週末になると、子どもたちは忙しい。

 

 

用事があるときはもちろん、

特に用事がない時も、外遊びに、趣味の活動に、

お手紙書いたり、

机の上を整理したり、

食べたかったお菓子をねだったり、

何やら忙しそう。

 

・・・遊んでばかりの小学生。

こんなんで大丈夫か、と思いつつ、気にかけながら放置。

親としては 一応、ノートの点検はしながらも、

わかってなさそうなことをチェックし、

どうしたら自分で気づけるか考え、

夕飯の献立を考えたりする。

 

 

イモ子とイモ美は、よく似ている。

身長体重が同じくらい、

好きな食べ物もよく似ている、

乳歯の抜けた数や

逃げ足の速いところなんかは特に。

 

 

 

週末、イモ子とイモ美に自分のもの(小物)を手洗いさせて、

自分で干すように言った。

干すときに、洗濯機(全自動)ランドリーで軽く脱水してから干すように言った。

「脱水して干さないと、早く干せないからね。」

「はーい」

と返事はしたが、すぐにやらないのが、イモ子とイモ美。

  

…早くやればいいのに。

本当はそう思うんだけどね。

もやもやを抱えながらも、そのまま様子を見る。

 

 

 

「わたし、洗うの忘れてた!」

先に動いたのは、次女イモ美。

丁寧に(自己申告)

きっちり(自己申告)洗って、

綺麗にすすいで(自己申告)

洗濯機で脱水した。

「おかあちゃん、せんたくもの、どうやって、だっすいしたらいいの???」

イモ美が聞いてきた。

「イモ美、ここを押して。それから、ここを押すんだよ。」

ちょうど、在宅していた旦那がイモ美に教えてくれる。

「わかった!ここを押すんだよね・・・あーん、てがとどかない!!!」

滝汗滝汗滝汗

洗濯機が、イモ美の手の長さでは、ちょっと無理があったみたいで、結局

旦那がスイッチを押していた。

 

回りかけた洗濯機を上からのぞくイモ美。

「わー!!!すごい!!!まわってる!

せんたくもの、どこいったのかな??

ちゃんと (洗濯機の中に)はいってるかな??」

 

 

イモ美一年生。

洗濯機が回る、なんてことが面白いんだねえ。

かわいいなあ。

そんなことを思いつつ、背中で聞いていた。

 

 

しばらくして、長女イモ子も洗濯をしに、お風呂場へ。

こちらは、手早く、イモ子よりは丁寧に洗う。

「洗ったから、脱水するねー」

そういって自分で脱水ができるように手筈をととのえる。

 

「おかあちゃん、脱水・・・わー洗濯物が見えない!!!

中に入れたのに、見えないよー!」

 

 

イモ子4年生。

頭の中身は1年生と同じ???

 

 

しばらく、時間差双子の生活は続きそう。