栃木県小山市の小林酒造株式会社さんの「美田鶴 純米吟醸酒」。

 

 

GWに奥日光の戦場ヶ原にハイキングに行った帰りに、日光駅の近くの地元の酒屋さんで見つけたお酒。

日光から浅草に向かう、帰りの東武特急リバティけごんの車中で飲む酒を物色しようと入った酒屋さんは、柔らかな感じの年配の奥様がひとりで店番をされていました。

「何かお探しですか?」と聞かれ、地元ならではのお酒をお聞きしたところ、マダムイチオシおすすめ銘柄がこちら。

 

鳳凰美田を醸す酒蔵さんが地元栃木限定流通でつくられているお酒だそうです。

 

「東京から来られる方は、皆さん、鳳凰美田って言われるんですけど、こちらのお酒はうちも旦那と毎日飲んでるお酒なんですよ。ほのかな吟醸香が良くって。純米酒もあるんですが、そちらは売り切れてしまいました。」

って、トーク上手にも程があります。

 

リバティ号の車窓の風景は、田植え前の水を張った水田。

美しい田「美田」そのものの、米の味と、吟醸香のバランスが良い上品なお酒でした。

 

戦場ヶ原の景色は、春の訪れ手前。

びっくりするぐらい寒くて、芽吹前の木々が寒々しいですが、青い空に映えてこれはこれで良し。