先日は、またまた体調を崩してしまい、本当に申し訳ありませんでした!

とはいえ、全体的にみると、病気そのものは良い方へと治りつつあるのだと思います。

私の場合、何が悪かったのかなぁと考えてみると、

・とにかくいろいろなことを背負いこんでしまう
・うんと若いときに家族介護を経験して、ストレス過多だった
・たまたま、パートナーとの死別や離別を経験した
・保育園以外の子育てサポートを受けなかった
・ベターよりもベストを目指してしまう
・適切な時期に適切なケアを求められなかった
・休むのが下手

…こんなとこでしょう。


シングルマザーで、子どもが4人いて、ひとり起業して、大学や大学院に行って…ということ、大抵の人は

そりゃあ無理でしょ!

と言うワケですが、私にとっては、こういう生き方の選択こそが最大の贅沢かなと思い、充実した私の人生というものをあきらめる気持ちにはなれなかったのです。

そして、そういう私だからこそ、社会の役にたてる、とも思っています。

多様な生き方に理解ある社会こそが、民主主義の成熟だと思うのも、自身の半生あればこそです。


この、どんぐり教室に集ってくださる皆さんの、本当に優しい、あたたかい眼差しに生かされて、お陰さまでこの春、修士2年となりました。心より感謝しております。

これからの約1年で修士の研究論文を仕上げ、来春には修了見込みです。

この研究は、どんぐり教室の仕事ともリンクしています。研究のなかで、改めて子ども一人ひとりの素晴らしさを感じるようになり、今までは分からなかった一人ひとりの良さを見つけることができるようになりました。

どんぐり方式で育った子どもたちには、単純に数値化されがちな上辺の学力をこえた、人としての素晴らしさが身についていっていることを、ひしひしと感じています。

この春から、会員さま限定でお試しいただいているどんぐり文章教室でも、素晴らしい作品に次々と出会い、私の思うところに間違いはない、と確信できました。イメージする、ということを、絵だけではなく、育てていく方法があるとはっきりしたことは、これからのどんぐり教室の大きな財産となりそうです。


私自身も、のんびり3倍速で、いつもあたたかい気持ちで子どもたちと、その子どもたちをていねいに育てようとしていらっしゃる保護者の皆さまと、接していきたいと思います。

よりよい添削やアドバイスができるよう、ますます精進し、誰よりもどんぐり教室を愛していきます。

これからのどんぐり教室に、ますますのご期待をよろしくお願い致します。


   どんぐり教室  代表指導者・大塚みのり