こんにちはお元気ですか。
また、大きな地震が起きました。お悔やみ申しあげます。
このようなときに何時も思うのですが、後始末のときに出るゴミを今紹介している磁気熱分解装置で始末ができればよいのになぁ~と何時も思います。停電でも燃料がなくても稼働します。災害時には活躍します。

さて、今日は一般焼却炉で処理が面倒なおむつ問題です。

埋立ゴミの減容化とオムツ処理

W-MTD(磁気熱分解装置)ができること、W-MTDのシステムとは

我々人間が生きていく上で発生してくる大量のプラスチックのゴミ、食品廃棄物、家庭ゴミ等の処理は現在、焼却するか埋設、一部再資源化するなど各方面で涙ぐましい努力がなされています。
しかし、焼却場からでる焼却灰の埋立て地にも限界があり受け入れする余力がなくなってきています。新しい埋立て地を作れば良いのですが、各種課題もあり簡単に作ることはできません。
また、地中に埋設する方法もありますが、現代は複雑な物質もあり地球環境に影響を与えかねません。

〇私達にできることは、そうしたゴミを減らすこと、できるなら再資源化して埋立てる量を減らすことしかありません。
〇W-MTDは再資源化の技術とシステムであると言っても過言ではありません。
W-MTDは我々の日々の生活、産業活動で発生するゴミの焼却灰を、W-MTDで再処理すれば、更に減容化と無害化してニューセラミクスを作り、そのニューセラミクスをW-MTDに一部再利用することで、今まで廃棄していた焼却灰を限りなく少なくするシステムであると言えます。

例)焼却場に搬入されるゴミの量を100とすればW-MTD処理後の量は1/300~1/500になります。減容化と無害化がW-MTDの技術です。
しかし、費用の事もあり、簡単に現在使用中の大型焼却炉を入替える事など難しい問題があります。
例として、処理後の残渣量も焼却炉1/10に対し、W-MTD(磁気熱分解装置)は1/300~1/500の量です。焼却炉灰は2次処理溶融しても減少率は1/15程度ですから、W-MTDは溶融より遥かに残渣の量が少ないだけでなく、残渣中の有害物質も極端に少なく焼却炉では達成不可能な高性能さを発揮しています。
埋立地の問題でお困りの場合、ご使用中の大型焼却炉から出る残渣をW-MTDで再処理し、残渣を少なくする事も一つの方法と考えます。

〇W-MTDのもう一つのテーマが急増するオムツ処理です。
オムツは自治体ごとに産業廃棄物か一般廃棄物に指定され、いずれも焼却処分ですが、近年は10年前に比べ大幅に急増しています。
紙オムツは処理する時、木材処理時などの2~3倍のカロリーが必要とされ、その結果、大量の空気も必要とするため処理温度が上がり、耐火レンガでさえもボロボロになり、メンテナンスに多くの費用がかかります。
近年はメーカー等が再資源化、処理方法の多様化も進んでいますが、W-MTDの処理方法は収集されたオムツを、そのままW-MTDに投入するだけでダイオキシン、CO2を発生させず減容化と無害化します。


上の写真は処理灰取出口です


上の写真は処理灰です。オムツもサラサラの灰になります。