ブログにお立ち寄りいただき
ありがとうございます。
おいしい新米をいただいた
記録をしたいと思います。
「これ、しなやんさんの
しなやか米なの?」
「美味しいけど、知らなかったよ!」
「は、コシヒカリ好きだからね。
もっちりしたお米が
好きなんだと思うよ」
「そうかなあ」
「私はお米が変わったの、
知ってたけど、
どういう風にかわったかは
わからない」
「だけだよね、
お米の銘柄を変えたときに
気が付いてくれるの」
「そう?」
「そのお米が好きか嫌いか、
美味しいか、そうでないかも
すぐわかる!」
「なんで?」
「美味しいとご飯ばっかり
食べるから!」
「千切りキャベツなんかは
食べなくても(残しても)
美味しいご飯は
黙って食べる!」
「そう?(そんなはずは・・)」
「美味しいときは
食べ終わった後の
『ごちそうさまでした』が
声が大きいんだよね」
「そんなことより
『しなやか米』の記録をしようよ!」
「そうだね」
「しなやか米は、
この、しなやんさんが
作っておられるお米で、
おそらく減農薬です」
「なんでわかるの?」
「お米自体が甘いから。
お米(稲)って、もともと甘いんだけど
農薬を使うと
あんまり甘くないんだな。
ううん、言い方変だけど
甘味の質が違うというか」
「そうだっけ?」
「そんなに変わった気がしないけど」
「私、お米の種類は
よく変えるからね。
しなやか米の前は『あきたこまち』で
その前は確か『てんたかく』だった。
『あきたこまち』は特別栽培米で
『てんたかく』は慣行栽培だったけど
食感も甘味も違う。
コシヒカリ系のお米は全体的に甘いけど
特別栽培米のほうが甘味は強い気がする」
「じゃあ農薬を使わなければ
いいんじゃない?
そのほうが甘いお米が食べられる気がするよ
好みがあるから、甘いお米が
みんなに好かれるかはわからないけど」
「それ(減農薬、無農薬)もいいかもね。
でも、今のお米作りの
何倍の手間もかかるし、
お米の値段が跳ね上がる」
「それじゃあ、パンを
食べる人が増えるかもしれないね」
「たぶんパンの消費量が上がる!」
「そうすると、小麦の値段が
上がるのかな?」
「それはわからないけど
お米作りから化学肥料、農薬を
すべてなくすのは、難しい面もあるんだよね」
「一つは、収穫量が減る可能性があること。
農薬が普及したから
虫の被害を減らすことができた。
これは大きい。
虫の害が少なくなれば
お米はたくさん実ってくれる
可能性が大きい。
江戸時代は肥料もあんまりないし
農薬もなかったから
飢饉が起こったよね。
今は、ある程度、お米が安定して
収穫できるし、虫の害もある程度防げる。
無農薬のお米は
科学の力の恩恵を制限するから
大変なことは増えてくる。」
「科学の力を制限、って
無農薬なら使わないんじゃないの?」
「昔と違って、台風情報とかは
みんなが使うことができるよね。
それはどうなの?
科学の恩恵は受けてるよね、昔よりは」
「・・・・そうだねー」
「でも農薬も化学肥料も
全部は否定しないよ。
お米だけ作ってても
食べられる時代じゃないし
なにより、農業をするにも
資金が必要だから」
「それに、農薬にしろ、化学肥料にしろ
扱う人(農家さん)の健康問題もあるし
扱いはむずかしいところだね」
「農薬に関しては、また
違った難しさ、というか
めんどくささがあって
これはこれで大変だね」
「いろいろ考えて
お米は作っている人の考えも
大事にしながら
農薬をある程度減らして
作っていただければ、ありがたい、
って思うようになったよ。」
「だって、自分で作ってないんだもの」
「安心して食べられるお米を
代わりに作ってくれる人がいるから
食べられる。
私はそこのところのありがたみを
感じ切っていないと思うんだよね」
「農薬は、できれば、少ないほうが有難いけど
減らすのは加減が難しい。
かといって、全く使わないのも
大変だと思う。(ていうか、無理難題に近い)
それに、自然相手の仕事は
人相手の仕事とは違った
難しさがあるよね」
「しなやか米は、どうなの?」
「お米自体の甘みが
良く感じられたお米でした!
特別栽培米、というのがあって
ーこれは慣行栽培の半分くらいしか
農薬などを使わないんだけどー
それより甘かった!」
「うん!おいしかったよね」
「お弁当に詰めてもらったんだけど
ホントに甘かった!」
「冷めても甘い、ってことだよね」
「お米がキラキラしてたよね」
「炊飯器で炊いたとき
もわって湯気が上がって
お米が光ってきれいだったよね」
「しなやんさん、ありがとうございました。
美味しいお米をありがとうございました!
本日の記事はこれまでです。
お読みいただいて
ありがとうございました。」