<3mx93>
450円の入れ物に同じ値段の柿を6個入れて1000円払うと
190円のおつりが来ました。
柿一個の値段を求めなさい。
<5mx32>
7時2分に いつも時速1㎞で走る高速亀ハヤカメ君が
600m離れた郵便局へ手紙を出しに行きました。
ところが、郵便局についたら手紙がありません。
そこで、すぐに、引き返して探してみたところ、、3分の一
戻ったところで手紙を見つけました。
ではハヤカメ君はふたたび郵便局につくのは何時何分になるでしょう。
ともに 正解。
ただし、この正解の質は違っていると思う。
現在長女には
「やったことがない問題を優先してやる」
「面白いと思った問題を丁寧に絵図化する」
「筆算 計算式 答えをきちんと数字化する」
ということを課題にしている。
そういう意味では<5mx32>はかなり良かったように思う。
「時速」の意味がわからなかったので、
『一時間に進む距離のこと』
と言って教えた。
時速を使う日常の場面は多いので、すぐにわかったようだが
それを絵図化するのが時間がかかっていた。
「うーーーーーーんわからん!!!」
どうも どうやって絵にしていいかわからなかったみたいで、
10分弱、ずっと うなっていた。
横でどんぐり問題を解いていた、次女から
「イモ子うるさいよ!!」
と苦情が来ていた。結局、かいたのは線だったんだけど。
ハヤカメ君が道路を歩く絵を 頭の中で
一生懸命描いていたに違いない。
そこからは早かった。
頭の中の絵が見えたときに全部できたんだろな、
すごくすっきりした顔で描いていた。
一方、<3mx93>はやる気のない絵で、
イヤイヤやっているのが見て取れる。
一応、時間は自分で決めているので、
仕方なしにやる、といった感じ。
筆算も最初やってなくて、
こちらが指摘し、それからやっている。
やりたくない光線が出まくった作品。
挙句の果て、癇癪を起こした。
数え間違いをしているのに自分で気が付いたのはいいのだが、
「なんでーーー!計算と絵図の答えが違う!!」
文句を言いながら、絵図を見直す。
ふてくされ方はなかなか立派なもんだ。
こうなったのも、近頃の余裕がない生活のせいなのだが、
余裕がなくても交換日記には時間を割く。
それもアリだとは思っているが、
朝の起床時間が著しく遅れるようなら、
また、考える必要があると思っている。
現在、小数計算を授業でしているらしい。
計算プリントが授業のたびにあるようなのだが
毎回1問2問、間違いがある。
あんまり気にしないようにしている。
ワークブックの宿題もドンと出ているし、
見てるほうが頭が痛くなってくるんだけど。
長女も頭が痛い、と言っていた。
やりたくない、とも。
自分も小学生時代 やってきたはず・・・。
気分の悪さは記憶にあるんだけど、それ以外は忘れていた。
改めて見てみると、まさに
教育テロ
のようにも感じる。
こんなのの後は、快感刺激だけを求めたくなるだろうなあ。
だって、しんどいもん。
快感刺激の質も問題なんだけど、
大人はそれは、考えないから。
やらせるだけやらせといて、
困ったことになったら、子ども自身に責任を押し付ける。
それじゃあ、子どもが、可哀想すぎると思うんだけどね。
「保護者」の名が、泣きますよ。