こんにちは。どんぐりこです。



普段から節約を意識して生活していると、時々周りの人から「ケチだなぁ」なんて思われてしまうこと、ありませんか?

もちろん、他人の評価を気にしすぎる必要はありませんが、自分自身が「ケチ」になっているのか、それとも「倹約家」でいられているのか、ふと考えることもあるかもしれません。



そこで今日は、この「ケチ」と「倹約家」の違いについて、私なりの考えを書いていきたいと思います。






ズバリ!「ケチ」と「倹約家」の決定的な違いとは?



私が考える「ケチ」と「倹約家」の最も大きな違い、それは…

「その節約に、明確な目的があるかどうか!」です。






「倹約家」とは? ~目的達成のための賢い選択~



もう少し詳しく説明すると、「倹約家」は、何かしらの達成したい目的のために、意識的にお金の使い方をコントロールしている人だと考えています。


例えば、こんな感じです。



  • 将来、家を買いたいから、今は贅沢を少し我慢する。

  • 家族旅行を年に一度は楽しみたいから、普段の飲み会の回数を調整する。

  • FIRE(経済的自立と早期リタイア)を達成するために、目標資産額が貯まるまで計画的に節約する。


このように、明確なゴールがあり、そのために「今はここを抑えよう」「これは優先順位を下げよう」と主体的に選択しているのが倹約家です。






一方で「ケチ」とは? ~目的のない無意識の節約~



一方で「ケチ」は、倹約家とは異なり、節約そのものに明確な目的がない状態を指すのではないかと考えています。


例えば、こんな行動が当てはまるかもしれません。



  • とにかくお金を持っていること自体が安心だから、必要なお金も使おうとしない。

  • 物を買うときに、その物の価値や必要性よりも、価格の安さだけを絶対的な基準にしてしまう。


このように、特に「何のために」という目的がないまま、無意識的にお金を使わないこと、あるいは価格だけで判断してしまうことが「ケチ」な状態と言えるかもしれません。






倹約家が陥りがちな「ケチ化」の罠



で、ここからが私が特に伝えたいことなのですが、注意したいのは「倹約家」も、いつの間にか「ケチ」になってしまう可能性があるということです。



倹約家は、目的を持って節約を続けています。素晴らしいことです。

しかし、その「節約する」という行動が長期間にわたって習慣化されると、節約思考が深く根付いてしまうことがあります。



そうすると、本来の目的(例えば「家を買う」「FIREする」など)が達成された後も、その節約する習慣から抜け出せなくなり、お金を使うことに罪悪感を覚えたり、必要以上にお金を出し渋ったりしてしまう…。

そうなると、もはや目的のための倹約ではなく、ただの「ケチ」な状態になってしまうのです。



倹約家であることの「卒業」のタイミング、つまり目的を達成した後にどうお金と向き合うかが、倹約家であり続けられるか、ケチになってしまうかの分かれ道とも言えるかもしれません。






まとめ:お金は使うためにある!



お金は、それ自体が目的ではなく、何かを達成するための「手段」です。

目的を持って一生懸命貯めたお金は、その目的が達成されたら、気持ちよく使うべきだと私は思います。



もちろん、また新たな目的を設定して倹約を続けるのも素晴らしいことです。

大切なのは、常に「何のためにお金を貯めているのか、節約しているのか」という目的意識を忘れず、その目的に縛られすぎない柔軟性を持つことではないでしょうか。



せっかく貯めたお金ですから、ただ残すだけではもったいない!

目的を達成したら、その成果をしっかり享受しましょう!