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ありがとうございます。
もうすぐ10連休ですが
何かと物思いにふけることが多い、
「かーちゃんの記録です！」
「この間から
よく、愚痴言ってるよね」
「ご飯が早く減る、だの
お菓子ばっかり食べてるだの」
「なんかね。連休の後は
すごいたくさんのお金を
払わなきゃいけないんだって」
「あと車の税金？ゼイキン？
・・ってなんだろ？」
「なんかいっぱい払わなきゃ
いけないらしくて
最近、ぼけてるんだよ、
うちのかーちゃん」
「この間、参観日があったじゃん」
「中学での初めての
参観日だったよね」
「なんかあったの？」
「なにか、って？」
「同じクラスの女の子が
家出する、って大きな声で
言ってた。」
「あらまあ、それは」
「どうしてなの？」
「その子のお母さんが言ったんだって。
スマホをやりすぎると
成績が下がるよって。
学校でそう言われたって。」
「確かに…校長先生が
本の紹介をしてたなあ。」
紹介された本はこちら
 |
スマホが学力を破壊する (集英社新書)
799円
Amazon |
「まあ、スマホのトラブルも
沢山あるようだし
学校としては
スマホ禁止にしたいんじゃないかなあ。
学校が表立って言うと
角が立つから、本を紹介したりして
親が自主的に
スマホ禁止に持っていけるように
したいんじゃないかしらん」
「で、家出したくなったのはどうして？」
「お母さんがきついこと
言ったからじゃない？
うちを出てスマホ持って
Twitterとかで
泊めてくれる人探す、とか言ってた」
「・・・・？」
「何かあったら、危ないよね」
「だって知らない人なんでしょ」
「スマホ完全禁止じゃないんだし、
ちょっとスマホ触る時間を
減らせばいいのにね」
「だって、うちのかーちゃんより
ずっと優しいよ？
うちは絶対禁止だもんね」
「クラスのほかの子は
どうしてたの？」
「ちょっと遠くから
見てる感じだった」
「そうなんだ」
「休みの日なんかだと
学校の外でLINE交換とか
してるのは知ってるけど、
スマホ触るんなら
ルールを守るほうが・・
いいんじゃないかなあ」
「知らない人と勝手に
メールのやり取りするのって
こわい・・・」
「あったことないのに
用もないのに
メールしたり、
電話したりするのって
変だと思う。」
「なんだか、にしては
まともなこと言ってるねえ。
まあ、未成年だし、知らない人と
外であったりするのは
やめたほうがいいよね」
「スマホを持たなくても
楽しいことはいっぱいあると
思うんだよね。
勿論、スマホは便利だけど
一日中いじっているなら
持たないほうがいいことも
あるかもしれないね」
「じゃあさ、友達と
連絡取りたい時には
どうしたらいいの？」
「だからね、スマホじゃなくても
お約束できると思うんだよね。
おうちの電話にかけることもできるね」
「スマホはなんでもできて
便利だけど、
スマホがないと全然ダメなのかなあ。
スマホがないころは
どうしてたと思う？」
「待ち合わせの場所を決めて
時間になったら行く！」
「子どもケータイをもって
何かあったら、
かーちゃんに連絡できるように
する！」
「まあ、そんなところかな。
時間通りに動くこと、
早めに連絡を取るようにすること、
出来ることは一杯あるよね」
「普段からスマホに頼りすぎない
生活にする、というのも
だいじなことかと思うよ」
「えーーーーー！
かーちゃん、言ってること
滅茶苦茶だよ！」
「かーちゃんほど
ユーチューブが好きな
人はいないよ！」
「そんなことないと思うけど」
「ま、いいよ！」
「本日もお読みいただき、
ありがとうございました。」