こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。

今日は、ドラえもんの誕生日ですね。

ドラえもんは、西暦2112年9月3日、
22世紀の未来の世界で誕生しました。
(未来のことなのに過去形になっちゃった)

 

ドラえもんの身長は、129.3センチ。

体重は、129.3キロ。

 

よく見ると、誕生日も身長も体重も、

全て「1.2.3.9」の数字が使われていますよね。

 

これは、当時の小学4年生の平均身長が

129.3センチだったことに由来するそうです。

 

のび太君は、小学4年生。

 

ドラえもんの身長は、

のび太君を見下ろさないように

当時の小学4年生の平均身長に

設定されたそうです。

 

だから、

誕生日も「1.2.3.9」の数字を並び替えて

西暦2112年9月3日。

 

こんなところにも、

作者の思いが反映されているなんて、

素晴らしいですよね!

そして、そのドラえもんは、
今でも私のスーパーヒーローです。

なぜなら、私には、生涯忘れられない
ドラえもんとの思い出があるからです。


◆逃げたピーコを待ち続けて

当時の私は、小学4年生。
ちょうど、のび太君と同じ年齢の頃のことです。

私は、家でセキセイインコを飼っていました。

同居していたおばあちゃんの散歩中、
おばあちゃんの肩にインコが止まり、
そのまま家まで着いてきたそうです。

私たちは、「ピーコ」と名付け、
かわいがっていました。

しかし、ある日
ピーコは窓から逃げ出してしまったのです。

それから、一週間くらいでしょうか、
私は来る日も来る日もピーコの帰りを
祈るような気持ちで待ち続けていました。


◆一緒に泣いてくれたドラえもん

そして、そんな日の夜、
私はドラえもんの夢を見たのです。

ドラえもんが、私と一緒にタケコプターで
ピーコを探してくれる夢。

しかし、いくら探しても見つからず、
もう諦めざるを得なくなったとき、
ドラえもんが私にこう言ってくれました。

「ここは空の上だから、
大声で泣いても誰にも聞こえない。
だから、ここで思いっきり泣こう」

そう言って、ドラえもんは
私と一緒に泣いてくれたのです。

 



40年経った今でも忘れられない
大切な大切な思い出となる夢です。

たまにこの話をすることがあるのですが、
話すと今でも涙が出てきてしまいます。

それほど、私の心に
深く深く残る夢なのでしょう。

たぶん、自分が大切にしているものを
一緒に探してくれて、
一緒になって悲しんでくれる。

私の心に寄り添ってくれる優しさが、
たとえ夢であったとしても
深く心に刻まれているのではないかと思います。

結局、ピーコは戻ってきてはくれませんでした。

誰か、親切な人の肩に止まって
かわいがってもらっていればいいな、
と思いながら、
いつしかピーコを失った悲しみは
忘れていきました。

しかし、一緒に泣いてくれた
ドラえもんの温かさや思いやり、
私の気持ちに対する深い理解は、
数十年の時を経ても変わらずに
私の心を温かくしてくれます。

やはり、「思いやり」って

深く深く人の心に刻まれるのですね。

 

このドラえもんの夢を思い出すたびに、

こんなことを思うのです。


誠真堂鍼灸院 東洋史

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