六本木にハンバーガーインがあった頃毎週のように防衛庁前(現東京ミッドタウン向かい)でバーボンを飲んでいた。 六本木で飲んでいる事が何だかステータスであるように感じていた。 港区や渋谷区で遊ぶことが日常だった人たちにはかなり気後れがあった。 品川ナンバーの輸入車に乗っている人が羨ましくて仕方がなかった。 だから何なんだ?という類の話になるのだが、上京当時は「港区か渋谷区に住みたい」とかなり本気で考えていたものだった。 今思うと赤面しそうなほどの田舎者だった。