春分の日は宇宙の元旦であるとして、古代から、物事の始まり、生命の更新を祈念するものとなっていたこと改めて知りました。小林正観を始めとして、多くのsnsで喧伝されています。ただ進学、進級、就職、転職の季節ではなく、意味のある節目です。情報化,デジタル化が進み、私たちの生活が無機化していくにつれ、周囲の自然、宇宙的運航とのつながりが断たれ、何より私たちの体のリズム、私たちの身体の中にある自然とのやり取りも見えず、聞こえなくなっています。伝統的な芸能はもちろん、太極拳でも、歩型、、歩法の大切さが強調されているのですが、歩くことが基本です。五感の作用、常住坐臥すべてが宇宙との往来であり、エネルギーの循環になっていることに気づかされます。最近、ようやく立松和平の「道元禅師」を読んで、立松和平の、道元の声が、生きることへの切なさがしみじみと感じられるようになりました。