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コラム

サーキットへ行こうMAX VOL40 ブログ編

レース業界では、シーズンが終わりに差し掛かると、すぐに次の年のことを考えなければなりません。強いチームを作るために、いかに早く準備に取りかかるかというのは、どのチームにとっても重要なポイントです。実際にはシーズン中から準備はしているのですが。オフには人、物、金が動く。その“人”の中には当然ドライバーも含まれてきます。ドライバーは、チームの成績やモチベーションを左右する大きなファクター。少なくとも1年間は人生をともにするのですから、結婚相手を選ぶようなものです。それだけに、チームとしてはドライバーを選ぶ際、その人物を多角的に見て慎重に判断しなければなりません。チームはその時代その時代で何人ものドライバーを起用しますが、それはつまり何度も結婚・離婚を繰り返しているようなもの。幾度も経験していると、おのずと自分の中には、ドライバーを選ぶポイントがいくつも出来上がってきます。さて女房と畳は新しい方がいいというのはあてはまっているのでしょうか。今回は将来を担う若手ドライバーのためにも、その私個人のポイントを少しお教えしましょう。


まずドライバーを選ぶ際に大切なのは「見た目」。速いドライバーには、8頭身でバランスの取れた身体をしている人が多いからです。今年、ウチのチームでFNに乗っていたM選手などは、足首から頭のてっぺんまでバランスが取れていて、余分な物がない印象。頭が小さいところも理想的です。大きい頭はレーシングカーのGに耐えられないという説もあるので、頭は小さいに越したことはありません。また見た目と同様大切なのは、筋肉。柔らかい筋肉をしているドライバーがいいですね。これを確認するのは裸。ドライバーは走行後、よく服を脱いで裸になる種族なので、その姿をじっくりと観察します。たいてい、肩から二の腕にかけての線が柔らかそうなドライバーは、想像通り柔らかい筋肉を持っていますね。かつては、見ただけでは分からなかったので、裸の身体に触れてみることもありました。その中で柔らかさが印象に残っているのは、TとH。古過ぎましたか。でも、ウチのチームで成績を残してきたドライバーはほとんど柔らかい筋肉をしていました。その上で、最後は勝利の女神に相談してから自分の判断力に委ねます。