こんばんは!まろりんですよ!
なかなか久しぶり。
ブログかけなくてごめん。
半年前くらいに良く聴いてた唄を
いま聴いたりしてるよ。
前のバイト先で流れてた曲。
嫌でも耳に入ってきた曲。
消したくても消せなかったあの曲。
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バイトが終われば楽しみがあった。
約6時間の縛りから解放されて
約2時間の幸福が待っていた。
その2時間が10分に感じた。
行き先はいつも決まって
薄暗く、いつも誰もいない丘の上だった。
それで、特になにするわけじゃないけど
車を停めて車の中で色んなこと話すの。
今日はこんなことあった、とか。
あいつムカつくよな~、とか。
話すことなくなると音楽を流したりして
この歌いーよねー、とか。
時には休日。
昼間からその丘の上に行ったりした。
やっぱり誰もいないんだ。
昼間なのになんか薄気味悪くて薄暗い。
とても広いから自販機でジュース買って
散歩したりした。
丘の上には、少し歩くと海がある。
普通に歩いては入ることのできないため
工事ちゅうだったのか、「立ち入り禁止」と
書かれた看板のすぐ横のフェンスを
一人ずつよじ登り走り出した。
静かに波打ち、奥の作りかけの橋の方へ
ぶわーっと広がる綺麗な海。
夕暮れが訪れると大きな夕陽が
その水面を盛大にオレンジに染め上げる。
端っこの方には大きな洞窟があった。
その洞窟が気になり洞窟へと
静かに歩き出す俺。
しかし、「いやだ」と拒んだ君。
無理矢理手を掴んで連れていこうと思ったけど
手を掴むことに多少躊躇したのか俺は
手を掴むことができなかった。
弱さを見せてしまったと思った俺は
「じゃあ帰ろーか」と言った。
「うん」と少々こわばり気味の笑みを浮かべながら俺の前を歩き始めた。
二人の歩幅は2メートルくらいだったろうか。
すると、君は振り返った。
「なにしてんの!」と俺の腕を掴み
来るときによじ登ったフェンスの方へと走る。
ひたすら、無言で。
顔が見えないくらい
暗くなり始め、すこし怖くなった。
海からは車まではすぐだった。
なだらかな、くの字の坂が
俺たちの体力を消耗させた。
車に着いた後も
二人でぜぇぜぇ言ったっけ。
それからも色々話をした。
さっき話した話もしたけど
俺は気付いてないふりをした。
どんな話でも楽しかった。
車から降りて俺はタバコをくわえた。
空を見上げれば
今日この日まで見てきた星が
今夜、全部集まってるっていうほど
凄まじい星の数だった。
若干冷えた風に星が飛ばされて
流れ星に…、なんてバカなことを考えたりした。
君に見せてあげようとも思ったが
寒いと言っていた君を
わざわざこんなことで外に出すのはと
考え、今宵の星は俺だけのものにした。
「そろそろ帰る」と君は言った。
「おっけ!」と俺。
エンジンを着付けてライトを付けた。
ライトを付けた瞬間
ライトの先に誰か立っていて
それにびっくりした君が「きゃ!!」と
俺に抱きついてこないかなーとか考えたりした。
そんなことはなかった。
なだらかな坂道を下る。
しばらく無言だった車内に君が一言放った。
「手、握っていい?」