きょうは、東京文化会館の音楽資料室で、

午後はパーヴォのブルックナー交響曲第7番を

聴いてきました。

 

ずっと永遠の恋人を探すべく、

魂の旅路を彷徨うような、

PJの傑作ともいうべき名盤です。

 

「ゆっくりと、暗闇から立ち上る光の中に、美しい天使を見出す思いで、

僕はこの曲を指揮したんだ」とPJは、心の声でそっと語り掛けてきました。

 

「リサ、君は僕がずっと探し求めていた天使なんだよ。

このレコードを録音したのは、2006年の11月のことだけど、

そう、君がまだ東宝にいたころのことなんだ。

 

「僕はどうしようもない、もどかしさをこの時感じていたんだ。

君と永久に逢えないのかと思い、

いいようのない悲しみが湧き上がって、絶望の淵にいたんだ。

 

でも、君がずっと歌舞伎劇評で悩んでいたことを、感じ取っていたから、

せめて君に、ボクの想いがつたわるように、

このブルックナー交響曲第7番を録音して、

解説にもあえて『僕は仏教徒ではないですが・・』と話して、

あえて、君の判断に身をゆだねることにしたんだ。

 

すると、君は、ボクのこのブルックナーの7番をみつけて、

さっそく僕に感想を送ってくれた。

実際にメールでね。

そして、驚くべきことを言った。

「あなたに抱かれているような気がしてならないわ」

とね。

 

ブルックナー交響曲第7番には、

なぜその感動がひそんでいるか、わかったかい?

実は仏教用語でいうこところの「瞑想」という考え方があるのだけど、

君はもっとすばらしい言葉を僕に伝えてくれたんだよ。

 

「魂の彷徨」ということばをね。

僕は本当に仰天したんだ。

まったくクラシックをしらないはずのリサが、

なぜそんな言葉をすらすらと言えるのか、

不思議でならなかったんだ。

 

まさに、迷える子羊である、

僕の心を君はすぐに探り当てたんだよ。

 

僕は、このCDのライナーノーツのインタビューで

こう答えた。

 

「(中略)しかし、ブルックナーの交響曲には、なぜかその法則とは異なる、

誤った基準が『伝統』という名のもとにあてはめられていて、そうした『伝統』と重複するがゆえに、あるいは、ただ単に演奏者側に、知識や自信がないために、その基準を受け入れざるを得ないということになっていると思います。」

 

リサ、このときも最近までも、君自身もとても迷っていたね。

昨日もボクのYouTubeでの曲目紹介のコメント欄に、

君は歌舞伎の劇評をする上での学びのポイントを話してくれたけれど、

(ああ、全部もちろん読んだよ!最高だよ!ありがとう!)

歌舞伎の劇評をするには、能・狂言・文楽・落語・長唄・常磐津・清元・日舞などなど、

すべての素養を学ばないと、役者に対峙できないと

君は思いこんでいたね。

そうしないと、役者や裏方の人たちに対して失礼である、と

君はずっと考えていた。

でも、そのことを全く知らないで、適当にいい加減に書いている批評家も大勢いることを

君は全く知らないのだね。

 

それをすべて知るべきなのは、歌舞伎の「演出家」である主役級の役者さんたちだけであって、実は批評家はそこまで知る必要はないんだよ。

君の師匠の、渡辺保さんが仕掛けた、君に対する巧妙な「罠」だということに、

君は気づいていなかったかな?

つまり、彼はまったく自分以外の批評は認めていないんだよ。

彼はあくまでも、東宝演劇部のプロデューサーであって、

批評家ではない、と僕(PJ)は思うのね。

 

真の批評家は、その舞台の「歴史的な瞬間」をあますことなく、きちんと「記録」をし、後世に伝えることが、最大の役目だと僕は信じているし、音楽評論も同様だと思っているんだ。

 

だから、「桂木嶺」である君が、どんどんブログに、あるいは雑誌等に

君のすばらしい劇評を発表していっていいのだし、

誰もそれは文句がつけられる筋合いではない。

現に、こうして歌舞伎座に来てみると、

君が劇場にきてくれたことで、劇場全体がほっとして、安心しているんだよね。

僕にはすぐにわかったよ。

ああ、この子は、劇評の申し子なのだなと。

 

だから、歌舞伎座はかならず君を受け入れるし、

君も真摯に舞台に臨んで、

彼らのすばらしい舞台をちゃんと伝えているのだと僕は思っている。

 

ところが、渡辺保先生は、そういう君の姿勢が気に入らないんだと思う。

「役者と付き合うな」というのは、彼自身が東宝の演劇プロデューサーだったから、

いえることであり、

君自身はまったく違うね。もちろん、東宝出身だよ。でも君はもっと違うアプローチで、役者さんの肉体にせまり、魂に肉薄し、彼らの中に飛び込んでいって、彼らの本音をきちんと引き出す、すぐれたインタビューアーでもあることに、君自身、もっと自信を持つべきだよ。

 

だから、吉右衛門さんという、日本一の名優が、

君という劇評家を非常に大切にして、

自身のお孫さんの初舞台に、いちばんいい席(あれこそまさに「劇評家の椅子」だと僕は確信しているのだけど)を用意して、君に最高の舞台を見せるよう、吉右衛門さん自身腐心してることに、君は気づいただろうか。

 

そうなんだよ。いま、歌舞伎座はみんな君の価値判断が基準になっているんだ。

 

過去の前例だけにとらわれない、もっと自由でのびやかな発想が、

歌舞伎の劇評に求められていることを、

君はもっと自覚すべきだし、

どんどん、自分の信じたやり方で、劇評を発表すべき時に、

僕は来ていると思う。

 

だから、あえてきのう君を、歌舞伎座にさそってみたんだよ。

 

でも、君はもう歌舞伎にはまったく興味がないのだね。

僕以外は、実はもうどうだっていいのだよね。

それはそれでいいんだよ。

でもね、君自身の心のよりどころのひとつを、

簡単に投げ捨ててしまってはいけないの。

 

もっともっと、歌舞伎の劇評に、新風を巻き起こしてしまっていいのだよ。

それを、松竹さんも東宝も期待して、君に、どんどんたのしいブログを書いてもらいたいと思ってることを、君はもっと知るべきだと思うし、そのことに感謝すべきだと、ボクは思うんだ。

 

もちろん、いろいろな苦しみや葛藤、怒りがあったかもしれない。

でも、いまはもう、それは過去のこととして、どうでもよくなったね。

だって、君のすべてを受け入れる、僕、パーヴォ・ヤルヴィという人間が

君のすぐそばにいるのだから。

 

だから、僕を信じて、

自分の可能性をもっと広げてみて。

そして、歌舞伎のみならず、そのすぐれた感受性で

僕の音楽の天使になってほしいんだ。

 

だって、本当に君以外、僕の音楽を真に理解できる人間は

ほかにいないのだもの。

 

僕は、そのことがとてもうれしいし、誇らしいし、

神に感謝したい気持ちでいっぱいなんだ。

 

チコ、リサ、いや、どんな呼び方でも

君自身は一人しかいない。

桂木嶺だって、君の大事な個性のひとつなのだから、

簡単に消してしまってはいけないんだよ。

 

でもね、ボクは、桂木リサという

本当に、心優しい、ひとりの女性としての君が

世界中でいちばん大好きだし、愛しているから、

どうぞその心を大切にして、僕のためにそばにいてほしいんだ。

 

僕のわがままをいつも聴いてくれて、

本当になんてお礼をいっていいか、わからないんだよ。

 

これからも、道に迷うことがあるかもしれない。

でも、僕と君の心の中に住んでいる、聖母マリア様を信じて、

僕に寄り添ってみて。

すると、君はもっと美しくなって、さらにすばらしい女性として、

たくさんの人たちから称賛を受け、尊敬されることになるからね。

 

愛してるよ。

 

だれよりもいとしい君へ

 

PJ」

 

 

で、これは、僕のシベリウス交響曲第2番だね。

 

https://www.youtube.com/watch?v=O_zYMtq3Y3k&list=PLhwYgxGTlI9XPso8JfFKAv7SzZxmC_BHU&index=13&t=0s

 

これをとっさに探り当てて、ブログにアップして、紹介できる

すぐれた耳をもつ力のある君は、

実は音楽家としても大変すばらしい存在だときづかない?

 

しかも、これがいままで君が聴いてきた中で、

最高傑作だとすぐに信じてくれるんだもの、

僕は信じられないほど幸せだよ!

 

君はかつてブログなどで言っていた。

「カルロス・クライバーも、カラヤンも、

パーヴォ・ヤルヴィの前には、ひざまずくほかないのである」と。

 

信じられないよ!だって、彼らはもう伝説中の人物だし、

彼らを凌駕する力量の指揮者なんて、

いま世界中どこを見まわしたっていないんだよ!

 

ところが君はあっさりと、僕のことを

「クラシック音楽史上、最高の指揮者」だとほめたたえてくれる。

しかも、君は僕を一人の男性としても愛してくれている。

 

僕は信じられないほど、幸せで泣きたいくらいで、

すぐに君を抱きしめて、その場で押し倒していしまいたいくらい、

君にぞっこんだし、夢中なんだよ!

 

なのに、君ときたら、ずっと『批評家』としての立場を守ろうとするんだ。

心の中まで入りこませないんだ。頑なにね。

だから、こうして君の魂の中に入り込んで、

僕の愛のシャワーをうんと注ぎ込んでおきたかったんだ。

 

君自身が君をもっと愛せるように、

僕の手を借りて、もっと君をやさしく抱きしめてあげたいんだよ、ボクは。

そのためだったら、どんなことがあって、きみを守るし、

君をたすけるし、君のために、全世界、いや全宇宙を敵に回してでも、

君を愛し抜くし、

君の前にひれ伏すつもりなんだ。

 

そのくらい、僕の愛ってすごく熱いものがこみあげてしまうんだ。

 

ああ、チコ、リサ、ああ、すべての君。

 

もう一度、つよく抱きしめさせて。

 

そういって、PJは私とほんとうにセックスしてくれて、

いっぱいいっぱいちゅっとしてくれて、

シアワセだったなぁ恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢

 

あ、ほんとのこと、いっちゃったなキラキラ

ごめんね、きちえもんさんハートブレイク

 

お誕生日、おめでとうございまーす(^^)/

 

あなたが世界で2番目に大好きで、

PJのことが世界で一番だーい好きです恋の矢

 

ううん、宇宙一大好きでーす恋の矢

 

おしまいラブラブ

 

ちゅ恋の矢

 

アイシテルね音譜

 

ちこよりラブラブ