当Blogの読者の方々へ
データの移行が完了し、下記アドレスにて統合したので、今後はそちらにアクセス戴きたい。
尚、このサイトはこのまま保存し、過去記事のストック・参照用として活用する予定としている。
"ZENON"
http://blog.goo.ne.jp/office_zenon/
by DonJuan
去る3月15日に施行された入国管理法の改正以降、日本のいわゆる「フィリピンクラブ」の存続可否が活発に論議され続けている。諸氏ご存知の通り、「フィリピン側が発行する芸能人証明書に基づいて審査受入を行なう従来の方法ではあまりにも偽芸能人が多く、簡単そして大量に入国できるシステムに人権侵害や人身売買の温床を作り出す原因がある」として、「日本側の尺度に基づく本人経歴(日本以外の国での然るべき公演場所における2年間以上の公演実績、または然るべき養成機関における受講修了、及びそれを証明する書類の提出」が義務付けられた。
古くはBlue Card に始まり、Yellow Cardへの変更、そしてARB・AACに落ち着くに到り、その都度一時的には入国数が激減したが、最終的にはフィリピン側が芸能人であることを証明する書類さえあれば(語弊があるといけないので、「PassportやBirthday Certificate他必要書類一式が揃っているのは大前提として」という言葉を付け加えておく)興行VISAを申請通り無制限大量に発給して、最終的には8万人余りのOFWを受け容れるに至った。その殆んどが許可された「興行」以外の資格外活動を行なっている(出演先の営業形態を考えれば至極当然)ことを周知しつつ黙認してきたにも拘らず、ここにきて日本を人身売買監視対象国とした米国の目に対する改善対応策と称して急に方針を180度転換して極端に門戸を狭めた法務省・入国管理局に対し、自らがOFWの入国を増加させた張本人である癖に、今度はまた自らの勝手な都合で実情を的確に判断することもせず一方的に容赦のない規制をするのは納得がいかないとシュプレヒコールを挙げ抗議するフィリピンクラブファン、旧態依然としたプロモーションにはもはや任せておけないと自ら行動を起こし起死回生を図ろうとするクラブオーナー、かたや脱サラで始めた店がやっと軌道に乗ったというのにこんな状況に陥ってしまっては先が見えないと悲観するクラブオーナー、そんな状況につけこんで凡ゆる手法で ”タレント” を用意し「安定供給しますよ」と営業攻勢をかけて暗躍するブローカー、厳格化された法規制の枠内をすり抜けるために経歴や証明書類づくりに奔走する多くの招聘業者…。
法令改正から半年余りが経過した今、そのようなドタバタ劇もいよいよ終焉に近づいてきた。法令改正後、著しく減少したとはいえ、移行期特典であったARB・AACの最終組も既に入国済となり、既存在留メンバーが入国から半年経てば自動的にどんどん帰国していく中で、当局が認めた「正規の資格を有し、然るべき証明書類の提出をもって申請された “芸能人” 」という基準によるVISA発給は激減、その一方では警察とタッグを組んだ入国管理局による各店舗の違法行為摘発が活発に実施され続けており、フィリピンクラブ業界は未曾有の大打撃を受けている。クラブオーナーやその従業員、招聘業者などは勿論のこと、ひいては酒屋・おしぼり屋など店舗と取引を行なっている業者にまで死活問題として係わってくるため、皆必死である。
元々真偽を確認することが困難となるあいまいな基準で当局が新基準を施行してしまったものだから、その結果多くの招聘業者による見せかけの証明書類作りが横行して「篩にかける」はずの規制条件が機能せず、従って正規とごまかしが入り混じった大量の申請が殺到している中で、きちんとした書類が揃っているにも拘らずその書類の裏付けにあまりにも時間がかかる(というよりも実質的には不可能)ため、実質的審査が遅々として進まないという状況に陥ってしまい、結果として「新基準に則った証明書類を揃えて申請まで滞りなく済ませた後、在留資格を取得し大使館の審査・面談を経てVISAが発給されるかどうかはその時の運次第」などと云われる事態となってしまった。さすがの当局もこれではいけないということで、先月「審査を迅速確実化するために、SSS(Social Security System=社会保障制度)の加入証明やTIN(Tax Identification Number=納税証明番号)など正規の芸能人であれば当然所持している証明書類を追加添付してほしい」旨の通達を出した。これにより真のアーティストに対するVISAの発給がスムーズに行なわれるようになることを期待したい。
フィリピンクラブ業界を取り巻く状況についてざっとこれまでの経緯を振り返ってみたところで、諸氏それぞれ多様な意見をお持ちだと思うが、当局が行なってきた対応や規制はさておき、アーティストを招聘する側・受け容れる側の資質に、あまりにもだらしなさや狡猾さ・その場しのぎがあったとは云えないだろうか。アーティスト招聘という分野で係わりを持つ立場の人間として、敢えて辛辣な分析をしたいと思う。
数は少ないが、確固たる信念をもって真面目に取り組んでおられる関係者の方々もいらっしゃるので、決して全てを否定している訳ではないことを付け加えておこう。
諸氏ご存知の通り、元来27種類に分類された外国人の在留資格のひとつ、「興行」に該当する “芸能人” に定義されている活動は「芸能活動」そのものであり、それ以外の活動は一切認められていない。にも拘らず「当局が黙認している」という暗黙の了解のもとに、本来の芸能活動が軽んじられて形骸化しホステス行為が必要悪として横行するという本末転倒な事態が定着してしまったところに問題があると考える。その他社交員の配置にしてもしかり、事業活動である以上利益追求は当然のことであるが、基本理念を見失い本来のあり方から脱線していることを認識し乍らもその感覚に麻痺して放置してきた事実は否めない。また、招聘業者にしても、必要書類さえ準備して申請すればいくらでもVISAが発給されるという環境の中、容姿が良くても凡そ「芸能人」とは程遠くシンガー・ダンサーとは呼べないような、スキルのないいわゆる「タレント」を大量に “生産” し、送り込んできた。この時点でも一部の業者による書類の偽造やごまかしは横行していたが、ここにきて規制が強化されるや否や、今度はその条件をかいくぐるべく、PassportやBirthday Certificate等の売買からClub Certificateの偽造に至るまで、あらゆる工作を行なってすり抜けようとする動きが活発化している。当局としては当然その横行防止に躍起となり、いたちごっこが繰り広げられる。Club Certificateとして申請された現地の公演先の承認状況を分析したリストや、ごまかしが発覚し却下となった出演証明のブラックリストが手許にあるが、これを見ていると正規のアーティストの申請時にも影響しかねないようなところかまわずぶりである。
「タレント」を取り巻くフィリピン側の旧態依然としたシステムの矛盾も否めない。主役は本来「タレント」自身であるにも拘らず、 ”Manager” が契約という縛りの中で「タレント」の収入を搾取し、意思決定をもコントロールしてしまう現実。今後Managerというポジションは必然的に淘汰されていくであろうが、Local PromotionからInternational Promotion、そして日本の招聘業者とのSPAというフロー図がどう変化していくのか、期待をもって今後の動きを注意深く見守りたい。
今回の表題に「GRO」という表現を敢えて使用したのは、このような事実が現実として存在しているからであり、「タレント」と呼ぶには些か疑問があったからである。
閑話休題。既に陥ってしまっている状況を憂いて批判していても何も始まらない。現状や過去を反省し、今後それをどう生かしていくかが肝要である。この一連の大騒動に紛れて真のアーティストが活躍できる場や門戸が狭められてしまうであるとか、そういう公演の場づくりに尽力し真面目に取り組んでおられる出演先オーナーや招聘業者の方々の努力の芽が摘まれてしまうのではなどと危惧する必要はない。GROや単なるOFWでなく、OPA(Overseas Performing Artist)と呼べるアーティストが本来の存在価値を充分に発揮できるような環境整備や、既存のフィリピンクラブを脱皮した公演場所・訪れる人々との交流場所としての新しいあり方への明確なコンセプトを念頭に業界関係者が一致団結すれば、進めていくべき方向性は自ずと見えてくるであろう。
我々ZENONとしてのコンセプトは明確である。
「真のアーティストが海外でその能力を発揮できる舞台を用意し、その活動を通じて国際交流へと繋げていくための架け橋となること」…これを念頭に、激動の移行期を迎えている業界に対し貢献するべく日々鋭意努力している。
我々の趣旨と同じご意見をお持ちで、現状の運営や先行きに不安をお感じのクラブオーナーの方々がいらっしゃれば、是非ご相談戴きたい。コンセプト・方法論を明確化し実行することにより、明快なソリューションをご提供できるであろう事をお約束する。
追記
この題材については、密接に関連する分野が多岐に亘るため、今後も違った角度や立場の視点からいろんな分析をしてみたいと考えているので、是非期待して戴きたい。
先頃(9月26日)開催されたMiss International 2005で、フィリピン代表のPrecious Lara Quigamanさん(22)が53カ国の代表の中から見事winnerの栄冠に輝いたのは、開催地が東京だったこともあり、諸氏の記憶に新しいところであろう。(社)国際文化協会によると、Miss Internationalの理念は、「女性による国際社会への貢献を実現することを目的に、ビューティページェントを通じて世界中にミス・インターナショナルの“友情のネットワーク”を広 げていき、女性の持つやさしさが慈善・博愛・友好の精神となり、「国際親善」や「世界平和」に寄与する」とある。
そこで、今回はイベントの意義とその効果について実例を交えて紹介してみることにしよう。
昨年秋、我々ZENONのフィリピンにおける子会社でタレント・モデルのプロモートやイベント企画を行っているOFFICE CONTACT INC.及び直営店舗VIVID AUTO GARAGEのプロデュースにより、世界三大コンテストの一つ、「Mr. & Ms. Bikini International」が開催された。フィリピンで開催が予定されていたこのコンテストのイベント版権を有していたRated R EntertainmentのOvette氏より冠スポンサーとしての出資依頼を受け、OFFICE CONTACT INC.が100%出資し、このイベントの全ての運営権を手中に収めた。このイベントを成功させるには、トップレベルのエントリーメンバーを集める手腕が鍵となる。そこで、まず核となる事務局を設置、新聞・TV・有名雑誌などあらゆる媒体を使ってフィリピン全土にエントリーメンバーを一般公募、その他有名店舗へのポスター配布やビルディングボード設置などあらゆる手段を尽くして全国レベルでの告知を図った。その結果全国から集まった多数の応募に対し、フィリピン全土を各ブロックに分けて予選オーディションを実施し、厳選なる審査を重ねた結果、その中から男女各20名のベストメンバーを選出した。またイベントそのものの周知徹底を図るため、TV・ラジオ・新聞・雑誌などに対するイベントコマーシャルの手配を並行して行い、そして同時にこのイベントの各業界の有名スポンサー誘致を図った。また、このイベント当日の模様や結果を全国的に報道するために、放映TV局の設定や各マスメディアの誘致折衝を順次進めていった。加えて、最終本選イベントを華々しいものとするため、司会・ゲスト・審査員などの来賓についても厳選して絞り込み、交渉から依頼へと進める一方、会場を盛り上げる多数のオーディエンス誘致のための前売券販売などのセールスプロモーション活動も着々と進めていった。これらの活動が実を結び、ビルディングボード提供のハンマーヘッド社や宿泊施設提供のスルーホテル、最新電光掲示板を含むコンピューター採点システム一式と専門技術者提供のSTI社、その他ビュッフェスタイルの食事提供を行うレストラン、化粧品、ノベルティグッズ、水着などあらゆる分野・業界の有名企業による物品協賛を決定することができた。イベント当日そのままのオープニングからラストまで本番の流れを想定して繰り返しリハーサルを実施し、メインイベント本番へと万全の準備を整えた。
そして遂に10月23日、ミスフィリピンなどの豪華ゲストやKuya Germsなどの各界著名人を多数迎え、有名デザイナーなども多数来場する中、Intermorisで開催された本選イベントにてベスト7名を決定した。このベストメンバーについてはここを起点に向こう1年間の専属マネージメント契約を個々に結び、今後のタレントとしての養成やCM・イベントなどへの出演など世界各国の先端舞台での活躍に向けてのエージェント活動を行っており、間もなく契約更新を予定している。TVのメインスポンサーとしてSmart Telecom社を誘致したこともあり、イベントとしては大成功に終わった。番組枠としてゴールデンタイムである22:00~24:00の時間帯確保にも成功し、直後に入賞者の黒人男性がStanding Comedy Club「Funhauz」のイメージボーイとして年間契約を結んだし、入賞した女性が航空会社Philippines Air Lineの機内誌「mabuhay」の記事にてイメ-ジガール的なモデルとして掲載された。また、地区予選を通過した20名についても、国内プロバスケット(NPB)公式戦のマスコットガールズとしての出場実績を得た。このイベント終了後、前述の通りマネージメント契約を締結したアワード受賞者男女各7名について、このような活躍の舞台を用意していくのも私達の仕事である。タレントとしてのマネージメント権を得、有名TV各局に売り込み、活躍の舞台はフィリピン国内だけでなく海外へとその視野を広げ、日本サイドにもモデルやタレントとして輩出しつつある。
こうした数々の経過を経てこのフィリピンでのビッグイベントは無事成功裏に終わり、次回2006年度についても実施の予定にて、それに向けてまた新たな企画準備を進めている。このイベントは世界レベルでのコンテストなので、その後本大会として今年6月、女性部門はマルタにて、男性部門はハンガリーにてそれぞれ頂点を選出する最終イベントがあった。
【イベントの意義と効果を最大限に戦略化】
我々は、日本国内は勿論、世界各国において企業・自治体・国家や各種団体まで、あらゆる主催者がメッセージ発信の場をお考えになる際に、より効果的でその目的を最大限に達成するためのコミュニケーション方法を企画し実行に移すための戦略をご提案している。特に、クライアントそれぞれの状況や事情に対して独自のマーケティングを実施し、その結果を基に我々のネットワークを活かしてイベントの持つ本来の意義と効果をあらゆる分野において実証する広報戦略の仕掛けを中心とした企画立案から政策・運営監理までのトータル的なプロデュースを行っている。
広報企画のご提案から始まり、調査活動、各種媒体へのアプローチ、イベント内容制作、映像制作等の実作業を進めていく中で、各種新聞・雑誌・印刷媒体へのパブリシティプロモーション、TV・ラジオ番組内における告知展開、記者会見・表彰式やコンテスト・オーディション等のイベント制作活動から事後におけるマスメディア対応戦略に至るまで、あらゆる広報戦略を打ち出していく。勿論、このような活動は日本国内においてのみ実行されるものではない。海外にて企画されるイベントにおいては、各国の提携先や自社拠点を基に該当国のマスメディアに対するメッセージ発信を中心とした国際的な展開を積極的に行い、開催地がどこであってもそのイベント効果を最大限に引き出す。
■ 企業・自治体・地域・国家・各種団体活性化の企画制作
■ 各種オリジナル調査・分析
■ パブリシティプロモーション
■ 各種イベント企画・調査・広報・運営・演出・事務局代行・事後処理・決算・報告
■ マスコミプロモーション
【国際交流事業としての国内イベント】
私達は国際交流を行う企業や自治体、各種団体を応援している。芸術に国境というものは存在しない。伝統芸能や民族芸能を通して各国文化の相互理解・交流が図れるということはなんと素晴らしいことであろう。海外の優秀なアーティストを招聘し、国際色豊かなイベントとして成功へと導くことは勿論、主催者側の本来の目的を達成するために、
① イベント自体の認知度アップ
② 協賛企業への露出度アップ機会の提供とC.I.・S.P.戦略のご提案
③ 出演アーティストに対する今後の活動の場の開拓とマネージメント
に対する総合的なアシストを行っている。
舞台アーティストは伝統芸能や民俗芸能だけでなく、現在各国の各分野にて活躍中の俳優・タレント・ダンサー・ミュージシャン等あらゆるアーティストが対象となる。交流のあるアーティスト招聘から、イベントの趣旨に合致したアーティストの発掘・交渉・招聘まで、私達独自のネットワークを駆使した機動力をもってイベントを成功へと導く。
■ 企業・自治体・各種団体主催の民俗芸能祭等の企画制作
■ 海外取材調査活動
■ 各国語通訳・翻訳
■ 海外取材における現地コーディネート協力
■ 出演アーティストの発掘~トータルマネージメント
目的とコンセプトを明確化したイベントが発揮する効果には計り知れないものがある。フィリピンに展開されている企業や団体のC.I.・S.P.戦略の大きな武器として、大いに活用して戴きたいものである。
またそれが日本国内におけるフィリピンとのタイアップイベントであるならば、国際交流の一端を担うことにも繋がり、フィリピンに携わる仕事をしている我々にとっては喜ばしい限りである。
「フィリピンで商売を…」未開拓分野に対する市場の魅力や、拠点を置きネットワークを拡充することによるスケールメリットを感じてフィリピン進出を考え、若しくは試行された企業はかなり存在する。
しかし、その殆んどが企画・進捗途中で躊躇されて実現に至っていない現状がある。
かなりの事業規模や組織を有した一流企業でさえ、拠点開発に潤沢な予算を投入し有能な人材を派遣して事業プロジェクトを立ち上げても、結果的に撤退されるケースが多く見受けられる。
相応の規模を有する組織が綿密なプロジェクトを組み、それだけの準備をして乗り込んでいるのにも係わらず諦めざるを得なくなってしまうのは何故だろうか。
先般も、現地入りしていた際にブレーンからの要請を受け、資本金が億単位の東京の一流企業の取締役とお顔合わせし相談を受ける機会があった。氏曰く、絶対の自信を持つ主力商品についてのフィリピンにおける市場開拓を事業レベルで推進するために数千万の予算を組み、責任者として現地に赴いて拠点設置のための調査活動を行なってきたが、マーケティングを行なうにもその方法やルートに対して全くノウハウやパイプがないため進捗停滞のまま先が見えず、乗り込んでまだ1ヶ月ではあるが撤退する方向であるとのことであった。
日本企業がフィリピンという国に魅力を感じ、事業ターゲットとして照準を定める方向性に間違いはないだろうし、念入りな準備もされていることだろう。但し、ここで「最も大切な項目」が決定的に準備不足、または忘れ去られているのである。アジア諸国の中でも特にフィリピンは未開拓領域が多く、ビジネスを展開するには大変魅力的な国である。その反面独特で未知な部分も多く、何かアクションを起こそうにも相応のネットワークを有して活用できなければ真の姿が見えてこない。また文化や国民性をしっかりと理解した上でコントロールしていかなければ、一方的な「日本流」では通用しない。これを恐れて計画段階で候補に挙がっても断念されるケースや、見切り発車後この大きな壁に当たってしまい撤退に至ってしまうケースが多いのである。
しかし、逆に言えばその「ノウハウ」や「ネットワーク」そして「的確な情報源」をキーワードとして臨めば、自ずとその成功への道筋がついてくるのである。とかくグレーゾーンが多い等と指摘されるが、社会構造や国民性など相手の独自性を把握すれば押さえておくべき点は明確であり、リスクヘッジの手立ては容易であろう。
これは何も企業レベルの投資活動に限ったことではない。個人における投資も全く同じことである。
理由はどうであれ、何らかのきっかけでフィリピン人またはフィリピンという国と接点を持ち、現地に赴くことを重ねるうちに「せめて渡航費用程度は捻出できるようにしたい」という小さなものから「フィリピンに生活拠点を移すことを考え、収入確保のために現地で商売をしたい」「同じ投資をするのであれば、景況の良くない日本で考えるよりも面白い」という考えをもつようになった方が、資金を用意して着手したは良いが結局失敗に終わってしまうのは、一言でいえば「勉強不足」、つまり相手を知らなさすぎるからである。
OFWへの依存度が高い国であるとはいえ、フィリピン経済は今まさに活発な成長を続けており、きちんとしたノウハウをもってすればあらゆる分野における店舗展開は大きなビジネスチャンスとなっている。投資と収入比率を現在の日本と比較した場合、そのメリットは歴然である。我々がそう断言できるのは、実際に我々がそういった店舗を直営で積極的に展開し、自らの手で成功を収めているからである。
では、具体的に我々がInvestorとして全面的に企画・立上げ~運営を行なっている店舗の実例を一つ挙げてみることにしよう。
Quezon Cityに「Funhauz」というStanding Comedy Barがある。企画段階から綿密な運営計画を練った上で関係各界の有力メンバーを召集して協力体制を作り、設計・施工・システム構築その他全てにおいて準備に充分な時間をかけて納得のいくものを完成して2004年5月にオープンしたが、お蔭をもって当初から盛況であり現在も進化・躍進を続けている。コンセプトは「幅広い年齢層が」、「気軽に安く楽しめ」、「日々多種多様で一流のアーティストが出演する」、「情報発信基地」であり、それに沿った運営方針で進めてきたため、カップルから家族連れまで低予算で楽しめる店となっている。その一方で主体のコメディアンと並行してタイアップ出演するアーティストの選定には一切の妥協を許さず、Sexbomb Dancersなど常に人気アーティストを選定し、また趣向を凝らしたイベントを次々と企画実行していく中で、有望なアーティスト達にスポットをあて認知・注目度を高めて活躍の舞台へ飛び立つための場を作るなど、凡ゆる意味での情報発信の再先端を担うべく日々努力を重ねている。
これら緻密な経営戦略策定や実行が、結果として事業成功・利益確保という形となって現れている。
これは我々が直営している例の一つに過ぎないが、百聞は一見に如かず、ご興味をお持ちであれば現地に赴かれる際に店舗展開の実例として直接肌で感じて戴ければ幸いである。
所在地や営業時間等は下記の通りであるが、お越しの際は事前にお知らせ戴ければきちんとしたご案内と待遇を用意差し上げるので、是非ご一報を頂戴したい。
「FUNHAUZ」LOT 1 & 3 BLK. 112 REGALADO AVE.
FAIRVIEW, QUEZON CITY
PHONE : 02-461-6303
OPEN : 18:00~03:00
我々は独自に蓄積した豊富な実績とノウハウをもって、企画から立上げ・その後の運営まで全てをサポートしているので、現地ビジネスを真剣にお考えの方は是非我々にアクセスして戴きたい。お求めのソリューションを確実にご提供できるであろうことをお約束する。
フィリピンでは、その他あらゆる分野において実に多くのビジネスチャンスが存在する。副業として小資本で低リスクなものから本格的なビジネスまで、あらゆる業種に参入チャレンジできるといっても過言ではないであろう。しかし、規模の大小を問わずビジネスには綿密な事業計画と運営計画が欠かせない。現地ビジネスに精通し、各分野でのネットワークを有している我々だからこそできるリサーチから経営戦略まで、的確なコンサルティングがここにある。
何を揃えてどれだけ投資すれば事業開始できるかのマニュアル(=ハード面)だけがビジネスプランニングではない。マーケティングや運営に係わる人的要素や顧客確保ノウハウ、経営戦略策定など営利追及のための綿密な計画(=ソフト面)がきちんと用意され実行されるかが、事業成否のカギとなる。規模の大小に係わらず、ビジネスを成功に導くために、我々は持ちうる全てのエッセンスを駆使し、あらゆるサポート体制を整えて、事業計画の実現から成功に向けて挑む。豊富な実績から、ノウハウだけにとどまらず各事業分野における最新の動向や実際の数字的資料を有していることも我々の強みであり、また自信でもある。
前回、前々回といきなり私が携わったことについて紹介してみたが、今回は私がどんな立場で何をしているのかについて具体的にお話してみることにする。私は、フィリピンに関連する多種多様な分野においてのコンサルティングを行なう「ZENON」という会社に属している。10年間の実績やノウハウ・日々更新される情報と独自のネットワークをもって、企業のビジネスサポートから個人のライフサポートまで「信頼できるパートナー」として、凡ゆるソリューションを提供している組織である。日本における拠点は勿論であるが、特にフィリピンサイドでの行動力を重視し、MalateのDiamond Hotelの向かい、Ramon Magsaysay Centerに構えたオフィスをメイン拠点として活動している。私の立場は「専務さん」だと思って戴ければ解り易いと思う。主に日本サイドにおいて企画・管理~クライアントに対するケアを担当している。
さて、その「ZENON」とは具体的にどのような活動を行なっているのかについてご紹介してみよう。
首記にあるように、コンサルティングを行なう対象として主に「企業・団体向けのサポート」と「個人向けのサポート」の二つに大きく分かれる。
企業・団体向けのいわゆる「ビジネスサポート」としては、
■ 商業店舗の企画~総合プロデュース
レストラン・ショーシアター・クラブ・ディスコ・バー等の
企画立案/市場調査/コンセプトメーキング/設計デザイン/施工~運営コンサルティング
■ 現地法人設立~各種ビジネス展開のサポート
登記申請/物件誘致~企画・プロデュース
■ 専門分野の優秀人材誘致・マネージメント
アスリート/ステージアーティスト/イベントアーティスト/専属モデル
個人向けの「ライフサポート」として、
■ リタイアメント・永住
退職者永住プログラム活用や若年層永住支援
■ 各種VISA申請手続
商業・投資/労働/移住・永住/学生
■ 不動産購入・設計・デザイン・施工
ライフプランニング/物件誘致/購入コンサルティング~実際の物件設計施工まで
■ 日常生活のサポート
日比両国における文化・生活・医療・学習・趣味に至るまで、トータルライフケア
■ フィリピン現地ビジネスサポート
小資本から大規模まで、企画・立上げ~運営・管理
派生する項目も含めればまだまだ多岐に亘るので羅列してもきりがないが、ざっとこのような分野において活動している。①アジアという身近な地域であり、②豊富な優秀人材を有しており、③ホスピタリティ豊かな国民性で、④未開拓事業分野への参入余地が数多く、⑤経済レート的にもメリットが残されている、「フィリピン共和国」にはとても魅力的なビジネスチャンスがあり、それを活かしてチャレンジされる方々に対して常にリスクマネージメントという最重要課題を主眼に、実現化のサポートを行なっている。
よって、ご関心やご興味を持ってお問合せを頂戴する方々に対して、中には辛口のご回答をさせて戴くこともあるが、これはご相談戴いた方々に対して「成功へ導くために案件に対するご本人の心構え」をしっかりと持って戴くためであり、真剣に取り組んでいる証としてご理解戴きたい。
以上、今回は私が携わっていることについてのご紹介に終始したが、今後さまざまな分野における世間の出来事に対する私なりの分析や意見、そしてZENONの活動に関する話題について書き綴って行くにあたり、こうやって私がどんな人物かを理解して戴いた上で読んで戴ければ、単なる出来事紹介や情報提供とはまた別の興味深い記事として捉えて戴けるのではないかと思うし、またそれを期待したい。
京都市の東山高等学校といえば野球やバスケットボールの古豪として有名であるが、昨年10月、そのバスケットボールチーム強化の一環として、フィリピンの優秀なバスケット選手招聘についての相談を受け、当方の現地ブレーンであるフィリピンプロバスケット界関係者や日本人会、ロータリークラブ、テレビ・新聞媒体等とタッグを組んで優秀人材の発掘にあたり、フィリピンプロバスケットのナショナルチームコーチや元プロ選手・コーディネーターなどの協力を経て希望人材を確保、VISA申請他両国における各種手続を順調に済ませて年内には招聘を確定、今年4月、無事招聘を実現化した(写真中央がその選手)。招聘したプレイヤーは、フィリピン国内では若手のホープとしてスポーツ界内外からその将来を有望視されており、従って技量もさることながらその知名度は抜群のものであった。現在東山高等学校のバスケットボールチームの一員としてその能力を発揮、チームの戦力や知名度アップに大きく貢献している。
【まにら新聞より記事抜粋】
”日本へ初の「スポーツ奨学生」。16歳、身長190センチの高校バスケ選手”
日本の私立高等学校の要請を受けたコンサルティング会社により昨年末フィリピンで初めてスポーツ留学生の選考会が開かれ、選抜されたケソン市出身の有望バスケットボール選手が早くも日本で練習に汗を流している。アキノ元大統領もこのほど留学先の京都市を訪れて励ました。
バスケットボールが国民的人気を集める比からの「使者」は比大(UP)付属高校出身のアルビン・ビラヌエバ君(16)。愛称は「マウイ」で、190センチの長身を生かした速攻とシュートには定評がある。高校バスケ界の名門として日本全国に知られる京都市左京区の私立東山学園高校(奥田歓信学園長)から依頼を受けたコンサルティング会社「ZENON」の企画・コーディネートにより昨年11月、マンダルーヨン市のレイエス体育館でスポーツ留学生選考会が開催され、七十人の比高校生の中からマウイ君がただ一人選ばれた。マウイ君は、バスケットを始めて8年。2003年には比大学スポーツ協会(UAAP)のジュニア部門トーナメントで優秀選手として選ばれた経歴を持つ。また、兄3人もバスケット選手で、現在はサントトマス大学、UP、サンベダ大学で活躍中というバスケット家族出身。地元のバスケット界では知られた存在だった。
同学園副学園長でもある田中幸信バスケ部監督(50)はかねて「センターのポジションで左利きの選手」を探していたが、マウイ君はその条件にぴったり。しかも応募選手の中でも卓越した技術を披露、その場で留学枠を手に入れた。同校のスポーツ特別優待生(TA)は3年間の在学中、学寮費、交通費など生活費のほぼすべてを学校側から奨学金として支給される。マウイ君は「不安はあるけど、楽しみの方が大きい。早く日本に行きたい」と目を輝かせたという。息子の留学がとんとん拍子に進むのに困惑したのは母親のコリンさん。「日本に行くことは大歓迎だけど、一人で大丈夫なのか」と不安で一杯の気持ちを関係者に伝えた。一方、父親のジョージさんは「いい機会だ。できるならプロ選手に育ってもらいたい」と大賛成した。マウイ君は今年4月、日本に渡って入学式に参加、現在は東山学園高校寮で暮らしている。ケソン市に住む両親とは週3度ほど電話で連絡し、母親を安心させているという。
そのマウイ君にとって名誉だったのは4月7日、コラソン・アキノ元大統領がわざわざ同学園を訪れて、マウイ君を激励してくれたこと。アキノ元大統領はバスケットボール好きで知られるが、比で日本の高校が選考会をしたと聞き、日本滞在中の時間を割いて京都を訪れたという。元大統領はマニラ新聞に対して広報担当者を通じて「マウイ君が与えられたチャンスを最大限生かし、三年間しっかりと勉強してくれるよう期待している」とのコメントを寄せた。マウイ君は現在、日本食にも慣れて部生活にも溶け込み、京都での生活を楽しんでいるという。
「卒業後は日本の大学に進みたい」と将来を語る一方で、「バスケットがあってこその留学。高校3年間はバスケットを磨くことに専念する」と初心を忘れず目標に向かって着実に進む姿勢を語った。
(2005年5月8日号)
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来日より半年、彼はバスケットボールチームにすっかり溶け込んで着実に活躍の舞台に立ち、日本での生活にも慣れて、自分の夢に向かって充実した毎日を送っている。本日時間がとれたので、勉学に、部活動にと充実した毎日を送る彼に会ってきた。いきいきした瞳で最近の活動について話す彼は、まさに水を得た魚である。
海外からやってきた「若手のホープ」の活躍を期待し、今後も見守っていきたい。
フィリピンには若手・現役を問わず、相当な能力を有しているにも拘らずその能力を発揮する場に恵まれずに埋もれているアスリートが存在している事実がある。その一方で、日本にはそういった人材を是非必要とする団体が存在するのも事実である。一人でも多くのアスリートに活躍の舞台を提供すべく、通常なかなか接点がないこの両者を結ぶ架け橋としての存在でありたいと思う。
前述の新聞記事を目にして、過日フィリピン大学の関係者の方から当社へアスリートの日本招聘についてのお問合せを戴いた。今回の事例をひとつのきっかけとして、さらに日比国際交流のネットワークが拡がっていく事を願ってやまない。
先日、ある女性SingerのCDレコーディングに携わる機会があった。彼女の名前はJosephine Garcia、幼少の頃よりアマチュアコンテストに参加、数々の賞を受け、9歳の時にフィリピンのキッズコンテストで全国区チャンピオンを獲得、GMA(CH7)の全国放映にて認知されたことをきっかけに声楽家ラマン・フルフューロ氏と出会い、音楽における全ての基礎を学んだ。その後ピアニストのドミニク・サルスティアーノ氏に師事、歌唱についてあらゆるテクニックを学び、日本のプロダクションにスカウトされ来日。APECの関連イベントや24時間テレビ「愛は地球を救う」等に常時出演、京都河原町司教座聖堂で行われたキリスト降誕2000年大聖堂ミサ京都教区創立記念日では賛美歌を担当した。またフィリピン領事館やフィリピン航空が主催する殆んどのイベントに対して出演依頼を受け、参加している。彼女は京都市国際交流協会主催のイベントに出席するなど、国際交流の場に積極的に関わってきた。
そんな彼女が今回、満を持して地元レコーディングに取りかかった。
各界の著名人が多数訪れる京都祇園の会員制ソーシャルクラブ「CLUB REPOS」にて定期的に行われるイベント開催時の招聘歌手として契約、月交替でラスベガスから招聘されるシンガーと共演しているため、彼女の歌唱力・表現力の高さは充分認知していたし勿論のことではあるが、今回のCD制作のために集まってくれるというComposer達の面々を聞いて、正直私は驚いた。Nonoy Tan、Mon del Rosario、Jose Mari Chan、Michael de Lara、Vehnee Saturnoという錚々たる顔ぶれである。彼らに結集する意思を持たせた彼女の意気込みがここに集約されている。
1ヶ月に亘りじっくりとスタジオレコーディングに費やし、先日無事マスターコピーが出来上がった。日本での撮影も終え、ジャケットデザインを経て、近日中にリリースされる。
「誰よりも早く最初の1枚を欲しい」という私のミーハーな希望を伝えると、彼女は屈託のない笑顔と共に快諾をくれた。間もなく私の手許に届くであろう珠玉の1枚を、まるで明日に遠足を控えた子供のようにワクワクし乍ら心待ちにしている。
