肥満についての話だ。

大人の肥満も怖いけれど、子どもの肥満は、もっと深刻だ。UFO

 成長してからの医療費、生活上での制限など、

目に見えない形での苦労はたくさんあるに違いない。

子どもは自分の症状を正しく他人に伝えることが難しい。えっ

第3社が見てはっきりわかる場合もあるが、わからないこともある。

わかった場合は手遅れ、ということもある。

そうなったら悲劇だ。Y(>_<、)Y




子どもの肥満に関しては、大人の注意で防げることもあると思う。

大人は日常の中でお手本を見せる。割り箸

折に触れて、大事なことをポイントを絞って伝えていく。手紙

もちろん、医師による定期的な経過観察病院も大事だ。

今は自治体が医療費の補助をしてくれるところも多いので、

親の金銭的負担は昔よりは軽くなっているに違いない。

病院などに連れていく親も増えた(と思う)ので、

子どもにとっては良くなっているだろう。

相談する窓口が増えた、という意味では。



子どもの肥満は 見た目より奥が深い。

肥満を解消してもそれだけでは終わらないこともある。

さらに、気になる記録を見つけた。

先日読了した、「やってはいけない脳の習慣」p132より、

趣旨をまとめ、載せてみる。

2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣 (青春新書インテリジェンス)/横田 晋務
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☆児童期から青年期の子供を対象とした調査結果。


・やせすぎの女児は標準体重の女児に比べて 記憶力の成績が悪い。

・認知昨日にかかわる脳の領域は成長期においては 

エネルギーや栄養素を適切に摂取する

必要がある。

・太らないほど(原文ママ)脳の視空間領域、

記憶に関する脳の領域の発達が促される






また、別の研究結果では 肥満の子供は行動抑制が

苦手な傾向がある、と出ています。

ⅠQ検査などの関連を調べた研究では、パズルなどが

苦手な傾向があることがわかっているとのことです。




肥満になってしまった子は悪くない。

その子たちを嫌っているわけじゃない。




肥満を毛嫌いするわけではないけど、

何か対策がとれたんじゃないかと思うことはある。

特に、親、祖父母、そのほか子どもの周りの大人たちが。



「子どもが太りすぎていると、子供の将来に悪い影響があるらしいよ。」

ここまで言わないと、

ママたちは 子どもの肥満対策に動いてくれないような気がするんだけど。



個人的には 子どもの肥満は、幾分かは親に責任があると思っているけれど、

たぶん、

そんな風に思っていてくれるママたちは、少数派だから。





子どもと大人には  超えてはならない一線(ああ、なんて大げさ)が

あるように思うのだけど、

一般的な平均寿命をもとに

人生の残り時間(ここも大げさ!)の長さを考えてみたときに



子どもと大人では 食べ物の質、量ともに違いがあってしかるべきだと思うのだ。




だって、人間の体は 食べたものでできているんだから。





この言葉、結構いろんなところで聞くけれど、

きちっ、と実践するのは、なかなか難しい。

普段のことだもの、緩むことだってあるし、それで当然。

ちょっと緩くていいから、細く長く、続けていくのは,十分アリだと思うのだ。




そのために、WHOの提言は、意味があることだと思う。

状況的には決して明るくはないのだが



千里の道も一歩から


なので。