今日は、作り手側の事を書きたいと思います。

動画学習教材を作るときに、数ある教材の中で、どこで差を感じてもらうのか、何が学習効果の成果に差をつけるのか、そのあたりです。
沢山ある動画学習教材のなかで、良くできている物は、少ないです。
講義の正面からの撮りっぱなしなんて、よほどのカリスマ講師でなければ、もってのほか、そんな怠けて作ったコンテンツ、買う価値ないです。
私は映像屋なので、サンプルで作り手側の手抜きを感じたら絶対に買いません。

ポイントは、決して派手な演出でもお金でもないところにあります。
作り手のセンスが問われますが、別に芸術性のセンスではありません。
もちろん、ロザン宇治原さんみたいな、売れている知的芸人さんや、でんじろう先生に、高いギャラでお願いすれば、訴求効果は上がるはずです。
ただ、費用対効果として、どうでしょう。また、学習効果から考えて、必要な演出かどうかも疑問です。

肝心なのはデザイン力です。
デザインとは、見た目の良さではなく、講師、学習者と、その間を結ぶ教材とが、全体でどう有効に働くか、その働きの次元でのデザインです。

次の記事で、まずカメラ位置と、目線について書いていきます。