このマスタングとエドの錬金術戦は、ちょうど23話のマリア・ロス少尉のビンタに当たるのかも。「もっと大人を信用してくれてもいいじゃない」エルリック
兄弟、特に兄のエドは大人を信用しないと言うわけではないが独立独歩の傾向が強いし、また錬金術師としては天才だから、彼の手に負えない事態というのは、
たいがいの大人にも手に負えない事態になるのですね。だからエドとしてはうかつにそんじょそこらの大人を頼ることもできない。25話でヒューズたちを巻き
込まないためにあきらめた振りをしたようにね。ただ、今回の場合、さらに深刻度が増していて、もしかしたら大佐の手にも余る事態にまで立ち至っているのか
もしれないんですけど。特に大総統=ホムンクルスとアルが賢者の石になっちゃった件は・・・だからこそ、弟第一のエドが勘よく逃亡したわけで、これももし
かし たら、マスタングを巻き込まないためという意図も入っていたかも知れない。そうと知ったらなおのこと怒るでしょうがね、あの親バカ大佐は。さてそのエ
ドをやっととっつかまえて大見得切ったはいいが、マスタングさん、この落とし前をどうつけるのか。これからみんなでそれぞれ持ってる情報と頭をつきあわせ
て考えることになるのかな? なにしろ、リゼンブールにエドとアルに、ウィンリィとシェスカに東方司令部+アームストロングご一行から、ロスさんとブロッ
シュさんまで集合しちゃったものね・・・エド、人徳(?)あるなあ。単にあれをほっとくと何やらかすか危なくてたまらん、と皆に思われているのかもしれん
が。
第13話「焔vs鋼」第二戦。ただし今回はシリアスバージョン。ロイエドファンが泣いて喜ぶ展開です。リゼンブールの山の中でやらかしてくれたことを感謝
するのみですな(笑)
それにしてもマスタングさん、前回で予想したとおりの行動に出てくれましたね。まあ、彼としては他人にやらせて蚊帳の外におかれるのは、あの兄弟に関する
限りもうまっぴらごめんというところでしょう。それでもって、親子喧嘩で大錬金術戦やらかしたあとに(エルリック兄弟でなきゃ死んでるぞ)、あの大見せ場
の告白と来るか。「なぜ私の保護を求めなかった!」ああ、わかった、よくわかりました、あんたはほんとにエドがかわいいんだね。エドが無断行動を始めた
26話から始まって、出し抜いて斥候につっこんでいった39話あたりの憤懣を今回のラストで一気にぶちまけております。あらためて、親バカ大佐と呼んでや
る!
「真夏の1時間スペシャル」要するに5/22の報道特集の影響ということで、2話連続放映でしたが・・・よりにもよって、この2話を連続で行きますか。重
いわ内容濃いわ話は大展開するわ、21~22話以来の山場です。
もういちいちストーリーを解説する余地もないので、要所要所の感想など。
エド対ラース&スロウス
ラースとは第二回戦ですな。ホムンクルスとしてのスロウスの姿初登場。ここで興味深いのは、どうも「エドの鏡」であるラースが「エドが母親を甦らせようと して作ってしまった」スロウスを「母親」として慕っている気配があること。「その人に手を出すな!」だもんな。そういえば32話で「抱き心地はどうだ い」(エンヴィー)「悪くないわ」(スロウス)だったし。この二人はホムンクルス同士の間で擬似母子関係になっているようです。そしてエドにとっての「擬 似母親」であるイズミが「子供を甦らせようとして作ってしまった」ホムンクルスこそ、このラースであることを考えると・・・人間同士の関係とホムンクルス 同士の関係が見事に反映しあってクロスしているわけだ。
エドにとっては全ての罪の根源にして最大のトラウマ、「母親の錬成」についに直面したわけですが・・・当然ガタガタになるんですけど、ここでこの台詞がこ うくるか! うわーここの脚本、第1~2話からできていたんですね。お見事。この後で、ロゼに向けるエドの笑顔が印象的です。にかっとしたあの笑顔は久し ぶりだもんな。
この物語は「精神的親殺し」の物語かも知れない。父親は不在、唯一の親である母親も早く失いすぎてしまったことで、精神的親殺しがはたせずに、母親を「甦 らせてしまった」エドとアルが、精神的親殺しを完遂して独り立ちする物語。なにせ、もうすぐ父親も出てくるからなあ。その意味では、ビルディングスロマン の王道を歩んでいます。で、面白いのは、現実世界の方にも、この兄弟の擬似父親、擬似母親がいるってことだ。父親役は彼らを社会に引っぱり出したマスタン グで、母親役は無論、イズミね。そう考えると、43話予告のアルの台詞は意味深い。(42話予告は裏鋼入ってたけど)
スカー&アル対キンブリー
「人間」についての本質的見解の違い。ここで、「確かにボクは空っぽですけど」と受けるアルの台詞がすごい。23~24話の伏線がここで強烈に効いてま す。
そして、スカー・・・ラストに対する述懐を聞いていると、やっぱりこの人は、エルリック兄弟が心底うらやましかったのですね。そもそも最初の本格的出会い からして、殺されかけても「弟には手を出すな」だったもんな。ラストの前世である兄の恋人が現れる前は、スカー兄弟はエドとアルのような兄弟だったのかも しれません。この、スカー兄弟と兄の恋人の「1姫2太郎」関係は、エドとアルとウィンリィの関係にも通じるところがあるんですけどね。でも、スカーが「は じき飛ばされた」前者よりは、どちらかを選ぶなんて三人ともできない後者の方が難物なのかも。
で、スカーのおかげで?、結局、アルが●●●●になっちゃったよ。どうするよ・・・
マスタングとアーチャー
マーテルさんとアルとアームストロングのおかげでかなりの情報がマスタングたちにも伝わってきました。マーテルさん、核心をアルに伝えて逝きましたね。 で、黙って見逃すどころか、積極的にアルの脱走?に手を貸す親バカ大佐(笑)なのでした。ああやっぱり。
既にアーチャーの「司令部」に踏み込んでますし、ここまでの材料を与えられれば、マスタングが事とヒューズの死の真相に到達するのはそう遠くはないでしょ う。そのときこの人がどういう行動を起こすか、が見物です。とりあえず、次回からは軍に追われるエドとアルになりそうなので、そこにマスタングがどう関 わってくるか。・・・ていうか、普通人であの二人を何とかしようと思ったら、一個師団全滅の覚悟が必要だよな。やっぱり同じデタラメ人間を投入しなくては いけないと思うのだが、まさか、「責任取る」とかほざいてそれを志願する?やりそうだよこの人・・・で、本音は「とっとと全部話せ、鋼の!」とか。(その 意味では今回、エドの銀時計が失われたことは象徴的)
それにしても、あのマスタングとアームストロングを片づけるのに、タッカーのキメラごときじゃ完全に役者不足ですよ、アーチャーさん。エドについてもそう だけど、人間兵器を甘く見ちゃいかん。ま、手柄を稼ぐ時間だけを稼ぎたかったのでしょうけど、こういうふつーの人が首を突っ込んではいけない世界でした ね、やっぱり・・・
ホムンクルスの内情
やはり、ホムンクルスといえども思惑は不一致ですね。ま、グリードなんかもいるからそうだろうとは思っていたけど、今回、ラストもかなり・・・いまわの際 のスカーとのやりとりなんか、かなり・・・彼女の今後の行動も重大なキーポイントになりそう。そして、「あの人」って・・・私はかなり「ライラ」を疑って いるのですけど。もちろん、9話のライラではないと思うのよ、あの「ライラ」。
最終クールのOP、ED、なんというか・・・渋いですね。この渋さが結末を暗示しているようだわ。
次回、ついに親父登場!
エド対ラース&スロウス
ラースとは第二回戦ですな。ホムンクルスとしてのスロウスの姿初登場。ここで興味深いのは、どうも「エドの鏡」であるラースが「エドが母親を甦らせようと して作ってしまった」スロウスを「母親」として慕っている気配があること。「その人に手を出すな!」だもんな。そういえば32話で「抱き心地はどうだ い」(エンヴィー)「悪くないわ」(スロウス)だったし。この二人はホムンクルス同士の間で擬似母子関係になっているようです。そしてエドにとっての「擬 似母親」であるイズミが「子供を甦らせようとして作ってしまった」ホムンクルスこそ、このラースであることを考えると・・・人間同士の関係とホムンクルス 同士の関係が見事に反映しあってクロスしているわけだ。
エドにとっては全ての罪の根源にして最大のトラウマ、「母親の錬成」についに直面したわけですが・・・当然ガタガタになるんですけど、ここでこの台詞がこ うくるか! うわーここの脚本、第1~2話からできていたんですね。お見事。この後で、ロゼに向けるエドの笑顔が印象的です。にかっとしたあの笑顔は久し ぶりだもんな。
この物語は「精神的親殺し」の物語かも知れない。父親は不在、唯一の親である母親も早く失いすぎてしまったことで、精神的親殺しがはたせずに、母親を「甦 らせてしまった」エドとアルが、精神的親殺しを完遂して独り立ちする物語。なにせ、もうすぐ父親も出てくるからなあ。その意味では、ビルディングスロマン の王道を歩んでいます。で、面白いのは、現実世界の方にも、この兄弟の擬似父親、擬似母親がいるってことだ。父親役は彼らを社会に引っぱり出したマスタン グで、母親役は無論、イズミね。そう考えると、43話予告のアルの台詞は意味深い。(42話予告は裏鋼入ってたけど)
スカー&アル対キンブリー
「人間」についての本質的見解の違い。ここで、「確かにボクは空っぽですけど」と受けるアルの台詞がすごい。23~24話の伏線がここで強烈に効いてま す。
そして、スカー・・・ラストに対する述懐を聞いていると、やっぱりこの人は、エルリック兄弟が心底うらやましかったのですね。そもそも最初の本格的出会い からして、殺されかけても「弟には手を出すな」だったもんな。ラストの前世である兄の恋人が現れる前は、スカー兄弟はエドとアルのような兄弟だったのかも しれません。この、スカー兄弟と兄の恋人の「1姫2太郎」関係は、エドとアルとウィンリィの関係にも通じるところがあるんですけどね。でも、スカーが「は じき飛ばされた」前者よりは、どちらかを選ぶなんて三人ともできない後者の方が難物なのかも。
で、スカーのおかげで?、結局、アルが●●●●になっちゃったよ。どうするよ・・・
マスタングとアーチャー
マーテルさんとアルとアームストロングのおかげでかなりの情報がマスタングたちにも伝わってきました。マーテルさん、核心をアルに伝えて逝きましたね。 で、黙って見逃すどころか、積極的にアルの脱走?に手を貸す親バカ大佐(笑)なのでした。ああやっぱり。
既にアーチャーの「司令部」に踏み込んでますし、ここまでの材料を与えられれば、マスタングが事とヒューズの死の真相に到達するのはそう遠くはないでしょ う。そのときこの人がどういう行動を起こすか、が見物です。とりあえず、次回からは軍に追われるエドとアルになりそうなので、そこにマスタングがどう関 わってくるか。・・・ていうか、普通人であの二人を何とかしようと思ったら、一個師団全滅の覚悟が必要だよな。やっぱり同じデタラメ人間を投入しなくては いけないと思うのだが、まさか、「責任取る」とかほざいてそれを志願する?やりそうだよこの人・・・で、本音は「とっとと全部話せ、鋼の!」とか。(その 意味では今回、エドの銀時計が失われたことは象徴的)
それにしても、あのマスタングとアームストロングを片づけるのに、タッカーのキメラごときじゃ完全に役者不足ですよ、アーチャーさん。エドについてもそう だけど、人間兵器を甘く見ちゃいかん。ま、手柄を稼ぐ時間だけを稼ぎたかったのでしょうけど、こういうふつーの人が首を突っ込んではいけない世界でした ね、やっぱり・・・
ホムンクルスの内情
やはり、ホムンクルスといえども思惑は不一致ですね。ま、グリードなんかもいるからそうだろうとは思っていたけど、今回、ラストもかなり・・・いまわの際 のスカーとのやりとりなんか、かなり・・・彼女の今後の行動も重大なキーポイントになりそう。そして、「あの人」って・・・私はかなり「ライラ」を疑って いるのですけど。もちろん、9話のライラではないと思うのよ、あの「ライラ」。
最終クールのOP、ED、なんというか・・・渋いですね。この渋さが結末を暗示しているようだわ。
次回、ついに親父登場!