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ありがとうございます。

本日は読書メモです。

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週末、イ〇ンのブラックフライデーに

参加したものの、

駐車場がなくて

帰ってきました。

 

青い空に映った柿が

とても綺麗でした。

 

オッドアイ猫「今日の書籍はこちらです」

 

 

 

うさぎ「ギャンブルって?」

 

ニコニコ「一般的には

賭け事、ばくちのことだけど

ここでは主に

競輪、競艇、パチンコなどを指してるの。」

 

「厳密な意味ではパチンコは

ギャンブルではないんだけど

パチンコで事件が起こっている以上、

ギャンブルといってもいいと思うんだ」

 

オッドアイ猫「どんな事件?」

 

えー「金がらみのでも

かなりあるよ。大抵は悲惨だよ。」

 

 

本の中に紹介されているものとしては

星ベネッセ個人情報流失事件

星「大王製紙元会長特別背任事件

星伊藤忠関連会社社員7億円横領事件

 

などなど。

うさぎ「ベネッセって、こどもちゃれんじの

会社でしょ?

確か、うちもやってたから

住所とかが会社の外に出ちゃった、って

お手紙来たよね」

 

えー大王製紙元会長特別背任事件については

昔、ブログにあげたんだ」

読書メモ 「熔ける」

本人の回顧録の読書メモ。

 

この中にも出てくるけれど

「満足回路が成立しないままに

大人になると、不健全な回路が

働くようになる。」

ということなのでしょう。

 

「ギャンブル依存症」の著者、

田中紀子さんは本の中で

「依存症にしないためにはどうしたらいいんですか」

という質問に対して

 

「子どもの好奇心の芽を摘まずに

好きな事をやらせてあげる」

「ほかの子との比較をしないで

何か目標をクリアできた時は大いにほめてあげる」

 

と書いておられますが

真実でしょう。

特に、母親の思考回路を

必要以上にゆがませてしまうと

悲劇が起こりやすくなってしまうのは

各種の少年事件を見ても

明らかだと思います。

また、毒親と言われるのに

母親が多いのは

子どもとの距離が近いのと

その影響力の強さでしょう。

 

オッドアイ猫「だったらもう少し

穏やかな性格でいてほしいもんです」

 

えー「わかってるんだけど

なかなかね・・・

私が家事を必死でこなしているのに

横でごろごろされていたら

腹も立つ、ってもんです」

 

うさぎ「そーなんだー!」

 

えー「そーなんです!」

 

オッドアイ猫「だから、最近は

かーちゃんの代わりに

ごみ捨て行ったり

おふろは早めに入ったりするようにしてるよ!」

 

ウインク「そうだね、ありがとう」

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えー「ところでギャンブル依存かどうかを診断する

診断基準があってね、

アメリカの精神医学界の

診断マニュアルなんだけど

ちょっと抜き出してみるね」

 

 

A .以下のうち、5つ以上で示される

持続的で反復的な不適応的ギャンブリング

 

1)ギャンブリングにとらわれている

 

2)興奮を得たいがために掛け金の額を増やして

ギャンブリングをしたい欲求

 

3)ギャンブリングをするのを抑える、減らす、

またはやめるなどの努力を繰り返し、

成功しなかったことがある

 

4)ギャンブリングをするのを減らしたり、または

止めたりすると落ち着かなくなる、または

いらいらする。

 

5)問題から逃避する手段として、

または不快な気分を解消する手段として

ギャンブリングをする。

 

6)ギャンブリングで金をすった後、別の日に

それを取り戻しに帰ってくることが多い。

 

7)ギャンブリングへののめりこみを隠すために

家族、治療者、またはそれ以外の人に嘘をつく。

 

8)ギャンブリングの資金を得るために、

偽造、詐欺、窃盗、横領などの非合法的行為に

手を染めたことがある。

 

9)ギャンブリングのために重要な人間関係、

仕事、教育、又は職業上の機会を

危険にさらすか、または失ったことがある。

 

10)ギャンブリングによって引き起こされた

絶望的な経済状態を免れるために

他人に金を貸してくれるように頼む。

 

B  そのギャンブリングは、躁病エピソードでは

上手く説明されない。

 

オッドアイ猫「長いねえ!(読むのも飽きるよ)」

 

ニヤリ「これのギャンブリング、という単語を

スマホ、に置き換えてみて」

 

うさぎ「❓不思議だよね

意味が一緒だよ」

 

ウインク「だから、スマホ依存症も

社会問題化する、ということかもね」

 

オッドアイ猫「もういくつも事件が

起こってるし、この間もあったよね」

 

ウインク「スマホ依存症は多方面に

広がるから、課金やSNSだけじゃなくて

根本的な打開策が必要かもね」

 

「だって日本は

 

異常なほどギャンブル依存症者が多い国で

国としての対応が無策であり

運営企業も依存症対策をしていない

 

 

国なんだからね」

「それって、めぐりめぐって

国力の衰えにつながっていくんだと

思うんだよね。

 

依存症は病気。

けれど私たちはその概念は、とても薄い。

 

病気だから,治る見込みがある。

症状に応じた適切なケアが必要だし、

必要以上に精神論を振り回さなくていい。

 

 

適切なケアと教育で

人生に再チャレンジできれば

今より社会の中の多様性が

生まれやすくなるのではないか、

そう思えるんだよね。

 

また、依存症からの立ち直りの場面で

リカバードカウンセラーの力を借りる

ことがもっとあっていいと思うの。

 

 

★リカバードカウンセラー(依存症だった人が

その経験を活かし、同じく依存症で苦しむ人を

手助けするカウンセラー)

 

このやり方で行けば

リカバードカウンセラーの経験も生かせるし

依存症を克服するステップも明確になるし

立ち直って社会に復帰できるロールモデルにも

なると思うんだ」

 

「そして何より、

依存症者の子どもたち、

依存症になる子どもたちに

今よりは早い地点で

手を差し伸べられる、

次の世代への負担が減る

 

 

と思っているんだけど

それは甘いかな?」

 

オッドアイ猫うさぎ「甘い、あまいよ!」

 

オッドアイ猫「学校行くと、脳みそが

縮んちゃう位にくったくたになるでしょ

そんなときに何言ったって

入らないよ」

 

 

ニコニコ「そりゃそうだわね。

でもここからはまた違った

問題になるから、今日はいったん

ここでおしまいだね」

 

うさぎオッドアイ猫「本日も

お読みいただき、

ありがとうございました。」