覚書です。

 

長女も5年生になり、授業がだんだん、難しい

内容になってきました。

本人は さほど難しさを感じていないようですが、

繰り返しやらされる、計算問題だけは

苦手なようです。

 

漢字もあまり覚えていませんが、

そのうち何とかなるさ、と思っているようです。

…本当かどうかは

神のみぞ知る?

 

 

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長女のために中学校からの勉強法を

いろいろさがしていて

出会ったのが  こちら。

 

 

 

 

図書館で借りたので、

ちょっと??斜め読みかもしれないことを

初めにお断りしておきます。

 

 

アマゾンのレビューでは、

全く持って評価が低いのですが

仕方ないと思います。

 

 

だって ここでは

究極の方法として

 

 

 

瞬間暗記

 
をすすめているんだもん。
 
 
ギリギリまでやって、さらに
もう少し点数を取りたい、
 
というときには
役に立つ方法だとは思います。
 
 
 
 
各種受験にとって最低限は
暗記は必要です。
ですが、
そこに時間をかけるのは
 
 
無駄
 
 
だと思うので、暗記が苦手な
人にとってはやってみる価値が
あるかなあ、と思います。
 

 

 

 

また、暗記のための

ノート作りのやり方は

参考になります。

 

・記憶すべきものは1ページに12個まで

・ノートは青ペンで書く

・ノートは2行開けて ゆったりと書く

・ルーズリーフを使うときは(両端を開けておいて)

3分割して使う

・シャープペン・ボールペンなどの芯は

0.7ミリのものを使う

 

 

 

 

 

など、簡単で印象に残りやすい

テクニックが載っています。

 

 

また、目に触れる問題数を増やすことで

パターンの数を増やす、というのは

暗記で大量処理するときには

使えるテクニックでしょう。

 

 

ただし、これには落とし穴がある

と思っています。

 

 

 

「受験」というのは

一種の興奮状態です。

普通の状態ではありません。

 

どの年齢の子どもたちにとっても

大変なことですが、

幼い分、小学生には負担が大きいです。

 

 

「瞬間記憶」だけがいい、

これが「受験勉強」だと

 

 

小学生が思い込むと、

成長したときに学ぶことができなくなるような

気がするのです。

 

 

 

ただし、

高校受験、大学受験なら

科目によっては使えますし、

使わなくてはならない場面も出てきます。

 

ノートを整理しながら、

より効果的に暗記を進めることができますが

そのための方法もちゃんと書いてある。

 

だから、中学生以上で、

「覚えればいい」試験なら、

この方法を試すのもいいかもしれない。

 

 

 

けれど、

 

理解を伴わない、 暗記オンリー  の

やり方で挑む中学受験は、

その子にとっては

のちのち

つらいことのほうが多いんじゃないかと思うのです。

 

 

それは、マイナスのほうが多い結果になる。

わが子にはやらせたくないのが本音。

 

 

 

ですから、

これを利用するのは

高校受験からでいい、と

思うのです。

 

 

著者は暗記法を公開するにあたって

 

そのための準備期間がいること

暗記法をマスターするのにも

一定の時間がいること、

 

そのことをはっきり明記しておられます。

(この辺 良心的)

また、その時期も何時何時まで、と

はっきり書いておられます。

 

 

で、書いていないことも

もちろんあるのです。

 

 

それは、本人の理解力・吸収力のよさ

備わっている、という大前提です。

 

 

 

これがないと、本当に

 

 

無駄に暗記

 

 

をすることになってしまうのですね。

 

 

 

これがないと

単に受験のための暗記テクニック

にすぎなくなってしまうのです。

 

 

 

書けなかったのか、

書かなかったのか、

それはわかりません。

 

 

 

 

 

この本を読んでいるうちに、

また違った本を見つけたので、

読んでみたいと思います。

 

そして、残り少なくなった、

長女の小学校生活を

一緒に楽しもうと思います。