１０日程前のことです。
久しぶりに、こらえ切れない程の
怒りを会社の同僚に感じました。
日本では、このような出来事は
ほぼ起こることはないと思います。
ですが、私が住んでいるのはカナダ、
大きな国を維持するため、
国は多くの新移民（カナダに
永住するために移り住んでくるひと）
を世界中から受け入れています。
異なった文化背景、価値観、
考え方などの違いから、
日本の常識は
カナダでは非常識となることは
日常茶飯事です。
私は、航空会社に勤めていて、
空港勤務をしているのですが、
その日は、ゴルフカートを運転して、
高齢者やケガをしている乗客を乗せ
出発搭乗口へ送る業務に就いていました。
本来であれば、電動式ゴルフカートは
夜通し充電してあるはず、なのですが、
会社のオペレーションの問題で、
２０台近くあるゴルフカートのうち、
２台ほどしか充電されていない
ことが続いていました。
私のこの日の業務は、ゴルフカートがないと
仕事が出来なくなることは会社内では
誰もが承知していることなのです。
しかし、
その日は、しっかり充電されたカートがなかったため、
万が一自分の運転するカートが動かなくなった時のために
別の１台を充電しながら、予備で取っておくことにしました。
他の従業員が
その充電中のカートを持って行かないように
メモ紙をそこに残しておきました。
１時間半ほどすると、
１人は１５０キロ、もう一人は１８０キロは
あるであろう男性ふたりが
私のゴルフカートにのると、
一気に電気を消耗したのか、
突然動かなくなりました。
この男性たちには歩いてもらうことにして、
なんとかかんとか、
一度動かなくなったゴルフカートを運転しながら、
充電してあったもう一台のカートが置いてある
場所まで、あと１０メートルのところで、
同僚のKY(女性）が、
いままさに、私が充電していたゴルフカートを
運転して、立ち去ろうとしているところが
目に入りました。
このＫＹさん、
別の同僚にも意地悪なことをしていた
要注意さん、でした。
私は、彼女に向かって、
you can't take it 
それは持っていかないでーー
と叫んだのです。
彼女は、私が残したメモ書きも
読んでいるはずでした。
しかし、一切動じる様子もなく、
「 これ持っていくから 」
と私の目の前を悠々と走りさって行きました。
？？？？？？？
し・ご・と・が・
出来ない。
ゴルフカートがないと
仕事にならない。
彼女も分かっていたはず。
しばらく頭に血が上った私は、
” ふぅ～～～～”
数回深呼吸をして、
感じていた怒りの感情を
解放する時間が必要でした。
しばらくして落ち着きを取り戻した後、
同じ業務をしている他の同僚に
ことのいきさつを説明して
サポートをしてもらわないと
いけません。
長い前置きでしたが、
ここからが本題。。。
同僚に助けを求める際、
こんなことがあったのよ！！
とＫＹさんの悪口、文句を
爆発させることも出来たのですが、
そうはしませんでした。
なぜ、って？？
宇宙の法則は、
自分の放ったものが返ってくる、
それが分かっているので、
また、文句を言いたくなるような
ことは引き寄せたくないですから。
それに、聞かされる相手も、
イヤな気持ちにさせてしまいますよね？
なので、
私は、「一言申し上げたい」
という今回のような出来事があって、
第三者に話しをするときは、
起こったこと事実だけを話しすようにして、
他人を悪く言ったり、
自分の感情を伝えたり
はしないようにしています。
そして、
こんなことがあったのよ！
と話したら、
ハ、ハ、ハ～～～
と大声で笑い飛ばす！！
こういう話し方をすれば、
笑いで会話が締めくくられるし、
聞かされている相手も不快な気持ちに
なることは少ないと思います。
自分にとってマイナスと感じる出来事を
他人に話すときには、
笑いで締めくくる。
そうするだけで、
その出来事が怒りの経験から
笑いの出来事へとやんわりと
変換されていくのが分かります。
さらには、
ＫＹさんにもそうする理由、言い分も
あるかもしれないし、ね。。
とまで思えるようになる。
一時、大きな怒りを感じはしたけれど、
相手はきっとな～んにも感じて
いないはず。
だったら、自分だけ負の重い怒りの
感情を持ち続けるのは、
自分から不快な時間を作りだしている
ようなもの、ですよね。
感情のコントロール、って時には
難しいこともあるけれど、
怒りの出来事を笑いに変える、
やってみると、イヤに思えた出来事が
笑いの出来事に変わっているのに
気がつきます。
よかったら、実践してみてくださいね。
この話には、まだ続きがあります。
次回は、宇宙のお試しが来た～！
意地悪な同僚の魔法の対処法
(実証済み）
についてお伝えします。
お楽しみに～
ブログに訪れてくださりありがとう。
読んでくださりありがとう。