さてさて、待ちに待った日がやって来ました!
何年ぶりになるのか、少なくともこっちに来てから4年経過しようとしてるので、5年ぶりくらいになるのでしょうか。
ひっさびさのライブ参戦です!!
しかもですよ、今回はあの超絶ジャムバンドの来日公演です。
そう、あのEarthlessが来るってんですよ。
もう楽しみで仕方がなかったわけです。
そんなこんなで、昼過ぎに家を出発、意気揚々と大阪の街へと繰り出します。
今回は次の日どうしても予定があるので、当日中に帰宅できるよう、京都まで車で行くことに。
約3時間(ながっ)かけて京都に到着、そこから電車で心斎橋まで移動します。
今日のライブハウスは火影-HOKAGE-というところ。客席とステージがシームレスな、いかにもハコな感じのライブハウスでした。
予定の時間をちょっとすぎてしまいましたが、無事到着。
ライブハウス入り口付近の路地では外人が二人トーキング中で「WINTERまじでいいよね。」とかドゥーム丸出しな会話を繰り広げていましたw
そんな会話を尻目に中に入ろうとしたその時…。
信じられない光景が目に飛び込んできました。
…。
……。
………!?
今日のライブポスターの下に貼られている黄色い紙には何と「Earthless出演キャンセル」の文字が…。
まじでええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!
ウソやろ…。
この日を指折り数えて楽しみにしてたのに…。
あまりに予期せぬ事態に本気でショックをうけ、一気に熱が冷めてしまいました。もう帰ろうかとまで思いましたもん。
とりあえず、ネットで調べてみたところ、何でもメンバーの家庭内で緊急を要する事態が起きたため、急遽来日できなくなったとのこと。
はあ…。致し方ないこととはいえ、やはり残念すぎる。
しかし、ここで帰ってしまってはあまりにも勿体ないので、残りのバンドをしっかり観てこうと決意、ハコの中へ向かいます。
この日の客入りはまあまあで、最大7、80人キャパくらいのところ、50人てとこだったでしょうか。
入ってまもなく、一番手のバンドがセッティングをはじめ、準備完了。
ライブ開幕です。
最初はIthaquaという割と若め?のバンド。
シンセを用いてサイケでスペーシーな雰囲気を演出しつつ、圧殺リフで攻め立てるスラッジドゥームで、意外とよかったです。
1曲目が特に素晴らしかった。音源出してないんでしょうか。あったら買ってもいいな。
次は浪速のトライバルスラッジバンド、Birushanah。
一時期めちゃくちゃ聴いてたので、ちょっと楽しみでした。
ただ、このバンドの一翼を担っていたうねりにうねるフレットレスベースの使い手は脱退してしまったようで、現在はベースレスでやってるみたいです。
情念にまみれた轟音が炸裂し、すさまじい音圧で攻め立ててきます。ドン!ドン!という日本古典音楽的リズムがとても心地よい。しかし、轟音すぎて音割れも酷く、かなり聴きづらかったのが残念でした。あと、やっぱあのベースは聴きたかったな。
そして3番手はこれまた浪速のスラッジバンド、Garadama。
このバンドは、名前は知ってたんですが、曲を聴くのは初めてです。
割とシンプルなスラッジで、あまりピンと来なかったんですが、それでもそこそこ楽しめました。
そして最後は名古屋のドゥームバンド、Eternal Elysium。
おそらくChurch of Miseryと並んで世界で最も有名な国産ドゥームバンド、ライブを観るのはこれで3回目です。
この日のEarthlessに次ぐお目当てバンド。今回も安定したパフォーマンスで、会場全体を盛り上げてくれました。
曲数が5,6曲と少なかったのが残念でしたが、新曲「Highflyer」やスーパードゥーミーな「Shadowed Flower」、さらにはアンコールで「Agent of Doom」と、名曲が聴けたので、概ね満足できました。
しっかし「Agent of Doom」はやっぱ最高やなー。アンコールに持ってくるあたりが憎いね。観客の皆さん大盛り上がりでした。
そんなこんなで、気づけばあっという間に終演。
これであとEarthlessさえいればなあ…と思わずにはやはりいられない、何とも不完全燃焼な幕切れではありましたが、久々の轟音にまみれて、やっぱライブはええなあと。そう再確認した次第です。
これを皮切りに、今年は機会あればどんどん参戦していきたいね。
実現するかどうかは不明ですが、Earthlessも日程再調整して絶対来る!って言ってるらしいから、その時は何としても行きたい。期待してるでー。