・マイカー規制により、車がいない。
・すべてのつづら折りにカーブミラーがついているため、ダウンヒルの練習にもなる。
・乗鞍ヒルクライレースに参加するガチツヨクライマーも多数いて、学びになる。大会の記録と自分を比較して絶望できる。
・すれ違うクライマーと会釈でコミュニケーションできる。
ついでに、乗鞍寮の良いところも
・電気も電波もほぼ通じておらず、完全なデジタルデトックス。
・東大生が寮母さんをやっており、刺激的。
・温泉のために車を出してくださったり、ご飯をたらふく食べさせてくださったり、寮母さんがとにかく親切。
・東大の施設であり、宿泊費が安い。
・街灯ゼロかつ標高が高いため、満点の星空。
・東大の学生教員と、OBが申し込めるようです。
〇ノウハウ1
代々受け継いできた知見が失われつつあるようですので、
備忘録もかねて今回の教訓を本ブログに残していきます。
・松本行きの特急は満席。インバウンドでも人気
・バスは往々にして大幅遅延する
・晩御飯と飲料は街で買い出し。夜は食料を調達できない。
・土砂崩れでエコーラインが通行禁止のことも。今回はたまたま前の週に復旧した。
〇近況報告
2025年度は
ひたちなか180km TT(タイムトライアル) 総合8位
館山OD(Swim400m, Bike40km, Run10km) 総合6位
木更津OD(Swim1500m, Bike40km, Run10km) 総合6位
彩湖ミドル(Swim1500m, Bike80km, Run22km) 総合6位
九十九里ミドル comming soon
トライアスロンを完全に楽しんでいます。
ゴール後に他の選手とたたえ合いながら、
溢れてしまったアドレナリンをバタフライで泳ぎ切る感覚。
かけがえがないです。
伸びしろと現状を分析して、
レースで勝つために日々トレーニングをすること。
かけがえがありません。人生の喜びと言って過言ではないです。
学生時代の仲間が、
未だに練習に付き合ってくれること。
彼らとの時間。感謝。
かけがえようがありません。人生が喜んでいます。
社会人は仕事一辺倒、不摂生になりがちですが、
この趣味がより一層、
明日が楽しみになるきっかけを、
人生への刺激を、
惜しみなく提供してくれています。
ところが、国内最上位勢とは全く勝負になっていません。
Bikeパワーの絶対値が40%ほど足りない。
Runがキロ1分ほど足りてない。
トライアスロンを初めて4年目になりますが、
1年目から2年目に感じたような爆発的な成長はありません。
そのためには頭を使って、人体実験的にボリュームを積み
今の自身のトレーニング理論に重力を与える必要があります。
学生のころから、
低強度大容量と高強度のポラライズした練習をするために、
トレーニングをIntensity Zoneで分けて管理してきました。
レース時は、カロリーとカフェインの計算と補給戦略を実施しています。
これらに加え、社会人になってからは新たに
・週に合計12分はRed Zoneに滞在すること
・水分量と塩分濃度の計算と補給戦略(灼熱レースで生き残るため)
・調子の定量化。トレーニング後のRPEの記録(Rate of Perceived Exertion, 主観的運動強度)
・トランジに小型クーラボックスを導入(深部体温で優位に立つため)
・3Dプリンタを用いたバイクパーツづくり(空力改善)
を取り入れています。
後ほど、一部はうんちくとして軽く書いてみます。
興味があればぜひ。
最近は、賃上げブームの春闘に対抗し、
私自身もローラーのベースパワーを10%マシにいたしました。


房総シリーズ(館山OD + 木更津OD の合計タイム)で総合優勝、
ひたちなかTTで東工の小林君(+2)と大東の萌次郎君(B4)とチーム優勝
2025年は2枚のチャンピオンバイクジャージを頂きました。
しばらく服には困りません。
ユニクロに行く必要が無くなりましたね。
〇エベレスティング事前準備
エベレスティングチャレンジをご存じでしょうか。
1アクティビティで獲得標高8800m(エベレストの標高も8800m)を目指すものです。
休憩は可、睡眠は禁止。
都内近郊で行う人は、ある峠を
150往復、25時間かけて行うようです。
それはそれは気が狂っていますね。
あまりの狂いようにビチクリします。
反面、乗鞍岳は一往復で獲得標高を1000mUPも稼げます。
8往復で済む。非常に効率が良い。
楽ですね。こちらは気が狂っていません。
いたって現実的。
カロリー、塩分、水分量、カフェイン量を計算し、
ヘッドライトを買い、
準備万端です。
二日目に挑戦してみましょう。
〇Day2エベレスティング
6:00~18:00しか入山できません。
エベレスティングをするといいつつも、
寮のチェックインや夕食もありますし、
できるところまでやってみようという気概でした。
■エコーラインTT(タイムトライアル) 1発目 (17km 1200mUP)
なかこみ(+2) 70'20 217W 160bpm 81rpm RPE5
■エコーラインTT 2発目 (17km 1200mUP)
城戸君(B4) 81'00
小宮君(B3) 84'00
酒井君(B4) 110'0(?)
なかこみ(+2) 74'45 209W 163bpm 81rpm RPE7
■エコーラインTT 3発目 (17km 1200mUP)
なかこみ(+2) 82'24 186W 154bpm 77rpm RPE7
■スカイラインTT 4発目 (14km 1000mUP)
城戸君(B4) 91'00
小宮君(B4) 94'00
酒井君(B4) 114'00
なかこみ(+2) 82'59 172W 149bpm 67rpm RPE7
最終的にTT 4発で門限の16:00に。
獲得標高4600mにとどまり、
エベレスティングではなく
マッターホルンイング(4600m)
になってしまいました。
ペダル効率を上げるために、
今合宿中は「引き足」をひたすら意識しました。
踏み一辺倒だった私のトルク効率に対して、
ゲームチェンジャーとなりうる革命的な技術でした。
〇うんちく:RPE(Rate of Perceived Exertion, 主観的運動強度)
日本トップトライアスリートの古谷純平さんと、
レース後に一緒にジョグをするという僥倖な時間があり、そこで
「明らかに、コンディションの波がある。
自分は心拍と乳酸値を見つめることで
それを測定している」
と語られました。
私は、毎度の練習後に血を抜き取って
乳酸値を測ることはしませんが、
体調を定量評価しようと考え
心拍と、もうひとつ何か指標を見たい、
そこで
"RPE"
を取り入れました。
"RPE CR10"と呼ばれる、非線形な10段階評価です。
最近は、毎練習後にRPEを記録しています。
Borg's Perceived Exertion and Pain Scales (Borg 1998)
森林限界。
それは森林が生息可能な上限であり、その見えない上界が可測であるということです。
乗鞍エコーラインのほくろの場所さえ暗記するほどに、
今合宿でひたすらTTをしました(一日半で6往復)
〇ノウハウ2
・荷物は寮の入り口付近に置くため、雨よけとしてゴミ袋と自転車雨よけを用意する。
・寮の入り口は登山道として、人の出入りが増えている。向かいの駐車場の奥の岩の隙間が最適か。
・寮の停電時刻前にスマホを充電する。
・ニムトという神ゲーのボドゲーがある。
・飲み水に困るため、予め用意しておく。
・自転車は寮に持ち帰って良い。
・山頂からのダウンヒルは寒く、長袖ウィンドブレーカーは必須。
神ゲー、ニムト。
城戸君(B4)は寝不足であり、プレイ中は終始ネムトでしたね。
毎度のこと長々とブログを書いてしまいました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
将来トライアスロンに興味がある学生が、
万の一つにこのブログに行き当たり、
色々なブログを読んで、入部を決めてくれたらいいなと、
その確率の上昇に少しでも貢献出来たら、
これまでも書いてきた甲斐があります。
(これくらいしかできませんが)
最後になりますが、
幹事を務めてくださった城戸君(B4),
初日にサポートに来てくださった可兒さん(+6)
そして参加メンバーの小宮君(B3), 酒井君(B4), 桑原君(+1)
乗鞍寮の寮母様、
素敵な乗鞍合宿を運営し存続してくださり、
本当にありがとうございました。
収穫のある良い練習になりましたし、
刺激的な休日になりました(社会人としては最も重要な要素)
城戸君(B4)
責任ある立場である以上、
楽しみと同時に苦労もあるかと想像しますが、
学生生活の豊かなスパイスとして、
その恵まれた有酸素持久力を長く楽しんでくれたら嬉しいです。
深層学習と生体のシナプス回路の深堀の話、興味深かったです。
研究生活を存分に楽しんでください。
心より応援しております。
改めまして、皆様、ありがとうございました。
お陰様で、充実した乗鞍合宿になりました。
それではみなさん、
次のレースや練習で、またお会いしましょう。
楽しみにしております
OB二年目
なかこみ




