【イエアメガエル】前編-出会いから上陸まで | 蛙と魚が日常(・ω・)

蛙と魚が日常(・ω・)

1匹のアマガエルをきっかけに飼育を始めた。
カエルやらイモリやら魚やら。
アクア、アクアテラリウム(・ω・)
あと釣りも。
そんな感じで。

うちの蛙たちの中で唯一、購入個体のイエアメガエル。


・出会い

2013年11月中旬。

近所のペットショップに、オタマジャクシの状態で入荷されてました。

イエアメガエルって何じゃ?と思い、その場でググる…
迷いつつ我慢。

翌週。
売れたか星になったかで数匹減った。
悩みつつ我慢。

また翌週。
売れたか星になったかで残り数匹になった。
隣には上陸して蛙になったのが1匹。
(値段は同じ)

結局、後ろ足が生えたオタマジャクシを1匹購入(^^;)


・飼育環境

百均のプラスチック収納BOX(¥210←)と、上陸時の足場用に人工の水草?(水槽に沈めるやつ)を購入。

前回も登場したハンダゴテで、収納BOXのフタに直径2~3mm程の穴(3個×4隅)を空ける。

収納BOXを流水でよく洗い、人工水草(もちろん洗う)を入れて水深10cm弱で室内飼育。

ヒーターもエアレーションも無し!

念の為、アカハライモリのケースから水温計を拝借して設置。


・飼育方法

餌はアカハライモリにあげてる乾燥イトミミズ。
1塊じゃ多いので適当に1/4程度に千切って与える。

水がうっすら濁ったら適当に半分くらい水替え。
一応カルキ抜きは実行。
(餌の食べ残しがあるとすぐ水が汚れる)

理想水温は25℃前後らしいが、ヒーター無しなので15~18℃。
そのせいか、餌を食べるとこは1回しか見てない(-_-;)


こんな感じで飼育してたら、1週間程で餌を食べなくなった…
いや、違う。
入れた餌が大量に残るようになったので、食べてないと判断。

心配すること数日…
手(前足)が生えた。

翌日。

見た目が蛙っぽくなった。

数時間後に見たら上陸してた。






(2013年12月29日)

大きさは小指の爪くらい。


変態(上陸)する前は餌を食べなくなるらしいが、手が生えてから上陸まで早かった(^^;)

うちに来てから上陸するまで約2週間。


・上陸してからの飼育環境、方法

ある程度の大きさに成長するまでは弱々しく、動きも鈍い。
鈍臭くて溺れる奴もいるらしい。
なので水は浅く張る。

ケース内にはオタマ時から使っていた人工水草の他に発泡スチロールブロック、ヨーグルトの容器を逆さにしたのを設置。

陸が多ければ溺れる確率が下がる。

人工水草が隠れ家にもなる。
(隠れとるのを見た事はほとんど無いw)

うちではケースの片側の下にダンボールを敷いて少し傾かせ、底面の半分くらいが陸と水場になるようにしている。
背中から落ちた上に起き上がれない、なんて事がない限り溺れる事はないだろう。
(蛙は背中から落ちる事が結構あるので注意)

水場までたどり着けず干からびる事もあるらしいので、湿度は高めにする。
(温度、湿度は飼育環境に左右される)

----------------
(補足)
飼育ケースの通気性が悪いと保温、保湿に優れている。
その代わり菌が繁殖しやすいので清掃と水替えの回数が増える。
夏場はケース内が高温になりやすいので、温度を下げる対策が必要。

通気性が良いと逆。
湿度を上げる為、定期的に霧吹き。
冬はパネルヒーターなどを使っても効果が出にくい。


どちらも一長一短ですな(-_-;)

(さらに飼育ケースがある場所(部屋)の環境も影響するので注意)
----------------

うちの場合、収納BOXは密閉容器じゃないけど念の為に…って程度に空気穴を空けただけなので、温度対策しなくても18℃前後。
ちょっと低いけど許容範囲内。

ケース内に結露が起こるので湿度も大丈夫。

ここ最近は強烈な寒気が入って来て特に寒いので、夜はお湯を入れたペットボトルをケース側面に当てて加温してます。
うちの環境だとMAX28℃なので丁度良い。


これで初夏までは大丈夫だろう。

という訳には行かず…

(後編へ続く)