考える力を養う

どんぐり問題って、とてもよく出来ているといつも感心します。
年長さんの問題を初めて読んだ時、こんなに難しいのを年長さんがするのかと驚きました。

今までの私のイメージでは、子ども達が初めて取り組む問題文は、
文章になってこそあっても、その中の数字を足し算にすれば答えがすぐ出てくる。
引き算になれば、引き算に当てはめればいい。
そんなものでした。

ところが、どんぐりの問題は、一つひとつよく考えないと出来ないのです。
特に年長さんは式を立てて答えを引き出すものでもないので、

問題文の意味を理解し、
頭の中でイメージして絵に描きだす、
そして答えを導き出す。

このプロセスを繰り返していくのです。

これが、最初から出来ている、慣れているお子さんは今は少ないのではないでしょうか。
まず、どんぐり問題に取り組むと、
慣れていない→わからない→やりたくない。
そうなることが多々あるようです。

でも、それはそうだろうと思うのです。
こういう考え方のことって、日常にあまりないし、
中には、
間違えたら嫌だ、
間違えたら怒られる、
そういう想いもあるのかもしれません。

では、そのままずっといって、思考力ってどこで培われていくのだろうと思うのです。

そこを考えた時、少しずつでも、脳の新しい回路を作っていくように、少しずつ、少しずつ慣れていく必要があると思いました。

この先の社会では、もっとAIが活用されていくようになるでしょう。
計算や分析などは、AIが得意とする所でしょうから、子ども達は、そこではない、「考える力」を培っていく必要があると思います。

考えるとわかる、
考えると出来る、
考えると楽しい、
などの体験をどんどん積み重ねて行ってもらいたいです。

その方法の一つとして、どんぐり問題に取り組むのはとてもいいと思います。