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ありがとうございます。

本日の記事は

「朗読するときに気を付けていること」

です。

 

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子どもたちの小学生時代

(あ、今でも次女は小学生ですが)

 

 

 

毎日のように出ていた宿題が

音読

 

自宅で音読の宿題をすると

音読カードに〇を付け

親にサインを書いてもらって

翌日、学校で提出する。

 

 

そんな感じでした。

次女は6年生ですが

音読の宿題は

今は出ていません。

 

 

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音読はすらすら読めるのがいいと

学校では習ってきますが

読めるだけで

書いてある内容が

理解できていないことは

時々あるようです。

また、内容を勘違いをしている子も

時々いるようです。

 

 

 

 

 

私は

言葉は自分と他者の

イメージをつなぐものだと

思っています。

 

ですから、自分が持ったイメージを

誰かに伝えるために

言葉があり、

その延長線に音読があると

思っています。

 

 

その時、大事にしている

ことがいくつかあります。


①言葉ははっきリ

特定の誰かに向けて

音読、朗読するときに

文の流れが切れないように

心掛けますが

 

できるなら

言葉をはっきり発音し

(特に母音を意識する)

かつ

文節の流れを切らないように

意識して朗読します。

 

文節は言葉のまとまりの

最小単位で

これが途中で切れてしまうと

言葉の意味が途切れてしまうのです。

 

 

 

②口を大きく開けて発音する

 

①とも関連しますが

口の筋肉をしっかり使って

発音するようにすると

発音しづらいサ行,ハ行、ラ行も

やりやすくなります。

 

この時、背筋を伸ばし、

肩の力は抜く。

お腹に力を入れると

いい感じで声が出るような気がします。

 

あと鼻呼吸で

朗読するのも大事だそうです。

(私はあんまりできていない)

 

 

 

③朗読の範囲での感情の出し方

 

朗読ではあまり

自分の感情を出しません。

朗読、という舞台の中で

淡々と演技するような感じです。

書き手の意思、思いを

聞き手に聞き取ってもらうために

聞いていて不快でない声量で

読むことも意識します。

 

反対に「語り(ストーリーテリングなど)」は

語り手が話の登場人物の感情を

意識して語っていきますので

朗読よりは

感情が表に出た話し方になります。

朗読では語りほどの

感情の表出はありません。

 

 

 

④読む速さと声の高さ

読む速さも結構大事です。

普段、プロの語り手,話し手の

速さで聞いていると

自分で朗読するときも

つい早くなりがちですが

 

 

そんなに早くなくていいと思います。

 

早い朗読は

呼吸も意識できないし

語尾もはっきりしなくなります。

語尾がはっきりしないと

日本語の特性上

何を言いたいのか

わからなくなりやすいです。

(多分)

 

 

語尾まで意識するには

少しゆっくり読むといいです。

 

さらにできるなら、

読み始めは少し

意図的に高めの声で

読み始めると

語尾まできれいに朗読できます。

長い文の時は

読点(、)で切って

また読み始めの高さに戻って

朗読することが大事です。

 

 

 

 

ニコニコ「うん、こんな感じかな!」

 

ハリネズミ「かーちゃん、なんだか

いっぱい書いているけど

ふだんのかーちゃんの

音読?朗読?

こんなに上手じゃないから!」

 

「読み聞かせの時

文の最後がはっきりしないことなんで

ものすごく多かったから!」

 

笑い泣き「に、人間毎日が修行ですから!」

 

ハリネズミ「そうだね、毎日

練習練習

 

だよねー!

がんばってねー!」

 

 

えーんあせるあせる

 

ホンジツノキジハ

ココマデデス。

オヨミイタダキ

アリガトウゴザイマシタタラー