本を読む、ということに抵抗はないんだけど

読んだよ、ということを公表することに抵抗があったのです。

が、最近、その抵抗が薄れてきたので

どんどんあげちゃいます。

と、言ってもたいしたことないんですが。


今回はこれ。

2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣 (青春新書インテリジェンス)/横田 晋務
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目次を抜き出しますね。

第1章  学習効果を打ち消す、「スマホ脳」の衝撃

第2章  MRIで解明!脳が変形してしまう危険な習慣

第3章  脳のやる気スイッチ「線条体」を活動させる方法

第4章  事故工程間の高い子ほど学力が高い、のはなぜ

第5章  朝食のおかずが増えるほど、脳はよく成長する

第6章  習慣は生まれつきの脳力に勝る?

です。

個人的に納得しかねる章もあるんですが、

1,2章は読んでソンはないと思いました。

グラフや写真も多くて、わかりやすいです。

子どもにもわかるように書いてあるので、小学校高学年から学習に使うことも可能かと思います。

LINEは便利です。

ただ、人間形成途上の子どもたちにとっては

不要かもしれないなあ、と思います。

ネット依存と人間関係依存を同時に発生させるからです。

何でもそうですが、

今はある程度の依存は仕方ないと思っています。

タバコ、アルコール、カフェイン、脂肪、砂糖などなど。

病的でないなら、ある程度までは割り切って付き合うことも必要になってくる場面もあるでしょう。

人間関係も持ちつもたれつ

の範囲で構成できるなら、健全な関係だと思います。

全く依存せずに生きるのは、無理ですし。

ただし、LINEだと、この、人間関係依存がおかしくなるような気がするのです。

気のせいかもしれませんが。

健全な関係を結べなくなる、というか。

物事の良くない面が露呈しやすくなるというか。

人間関係の不健全な形での成長は

恋愛依存症に発展したり、

共依存関係になりやすくなったり

一つのカタチしか認められなくなったり

そんな風になりやすくなるのではないかと思うのです。

一つの見方しか認められない世界。

まるで戦争ですね。

情報が統制された、戦時体制。

あらゆるものが一転に集約された、暴発しそうな世界。

ものごとは 緩くつながって、各々が自分で動けるようにしておいたほうが

発展性があると思うんだけど、

一つのものに固執しすぎると

その緩やかなつながりは 硬化してしまいます。

「ま、いっかー」

「これもありだよね」

位のほうが、いいこともあると思います。

きちんと自分の考えを持つ。

自分と、その主張の柔軟性を保つ。

トラブルがあった時、どうしたらいいか、考える、わからないときは人に相談する。

それが、健全だと思うのですね。

何かに、誰かに、慮ってばかりでは、

自己が崩壊しますもん。

崩壊した自己の再統合は、大変だし。

その前に手を打ちましょう、ってとこですね。

 

子どもに限らず、人間は、常に成長しています。

子どもほど顕著に成長しなくても、ちゃんと成長し、考えることはできます。

反対に、子どもの時に、考える習慣がついていない人は、

そのまま流されて終わってしまうかもしれません。

(;^_^A

いや、自分もそうかも。o(・_・= ・_・)o

三つ子の魂百まで。

昔のひとは、うまく言うなあ、と思います。

このことわざが いつできたものかはわからないんですが

そのころから人間の本質、成長度合いは変わっていない、ということですね。

ということは、

今の社会情勢の変化に 脳が適応していない、ということもありうるわけですね。

新しいものを導入するときは、

十分な検証も必要かもしれない。ということかしら。

そして、まずいと思ったら、早めに手を引く潔さも必要、ということかもしれないですね。

自分も、見直します。