安倍晴明が子供の頃の話。
舞台が平安時代のミステリー短編集って感じ。
以下、ネタバレ注意。
ミステリーなので、絶対、注意!!
晴明、保憲、博雅の子供時代の話。
藤原家からは、道長のお祖父さん、
師輔が出てきます。
個人の好みの問題ですが、
夢枕陰陽師信者の私には無理でした涙。
だつて、
晴明と保憲は兄弟弟子だから、よしとしても、
史実では絶対絡まない、博雅がでるから、
夢枕陰陽師と切り離せなかった。
そしたら、もう、駄目。
晴明も、保憲も、違うし、
博雅なんで全然、違う!!
博雅は、あんな子供じゃないし、
そんな事、絶対、言わない!!
唯一、小次郎(将門)はイメージ通りどけど、
晴明が将門追って坂東にくだる???
しかも、晴明が将門ど葛の葉の子供???
あとあと、最終章、
朱雀門の鬼は、
本当に鬼じやぁないと、絶対嫌だし、
どーして晴明が、門の上で笛吹いてる??
どの設定も私には、辛い。
これは完全に好みの問題だから、
刺さる人も、いるんでしょうが。
あとあと、ミステリーとしても、
ちょっと好みで無かったです。
私の読解力不足も原因ですが、
「ん?あれ? ええ〜、そうくるか??」
みたいな感じでした。
一方で、物語のスジとあまり関係ない
平安時代の雰囲気は楽しかった。
博雅のお祖母様、あんな感じなのかなとか、
王子(博雅の父)と言っても、母の身分でこんな扱いなんだ、とか、
博雅は、本当に糺の森の近くに住んでたのかな、とか。
師輔が、結婚してるのに、
内親王の勤子さまに、凄い気を使って
接してるのも、面白かった。
ホントに、そんな感じだったのかな、とか。
wikiで、師輔が、人生で
3人の内親王と結婚することも、
今回、初めて知りました。
そういえば、3人とも、小説に出てきてた(笑)
なんだかんだで、楽しめたのかな(笑)。