その日私は、ショッピングセンターで買い物をしていた。上の娘は課外授業で学校へ行き、下の娘は学校が休日のため遊びに出掛けていたと思う。

 遠くから地鳴りのような音がだんだん近付き、さらに頑丈に作られているはずのショッピングセンターでも立っているのが恐いくらいの揺れが襲った・・・。初めて体験した大きな地震だった。すぐさま、携帯で連絡を摂ったが、すぐにつながらなくなる。急いでうちに帰った私は、長女が家にいたので驚いた。家を出た直後、頭痛のため学校に行かずにうちに帰ったらしい。下の娘は、電車が不通になったため、夕方近く歩いて家に戻ってきた。夜8時過ぎには携帯も、固定電話も通じるようになり、親戚からの安否の電話対応も一通り終わった。ただひとり夫を除いては・・・。夫の会社の上司から、様子をうかがう電話があったが、その日は、会社が休みにもかかわらず夫は朝から出掛けていた。仕事なのか単なる外出なのか?帰ってくるのか?何もわからないまま、上司には、携帯がつながらない事だけを告げて、電話を切った。夫の携帯に何度掛けても、不通だった。大きな地震だったから、きっとどこかで知って安否の電話を掛けてくるに違いない。家族が大切なら・・・。一晩明けた。夫からの電話は無い。午前七時、携帯にリダイヤルした。

寝ぼけた夫の声「はい・・・。」

私「○○部長から、地震のことで、心配して電話があったよ。出帳?」

夫「ああ、そのことはもう解決ついた。」

私「どうして、家に電話しなかったの?電車は不通やし、大変だったよ。」

夫「昨日何遍もしたけど、かからんかったんや。」

嘘つき男。着信メモリーには、1つもあんたからの番号は無い。夜8時には電話は通じていたのに。部長には、連絡着けていたのに、何で家には出来なかったのか?答えは1つ。ひそひそ声で話すのは、隣に誰か眠っているからだ。遠くで泊っているから、地震のことだって知らなかったに違いない。デートの日は、必ず携帯の電源が切られている。

 地震を体験して痛感したこと。もしかしたら、死ぬかも知れない。そんなとき胸に浮かぶ人が、一番大切な人かも。夫は、家族なんてどうでもよかったのだ・・・。私も、夫がどうでもよくなった。




キスキス


あの日は実はと言うとあまり覚えてません・・・汗

テレビで見た限り、今まで生きてきた中で結構大きめの地震でした。

 その日私は課外授業があったため、早いバスに乗り込み駅へと向っていました。だけどバスに乗っている途中からすごい吐き気。頭痛からくるものです。朝起きた時から痛みはあったので、薬を飲んでいたのですが効果はなかったみたいで。小学生くらいから偏頭痛持ちだったので、そんじょそこいらの頭痛くらいじゃ何とも思わなく(痛いことは痛いんですけど)なってました。でもあの日の頭痛はホントに半端無くて、目の前がチカチカしてました。眉間にしわが寄ってすごい顔になってたと思います笑

課外は絶対に、意地でも休みたくなかったのですがあんまりつらかったものですから、バスを降りてすぐに折り返しのバスへと乗り換えました。

そして自宅。

母も妹も外出中でした。地震が来た事を知らなかった私は家でまた薬を飲んで休んでいました。午後くらいになって、母が慌てて帰宅。その時初めて地震があったことを知りました。バスに乗車していた私は地震に気づかなかったようで・・・。母は家にいた私に随分驚いたみたいですが、とにかく無事でよかったとお互いに安心しました。妹も何とか大丈夫だったみたいで、夕方には帰宅。しかしその日の朝、早くに家を出た父からは連絡がありません。私はまったく心配してなかったのですが、ちったぁ家のことくらい心配して連絡しろよ、と思いました。

 一時すると、父の上司から父に連絡が取れないとの電話が。だけどこっちも連絡が付かない状態だったので、どうしようもないまま一夜が明けました。その日母がすぐに父の携帯に連絡すると、ようやく出ました。どうやら何度か家に連絡したけど繋がらなかった、などど言っていたようですがはっきり言って父にだけ繋がらないはずはないし、着信履歴もまったく残されていません。一体どこで一晩過ごしたのでしょう?バカな人ですよね・・・あんな嘘通じるわけないのに。それに母が電話をしたときの声。まるで隣に誰かいるから大きな声が出せないとでもいうようにぼそぼそと・・・。


その疑いが確信に変ったのは、帰宅してきた父を見たとき。


何の証拠もないのに、本当に女の人と一緒にいたと疑うのは考えすぎだって言う人もいるかも知れません。でも、わかるんです。自分でも不思議なくらいよく。帰ってきたときの足音、空気、行動。本人は隠そうとしていても、必ず表に現れているものです。


絶対にあの大きな地震があった日、会っていたに違いありませんでした。





 

去年の夏、夫が彼女と旅行に出掛けて泊まったホテルだ。名前はぼやけて読めないが、調べればすぐわかると思う。しかし、今更突き止めてどうこう言うつもりはない。ただ、その土地とこのホテルには生涯関わり合いたくないだけ。 

 今日で、3日目の夫の無断外泊。こっそり出て行く夫の姿からは長期旅行の匂いがした。きっと、彼女との旅行だろう。この後、ファイルに彼女との新しい旅の記念写真が沢山残るのだろう・・・。

 夫は下の娘が今何歳なのかわかっていないと思う。それほど、家族に無関心なのだ。

娘2人には将来絶対こんな目には遭わせたくない。世の中の不倫男性は、妻を愛しているなら、死んでも悟られないようにして欲しい。妻は知らない振りをしているだけで、意外に気がついているかも知れないから・・・。不倫って、非日常だから所帯じみた妻といるより断然楽しいと思う。ただ、その影で誰かが泣いているとしたら?娘は、男性観が歪んでしまったと思う。ごめんなさいね。お父さんは無くしたけど、私が夫の分まで娘ふたりを精一杯愛してあげたい。




男性観が歪んだかどうかはわかりませんが、確実に人間不信になりました。・・・・・・。笑

所詮親子といえど、信頼なんて根底にはないと思います。家族って見た目は頑丈でも、ちょっとした事ががきっかけで崩れてしまう程もろいものなんです。(だからこそ、家族間でも会話したり、家族間の問題に対して討論する努力が必要なんだと思います)そして家族というのはやがては無くなってしまうもの。親だって不老不死なわけないんですから、自分が新しい家庭や立場を築いて行かなくてはならないのです。いつまでもおんぶに抱っこじゃ情けない話です。アル意味父をあてにすることが無くなったので、そういう事に早めに気づかせてくれたことに関しては感謝しなくてはいけませんね・・・笑


だけど私は、いつでも全身で語れるような(臭いものには蓋をしない笑)よい家庭が作れたらなと、思います。(あ、離婚しないからよい家庭だとは思いませんよ。というか、離婚そのものは悪いことじゃないです。それよりも嘘ついたり、子どもには本当のことを黙っていたりすることの方が最低)



 私のかってな持論はさておき、今、父が二階の部屋にいる気配がしたので旅行から帰って来たのかもしれません。たぶんるんるんでしょう!今なら何でも買ってもらえるかもしれません!!笑

きっとこの後ぐっすりねむるんでしょうね~。いい気なものですよ。こっちはお金がなくて毎月毎月死ぬような思いをしているというのに、のんきに彼女と旅行になんて言ってるんですからね・・・。

それでも私は学生という養ってもらっている立場で、自分で稼ぐこともできません。悔しいけど現実はそうです。


でも!!!!!!!!!!!!

いつかは絶対にあのえろじじぃよりもいい月収をもらえるくらい出世して、見返して、思いっきり嫌味を言ってやりたいです。(それまで生きてるかどうかわかりませんがね・・・笑)


それでは、今日はこの辺で!

次は借金の続報をお伝えしたいと思います。


今日はもう一枚写真公開。

たぶんホテルのベッドと思われ・・・。



夫の留守を確認して部屋に入り、洗濯物や汚れた食器を片づけ掃除をする。

そんな生活をしていたある日、部屋の隅で一枚の切符を見つけた。なぜそんなものが夫の部屋にあるのか?


そして切符の駅名を見た瞬間、頭を殴られたような気がした。地方ではちょっと有名な温泉名の駅だ・・・。忘れもしない、夫と行った新婚旅行の地。11月も終わりで観光シーズンをはずれていたためほとんど人はいず、今思えばうらぶれた旅館に寂しい寺・・・。とても新婚旅行コースとは思えない。

だが当時の私は場所やリッチさよりも、好きな人と一緒にいられるというだけで最高に幸せだった。記念写真の私の顔は、めちゃくちゃ幼くて幸せにあふれている。夫の顔も優しげで今とはまるで別人。


もちろん部屋に落ちていた切符は当時のものではない。少し前、旅行嫌いであるはずの夫が、その温泉地ののったパンフレットを持っていたので少し不思議に思っていたが、これでつじつまが合う。


…夫の出帳の日付・切符の日付・彼女からのメールの内容・パンフレット。そう、夫は私と新婚旅行で行った場所に彼女と一泊旅行していた・・・。結婚式初日に泊まったホテルで二人でクリスマスディナーをしただけでは飽きたらず、夫が彼女にせがまれて企画した温泉旅行は新婚旅行で行った土地だった。

あまり旅が好きではなく考えたすえ、出帳で通るよく知っていた温泉地を新婚旅行に選んだのだ。不器用な夫がやりそうなことだ。

でも、あまりにもひどすぎる。この男はどこまで人の気持ちを踏みにじれば気が済むのだろう。私の中で、最後に残っていたわずかな愛情のかけらさえも、すっかり消えていくのを感じた・・・。もう心には、真の闇しかない。涙もでなかった。





キノコうり坊

実りの秋ですね!!最近寒くなりましたが、皆さん風邪など引いていないですか?

ブログをはじめて数ヶ月がたちましたが、まだまだ書いていないことがあるのでちょびちょび更新していきたいと思います。気長に読んでくだされば私も母もうれしいです(°∀°ドキドキ)b

変だと思っていました。今まで旅行に行こうとも言わず、計画にすら参加したことのなかった父が旅行のパンフレットを持っている!!しかも何枚も。



…嫌な予感( ̄Д ̄;;

その予感が的中。最初は、出張でよく県外に行ってるしそのときのホテルとか見るためのものだろうと話していました。(それにその辺のチラシを意味もなく持って帰って来たりする人だったので)でも、観光ホテル(もちろん高額)のパンフなんて必要ないよねーって、話していたんです。出張ならビジネスホテルで十分。わざわざ恋人や新婚夫婦が泊まるようなホテルをパンフを持って帰ってまで品定めする必要なんてない。



母と私は何となく怪しいとは思いながらも、確信は持てずにいました。だって不倫旅行のためのホテルのパンフなら部屋に散乱させているわけないでしょう…。汗

いくらなんでも…。


しかしその疑惑もメールによって真実となってしまいました。メールの内容はいつものようなワンパターンなものに旅行の内容が加わっていました。『○○、かわいかったよドキドキ』『○○(某観光地)はすごくきれいで楽しかったねドキドキ』『また行こうねニコニコ


「…………。」


赤影のごとく(笑)父の汚い部屋に潜入し、携帯を盗み見た私は絶句しました。隣の母も無表情。今までは食事をしたりふつうのホテルに泊まるだけだったのに、旅行にまで行くとは。(しかも企画ベタなあの人が何からなにまでお膳立てしたみたい。)お金もなくむしろ借金をしている状態だというのに…。


人って、ごく短期間でどこまでも堕ちれるものなのだな…と、改めて感じました。



夫はもう一つのアルバイトを始めた。週刊誌などでよく見かける広告。まさか本当にあんなアルバイトを始めるなんて・・・。内容は、毎月会費を払って女性を紹介してもらい、その女性とデートして報酬を貰う仕事。買い物に付き合ったり、食事、ゴルフ、ドライブ、一泊泊まりで温泉旅行に出かける・・・。様々な女性の要求に答え、報酬は5万~10万とある。

そんなにお金を払って初対面の男と泊まりでデートを希望する女性がいるとは思えないけど・・・。夫の携帯に、デート希望者からの初デートの日時が指定されてきた。私は日時・場所を書き留めて、その日を待った。果たして本当に夫は出かけるのか?土曜日だったが、夫は仕事だと言って出かけた。7時30分、○○駅西口。娘と私はその場所に30分ほど前に出掛け物影で夫を待った。「仕事着で出掛けたから、単なる遊びでやっている携帯だけのゲームで、本気ではないのかも知れない。本当の仕事かも。」

彼女とのデート費用を捻出するためこんなアルバイトまで手を出す程、彼女にのめり込んでいるなんて何だか信じられないし、信じたくなかった・・・。どうかここへ来ませんように・・・・。心の中で祈っていた。


約束の時間が来た。


信じられないけど、夫はさっぱりしたシャツとスラックスに着替えていた。私と娘のすぐ近くを歩いて通り過ぎたのに、全く私たちに気がついてなかった。心臓がどきどきした。

まもなく、夫が携帯に出て、その後すぐ繁華街のほうに歩きだした。どうやら近くの店で会うようだ。気づかれない用に後を追ったが、沢山の店の前で見失った。あの中のどこかに入っていったに違いない。娘と私は、しばらくして夫の携帯に電話した。デートの真っ最中。何度コールしても夫は出なかった・・・。

娘と2人で、近くの店で夕飯をとった。パスタ料理だったが味は覚えていない。機械的に口に運んだだけ。最終オーダーが近づいていたためお客もまばらで、本当に寂しい外食だった。急いで家に帰り夫の夕飯を準備した。もちろん夫は食べるはずはないが・・・。

帰り際娘と2人、ずっと夫の悪口を言い合った。下の娘は中学3年、受験のまっただ中だから彼女にはとても言えない。

ただ、うすうすは感づいているようだったが、とにかく自分の受験のことだけを考えて欲しかった。

夫が彼女との専用携帯にメールしている内容は「今からバイトだ。頑張るよ。」「愛してる。」「会いたいな。」「かわいいね。」「今、出帳中。」「いよいよ明日だね。」「もうすぐそっちに着く。」彼女と会うために新幹線で、2時間の距離を夫は月に2度ほど出掛けていた。お金がいるはずだ。メールの言葉が私の頭の中で夫の声になり、繰り返し響いた。そのうちの一言も、私は聞いたことがない。本当に夫の口から出た言葉なのかな?

この頃の私は、とにかく毎日くたくたに疲れていた。

でも今思うと、夫を諦めたと思ってもあのメールをみてわざわざ後をつけて確認しに行ったということは、自分では気がついていないけど少しは愛情が残っていたのかな?

これが今ならもう後はつけない。夜出掛けて疲れるし、交通費もバカにならない。


夫のそのバイトは、長くは続かなかった。会費を払って1人紹介して貰うたびに紹介料を払い女性に夕飯をごちそうして、いよいよ本デート・・・金になる。と思ったら、女性から「今回は合わないようなので、お断りします。」のメール。

用は、会費と紹介料を業者が貰って儲かるだけ。そんなに甘い話はないのだ・・・。




久しぶりの更新ですね、コメントくださった方々、ありがとうございます!励みになりますっ!!


この1日探偵団は、すごく・・・父がかわいそうになりました。

私は学校の課外の帰り、母と結構都会の某駅で待ち合わせました。もちろん、目的は尾行。メールや写真を見てもいまいち本当にそんなことをやっているのか半信半疑だった私たちは、大きな駅で父を見つけられるかどうかもわからないのに、ふらふらと歩き回っていました。

本当に偶然。アル意味奇跡?

私たちの目線に丁度入るかのように現れたのはきちんとした格好の父。うわぁ・・・本当に、こんな風俗バイトするんだ・・・。そう実感しました。不思議とショックもなにもありません。手紙を発見したときもそうでした。目の前に広がる状況を、どこかで客観的に見つめている自分がいる。

・・・・・・というか、この尾行・・・。


た、楽しい・・・。


不謹慎にも楽しんでしまいました。すみません。(;´▽`A``


遠目に観察していると、父は誰かを捜しているようで、(たぶん例のデートバイトのお客である女性)携帯を片手に駅の構内をうろうろうろうろ。私は制服を着ていたので、ばれないように母とこそこそとしていました。

一時見ていたのですが、まったく動きがありません。それでついぼけっとしていたら、父が突然私の目の前に現れました。本当に、びっくりしてかなり挙動不審に。(((( ;°Д°))))

あれだけ慌てて隠れれば、普通は絶対に気づくと思います。笑

でも、父は目の前を素通り・・・。(私たちとしては助かったのですが笑)きっと相手の女性を捜すのに必死だったのでしょう。

私たちは父を見逃さないよう、引き続き注意しながらこっそりとつけて行きました。父は駅の入り口から出て行きます。そして繁華街のほうへ。駅裏にある繁華街には多くの飲食店があります。なんとかしてつけていたのですが、少し目を離したすきに-本当に一瞬で見逃してしまいました。しかし本当に目を離したのは一瞬だったので、きっといくつもある料理店のうちのひとつに入ったに違いありません。駅前に立ち並ぶ飲食店はお世辞にも安いとはいえないのに・・・。


不思議でした。お金が必要なのはわかります。あの女の人とデートするために新幹線代やホテル、お土産代だっているだろうし、借金だって返さなくてはいけません。それでバイトをすることは、別に悪いことだとは思いません。(浮気は別として)

でも、だからって、どうしてあえて他の女性と食事をしてお金を貰うようなバイトを選んだのでしょう?

あの女の人のことが本当に愛しているのなら、そんなことは、いくら彼女のためとはいえ普通だったらしないでしょう。バイトとはいえ場合によっては旅行もアリなんですから。


単に馬鹿なんでしょうか。

それとも、女性とそういうことをするのが好きなんでしょうか。

うーん。


とにもかくにも、この人って・・・実は誰も愛していないのね、と思いました。きっと今まで何十年も生きてきた中で、本当に人を愛したことがないんですよ。それはきっと、父の幼い頃からの経験もあったのでしょうけど。こういうタイプは所帯持っちゃ駄目ですよね・・・笑


と言うわけで、結局父を見失った私たちは近くにあったパスタの有名チェーン店でパスタを食べ、家路につきました。


まずかったです。(いやもう、父のあんなところを見たからとかじゃなくて本当にまずかったです笑)




母  

 

 サラリーマンの夫の収入は、いい方ではない。いわゆる低所得階級である。結婚してから家族旅行らしいものは、2度ほどだけ。車は10年ほどたってようやく手に入れることが出来た。5年のローンだ。

私は夫だけに負担を掛けたくなくて、少しでも家計の足しにと必死で働いて家事と育児をこなした。貧乏で、この年になってろくな服も持っていなかった・・・。 娘の幼稚園・中学の制服は、近所の方からのお下がり、入学式のスーツは、頭を下げて借りた。それでも家族4人日曜日にそろって夕飯を食べたり、夏にすぐ近くの山でバーベキューをしたり、貧しいなりに幸せだった。服や靴、宝石・・・何もいらなかった。ただ小金が貯まると、夫はいろいろな理由をつけて金を無心した。「会社の友人に飲み代を借りてるから。」「いろいろあって、給料が下がるから・・・」なんのことはない、会社に借金してしまって給料から返済することになっただけ。生命保険も貸し付けをうけ、ほとんど紙切れ。満期はない。ついに払えるめどが立たなくなって解約。

 私と娘たちがご飯とみそ汁のクリスマスディナーの後ショートケーキを分け合って食べている時、夫は彼女とホテルのレストランでボトルキープしてディナーをとっていた。

堂々と彼女の名前でボトルキープしてある。

12月24日、イブの夜だ。何処の家族持ちの男もこの日ばかりは普段の罪滅ぼしのように、ケーキを下げて早々と家路につく。職場の人たちも、いつもより浮かれた感じで、足早にタイムカードを押した。私は人がいない分、残業。見回すと寂しい独身か私のように家庭崩壊した人が、黙々と仕事している。本当に寂しいクリスマスだ。街のイルミネーションが綺麗な分よけいに寂しさが募る。今年のクリスマスは果たしてどんな風なんだろう。

 借金をしてまで会いたい女、つなぎ止めたい女ってどんな人?小遣いでは足りないので、夫は深夜のバイトに出かける。そうまでして、彼女に会いたいんだ。でも、夫の収入を知っていて旅行や食事をねだる女って?夫を本当に愛しているなら、こそこそしないで堂々と私と向き合って話して欲しい。



そんな思いばかりが頭の中をぐるぐると回っていた。




   

長い家庭内別居がはじまった・・・。私は、居間に全ての生活用品を持ち込み、そこで寝起きしていた。もう、夫と口をきくこともない。

 最初は、食事が出来たら子どもに「お父さんを呼んできて。」などと頼むなど、そうやって用があるときは子どもを仲介して会話した。しかし、すぐに子どもがいやがるようになった。当たり前だ。

 次は、夫の部屋にメモを置くようにした。相手からの内容は、ほとんど「床屋代くれ。」「病院代くれ。」ようは、お金がいるときだけ・・・。

 そんなある日夫の部屋で、旅行のパンフレットを見つけた。旅行好きでもない夫が以前にも何度かパンフレットを持っていたことがある。不思議に思っていたけど、そのときななんだか嫌な予感がした。そしてしばらくやめていた携帯チェックをまた始めた・・・。すると、やっぱり夫は女と旅行の約束をしていた。女から、しっかり旅行の行程とそれにかかる費用のメモまで持たされて。場所は私が以前に行きたがっていた所だ。昔何度誘っても、「いい所じゃないよ。おまえには食事が合わんよ。」そういって旅行話を打ち消していた・・・。

けれど、彼女の事は喜んで連れて行くんだ・・・。

 旅行の当日、夫はやっぱり出帳と嘘をついた。私は、黙っていた。以前なら、夫が彼女と会ってる日は、眠れず体調を崩していたが人間つらくてもだんだんそれに慣れていくのか、今では眠れるようになった。


 そして、出不精だった私は人が変わったように、昼間はショッピングセンターをあてもなく歩き気を紛らわすようになった。ほとんど家にいることはない。仕事も精一杯やった。だって、くたくたに疲れた方がぐっすり眠れるから。

 不倫旅行が終わって帰った夫の携帯には、早速、旅行先での二人の記念写真が満載されていた・・・。

はじめの頃は、相手の女が憎らしいばかりだったが、このころになると、「この人も、人妻なのに、夫とは冷めていて寂しいんじないかな?だから、他に相手してくれる男を捜しているのかな?」そんな風にも考えられるようになり、泣いたりすることもなくなった。電話一本で、相手の夫に告げ口して二人の不倫をばらすことも出来るが、行動を起こしたときの夫は、きっと私を殴るに違いない。

以前、夫の暴力を彼の母親に相談したとき、「殴られんようにする方法はいくらでもある。黙って見て見ぬようにすればいい。いちいち言うから殴られるんやから。あんたも悪いんや。」そういわれて、親戚からも、「給料もらいよるなら、なんされても我慢しろ。」そういう返事しか返ってこなかった。2度と誰にも相談しないと思った。

 夫婦は鏡、私が悪いからなんだ。そうやって、最後はいつも自分を責めた。

夫に甘えたり、忠告したり、怒ったり・・・。私はほとんど許されなかったが、彼女は夫に、意見したり、甘えたり、怒ったり。私にない全てを彼女は持っている。そう、本当の妻はあの人なんだ。私は、子どもを産んだだけ。戸籍の上の妻。名前だけの妻。




ラブラブ!ラブラブ

お久しぶりの更新です。

受験もぶじ終わって高校生活がはじまった私。中学よりも断然楽しくて、滅茶苦茶エンジョイしてました(笑

結局母と父の上記のような関係はずっと続いていて、非常に危険な状態でした。父は少しでも母が何か言うと、暴力暴力で。かなり目立つ痕が残ったりして・・・。そんなわけで、高2ぐらいから母が寝ているところで一緒に寝ることになりました。

そして高3の冬。

大学受験の年。

人生において結構大事な(と思う)年。

また父と母の問題が起きました。それは膨大な借金。

気づいたのはあやつの部屋から食器や洗濯物をおろしてたとき。あとは携帯。

確かに女がいれば借金もあるでしょう。(デート代がはんぱないだろうから笑)しかしですね・・・。額がはんぱない・・・・。汗

総額×00万円です・・・。いろんな消費者金融から借りているようでした。

深夜にバイトをしているようでしたが、それだけでは足りるはずありませんでした。(父は十分すぎるほどのお小遣いももらってますよ)

バイトもあの年齢であるはずがなく、危険なバイトにも手をだしてるようで・・・。(これについてはまた後ほどおもろい話があるんで笑笑)

借金してでも、彼女と旅行にでかける父。

・・・・・・。

彼の珍騒動はこれだけではありませんでした・・・・・・・。




ハロウィン星空

お久しぶりです。(・∀・)/この前の更新は元気がなくて母に任せてしまいましたあせる丁度話の流れとしては、中3の冬の時期の事を書かなくてはいけないのですけど、何せ受験生であった私はお風呂と食事以外はほとんど自室に引きこもった状態だったので父のことはよくわかりません笑

しかし傍目には家族中が修復されているような雰囲気ではありました。年末には仲良く買い物に行ったりしてたし、会話もある程度成り立っていたようですし・・・(?)

3月の合格発表の日は、父が私の受験した高校まで行って番号を見てくれました。今まで娘に対してそんなに関心を寄せていなかったので、めずらしいこともあるもんだ・・ってか、発表いつか知ってたんだ。へ~って思いました。

母が父と同じ携帯を買ったのも、「うわぁ~母さんどうしたっていうの・・・あの人と同じ携帯買うなんて・・・(ちょっと引)」と思いました。まさかあの人の携帯に探りを入れやすくするために同じ機種かったとはね・・・笑


 私が無事に公立高校に入学してから、父はますますひどくなっていきます!


 こうご期待!!笑



母  


表向きには、何事もなかったように日々は流れていった。週に一度の買い物に家族で出かけ、日曜の夕飯は家族全員でとる。地域の行事には家族で参加・・・・。傍目からは、絵に描いたような幸せ家族に映っていたに違いない。

 でも、私の心の中はいつも嵐が吹き荒れていた。夜中になると目が覚める。体が勝手に動いていつものように携帯をチェックしていた。最近は、着信も送信もほとんど残っていない。パケット料金も少ない。「もしかしたら、別れたのかも知れない。」あわい希望が胸をよぎった。

しかし、そんな希望は夢物語でしかなかった。その夜、夫の鞄のなかに見慣れない携帯があった。一瞬訳がわからなかったが、急いでそれを掴むと誰もいない居間に降りていって携帯をのぞいた・・・。頭の中が真っ白になた。そこには夫の彼女の写真と、メールがファイルの中にびっしり詰まっていた・・・。ついに、顔を見てしまった。年齢は45歳で夫の会社の部下。本名も、その人が人妻であることもメールの内容でわかった。二人は、私にばれてからも別れるつもりなんてさらさらなかったのだ。私に飲み屋の女と嘘をついて、私がそれを信じたことを二人して「うまくいった」と、笑っていたのだった。ばれないために彼女との専用携帯まで手に入れ、ことある事に密会を重ねていたのだ・・・。そして明日から、またデートの約束をしていた。私には出帳と行っていたが、嘘だった。

私は震えながら夫の所に行き眠っている夫を起こし、「明日から出帳というのは嘘でしょう。女の人と会うのよね。携帯の写真も全て見ました。家族をとるか女の人をとるか、ここではっきりしてください。」そう言うことを言ったと思う。


その返事は平手打ちで、頭と顔に2発、さらによろけた私に蹴りが一発。顔はじんじん熱く、蹴りが入った膝の裏は、筋が腫れてその夜は眠れなかった。これが、全てに対する返事。

 夫は早朝、彼女との約束のデートに出かけた。殴られても心の中に少しは「これで思いとどまってくれるかも。」と、期待していたけれど出かけるまぎわに言った夫の一言が、殴られるより痛かった・・・。私の腫れた顔と足を見て「これくらいで済んで、よかったと思えよ。男をなめるからや。」

それから二日の間、携帯の電源は切られていた。せっかくの彼女との時間を私に邪魔されたくなかったからだろう・・・。ここまで私との間を壊してまでも、別れられない人なんだ。家族を捨てても、大事な人なんだ。


 この日、私は夫を諦めた。


そして夫婦の寝室を出て居間で寝る毎日が始まった・・・。よくよく考えてみると、一緒に寝ていても夫はいつも背中を向け布団にもぐり、私と話すことさえ拒んでいた。今までだって一緒に寝ていないのと同じだった。

それなら、1人で眠る方がよっぽどまし。夫の顔色をうかがい、気を遣う事はない。帰りが遅い事を心配する必要もない。あの寝室で、何度1人で目を覚まし、隣に夫が居ない「無断外泊の朝」を迎えたことか。もうそんなストレスともさようなら。なぜだか、悲しさよりホッとした自分がいた。「これが家庭内別居か・・・。」




母   

 別に、興味もなかった携帯だが超勉強して使い方をマスターした。携帯の料金明細のパケット代にはとにかく敏感になった。

これまで、何も疑ったことがなかったけれど、夫の出帳の日程・出かけるときの服装・鞄・財布・手帳・携帯・・・・。こっそり、チェックするようになった。夜中家族が寝静まったとき、パッと目が覚めてチェック。そして眠る。そうしないと眠れない。

当時は3時間と続けて眠れたためしはなかった。ほとんど病気だ・・・。

 よく考えてみると、ここ数年出帳は必ず土日や祝日を入れるようになっていた。持って行く服の感じで、遊びか出帳かがわかる。ばれないように、出帳と絡めて彼女と会っているらしいが、嘘ばかりつくので長崎に行ったはずなのに山口の切符が出てきたり、メールはしない。と言っていたくせに1万を超える携帯料金。

本当に、夫は嘘をつきすぎたせいであちこちからぼろが出る。携帯のパケット代について追求すると、「きさま!探るんか!」と、逆ギレ。次第にケンカが多くなり、夫の帰りもますます遅くなり私を避けるようになった。

私はますます神経質になり、探るようになった。こんなチェック魔、夫が敬遠していくはずだ・・・。

 

 私は、数年前から夫の言動に何気なく冷たさを感じていた。「夫婦って、こんなものかな。」いつも、そうやって半ばあきらめていたのだが、考えてみると夫の言動が冷たくなった時期と彼女とつきあい始めてからの時期が符合する。

なんのことはない、その頃からもう私への愛情はさめていたのだ・・・。

私が一度も言われたことのない言葉を彼女は、毎日のようにメールでもらい、二人で旅行に出かけクリスマスイブはホテルでお酒をのみ・・・。二人のメールのやりとりでだいたいの行動はつかめた。

でも、メールを盗み見ていることがばれてはいけないので黙って我慢した。眠れない・頭痛・腹痛・・・。ストレスが次々と体調不良を引き起こしていく。

いつも、涙目でため息ばかりついていた。

いつも、惨めで寂しくて苦しかった。

親にも言えなかった。自分が選んで結婚した人だったから・・・。





母  


 6月のある日曜日。娘の中学最後の運動会だった。

終了後、家族で夕飯を終え、夫と子どもたちは一階の居間でごろごろしていた。私は、夫婦の寝室をかたづけている最中・・・突然、携帯の着信音が鳴った。普段は肌身離さず持っているはずの夫の携帯が、寝室出窓に置き忘れてある。

仕事柄日曜日に会社関係の人からメールがはいるはずはない。いけないことだとは思ったけど、なぜかあの女性からだと確信した。予感的中。性懲りもなく、夫はまだ彼女と交際していた。怒り狂った私は、黙って夫を起こし2階の寝室に呼んで、携帯のメールを読ませた。夫はすぐにメールを削除して、自分に来たメールではない。間違いだと、言い訳した。だけどもう遅い。アドレスも、確認済み。私の目の前で彼女に電話をかけさせ、きっぱり別れるように話させた。

夫は「もう、メールはめてくれ、家族にばれて迷惑している。」と言った。私はてっきり、行きつけの飲み屋の女性だと思っていたので、「これ以上続けるとお店に言います。別れてください。」と言うようなことを話したと思う。彼女は、「すみません。」を繰り返すばかりだった。

 その夜夫は、「こんなもんがあるからいかんのや!」と携帯を二つに折って投げ捨てた。私も彼女の手紙を、ベランダの灰皿の上で燃やした。暗がりでメラメラ燃えていく手紙・・・灰になるまでじっと見つめていたのを覚えている。

これが最後の修羅場だと、信じて・・・。

このときから、私の中で少しずつ何かが変わり始めていた。

親、親戚からは「常に夫を立てなさい」「食べさせてもらっているから、少々のことは我慢しなさい。」といわれ、そうすれば夫婦はうまくいくと信じていた。

 仕事一途の夫はほとんど口をきくこともない。子どもの事、二人の将来の事、話したいことはたくさんあった。しかしいつも、私の空回り。返事は「おう。」「いいんじゃない。」帰宅時間も常に深夜で、「営業で疲れているから家では話したくないし、ゆっくりテレビを見たい。」と言うことで何か相談したくても、次第に遠慮がちになり、やがて会話を持つことさえあきらめるようになった。夫の彼女へのメールは、実に几帳面でほぼ毎日。「愛してるよ」「かわいいな」「今から仕事に行く」「もうすぐで駅に着く」「これから風呂に入る」等々・・・ハートの絵文字が必ず語尾にはつけられている。

私は、これらの言葉を一度もかけてもらったことがない。毎日毎日、食事を作り、洗濯をし・・・要するに家政婦。

しばらくは涙が止まらなかったけど、「雨降って地固まる。」だと、いつも自分に言い聞かせて一月がたち、夫と二人で新しく携帯を買いに行った。これまで携帯など持つ気はなかったが、すかさず「ペアにしよう!」と提案して、同じものを購入した。

夫と同じ携帯を持てば、操作方法が分かる。だから同じものを購入したのだ。

それ以外の理由でペアのものを持つ気などさらさらない。

疑心暗鬼にならざるを得なかった。





クローバークローバー

中学最後の体育会は、はっきり言って楽しくなかった。具体的に言えば、”家族”で食べるお昼ご飯が。

言い争いをしたばかりで気まずいことこの上ない!

 とりあえずはあの話し合いで和解したとは思ったし、もう女の人も縁を切ったらしいと母から聞いたから、まだ一応自分の父だと慕っていた私は疑うこともなくなんとかこの気まずい空気を打破しようとかなり気を遣っていた。

実の親に気を遣うなんて笑える・・・。ヽ(゜▽、゜)ノ


夜中にもめるのはやめてほしかった。2階で寝てはいたけど、毎日深夜目が覚める。聞いたことないようなきつい父の口調と母の声。妹は肝が太いのか(笑)爆睡していた。私は耳をふさいで寝たり、妹の部屋に行って妹を起こしたこともあった(それで妹に怒られた・・・orz)

わざと下に降りたりすると、たった今まで怒鳴っていた父は急に黙ったりした。

確かに子どもに聞かれたくないかもしれないけど、わざとらしく隠そうとする父にむかむかして、ずいぶん長くトイレにこもって嫌がらせしてやった笑

最悪なのは日曜日や土曜日。家にみんないるから。夏休みはもう大嫌い。(いや、だらだら出来るのはうれしいですけどね・・・、)

毎日毎日、母が殺されるんじゃないかと心配するのは結構疲れる。

このときは今と違って、本気でいろいろ考えてたなぁ。高校には行けないとか、殺されるとか、生活できないとか。


同時に、本当に別の女の人が好きで本当の愛なら、とっとと離婚してその女の人と結婚すればいいのに・・・。馬鹿だなぁ。ともおもっていました笑

そうでじゃありませんか?好きでもない人と生活するのは苦痛でしょう。

そんな単純に離婚すればいいとかいうことじゃないかもしれないけど、本当の愛だったら愛人にも私たち家族にも”誠意”というものを見せるべきでは?!

どっちが大切なのか、はっきりせぇ!ヾ(。`Д´。)ノむかっ


だいたい、私は大切な高校受験というものを控えているというのにいつもいつも・・・まったく迷惑な話・・・。



これで受験に公立高校に落ちたらもう後がないので、とりあえず受験に集中しようと決意・・・笑




ちなみに、体育会の最中に父が不倫相手とらぶらぶドキドキなメールのやりとりをしていたことは、あとから知ったことです。






キラキラキラキラ

こんにちわ、すっかり夜は寒くなってきましたね~(・ω・)コスモス

私の大好きな季節がやってくるかと思うと、嬉しくて仕方ありません音譜

 

で、今日はどんなことを書こうかと思って考えていたのですが、やっぱり順番に書いた方がわかりやすいかと思うので修羅場のあとどうなったかというのを書きたいと思います。(;´▽`A``

 

とりあえず車に乗って険悪な雰囲気のまま家に帰りました。父は「何でもねぇって。あんな手紙おめぇらには関係ないじゃろうが」

そんなことを逆ギレして話していました。

日頃静かで何も話さない父なので、少し怖かったです。

その日の夜は2階の両親の部屋に行って4人で話し合い。父は反省の色も見せず、怒っていました。

怒っている理由は、"勝手に手紙を見たこと"に対してです。見当はずれな逆ギレですよね。

何もやましいことがないのなら、ロッカーを見たことを責めるような話をはぐらかす真似もする必要ないでしょうに、父はひとりでイライラしてたばこを吸い始めました。かなりキレているようでした。

確かに勝手に開いていたロッカーを除いてしまったのは私が悪いと思っています。私はすぐに父に謝りました。

が、父は一方的にキレて、「こんな話し合いする必要もないやろうが」「だいたい何でおめぇらが勝手に俺の私物を見る必要があるんや。それがいかんのや」と、中学生の私に向って大声でいいました。

私たちは父が不倫しているんじゃないかと、その時は本当に疑っていた訳ではありません。ただ、その手紙がなんなのか、父とどういった関係があるのかを聞きたかっただけなのです。


結局父が逆ギレしたまま、話し合いは終わってしまいました。

終わったといっても、こちらの聞いていることと、父が言っていることがかみ合っていなかったので話は平行線のままこちらから諦めたという形でしたが。

 

あの時私の心臓はどきどきしていましたが、頭の中は意外に冷えたものでした。なんてこの人は大人げない上に情けないんだろう・・・。バカみたいに怒鳴ればいいと思っているのだろうか・・・。と、案外冷淡に考えていました。

 私と父は昔から他人同士のような付き合いしかしていなかったので、そんな風に考えることしかできなかったのかもしれません。

父と腹を割って話したこともありませんでしたし、悩みを相談したりすることもありませんでした。父と言うよりも同居人ってかんじです。特に親しくもない顔を合わせるだけのクラスメイトみたいな(・_・;)

友達がお父さんとケンカしたとか、怒られたとかいう話を聞くと不思議なきぶんでした。

なにせそんなことが出来るほど親しくもなかったので・・・汗


女の子と父親ってそんなものなのかもしれないけど、それから後どんどんそんなものではすまされない事実が出てきます。


今日はこの辺にしておこうかな。長く書きすぎたかも・・・。


でわでわヘ(゚∀゚*)ノラブラブ



母  


 手紙を見つけた日を境に、これまでの平凡な生活は一変しました。あの日の夜の話し合いでも、夫は、一方的に怒り、手紙をみつけて、私に見せた娘達を責め、子どもの前で泣いた私を、愚かだと責めました。

その時初めて、無口であまり表情を変えることのなかった夫の、裏の顔をかいまみたようなきがします。


 さらに夜半過ぎ夫と二人で話した結果、手紙の女性は出張先の行きつけの飲み屋の女で、別れてずいぶん立つ・・・。本気じゃない。と言うことで、まだ不安はありましたが、どこかで夫の浮気を信じたくなかった私は無理に夫の言葉を信じ込もうとしました。世間でよく言われる、「夫の浮気は、一部妻にも責任がある。」というような事も頭をかすめ、とにかく今度だけは、私も悪いのだ、いや、むしろ育児と家事とパートの仕事だけに追われ、化粧もしていない、オバサンの私が悪かったのだ・・・。

女らしさのかけらもない私が悪い。そう思うようになりました。

 

 それからの私は一念発起して、夫のために料理をし、身なりにもかまい、夫の帰りを毎晩深夜まで待ち、夫の為にパートの貯金を下ろして靴や服を買い、さらに週末は子ども達のために郊外にドライブ旅行や買い物を企画し、とにかく家族を壊したくない、夫を失いたくない一心で1人で躍起になっていたのです。

 

そんなとき、ドコモから、携帯電話購入通知の葉書が来ました。夫がこっそり買ったようですが、私は仕事柄いるのだろうと黙っていることにしました・・・。社員専用の携帯は持っていましたが、手紙ではやりにくい彼女との付き合いを続けるつもりで個人用のものを買ったとは、このときは夢にも思っていませんでした・・・。