毎日の習慣の持つ、影響の大きさをほとんどの大人はよく知っていると思う。

子どもも同じことで、毎日やることによって人間として形作られると言っていいと思う。だからこそ、学校教育は出来るだけ連続した日を使おうとしているし、だからこその影響の大きさである。良しにつけ、悪しにつけ。

夏休みはそれから解き放たれる。

いつも頑張ってるから、しばらくは好きにさせてやろう…という大人も、
宿題を早く終わらせるように誘導して、より解放させてやろう…という大人もいる。

大人は、いろいろと子どものために考える。

さて、当の子どもは何を考えているんだろう?

決めつけないで、そこをぐっと掘り下げるところから始めてみてはどうだろう?

毎年のようにどんぐりっ子たちに言っているけど、

この夏休みが終わったときに、どんな自分になりたい?

そんなふうに考えると、たいして時間がないとよくわかる。



学校は、どうして本気で聞かないんだろう。

小学校を卒業するときに、どんな自分になりたい?

今年一年が終わったときに、どんな自分になりたい?

難しい質問だからといって、避けていいことなんだろうか?

私もよく考える。

子どもを育てることを通して、親としてどんな自分になりたい?子どもが10歳になるときには、成人するときには、自分は人間としてどうなりたい?
…と。


それを考えた上で、そのための毎日の習慣を見直したり作ったりすると、当たり前だけど、すんなり取り組める。