錬金術戦でキンブリーとほぼ互角に戦えるとは、さすがはあの兄貴の弟ですな、アル君。

スカーとその兄とその恋人の過去、ほぼ明らかになりました。ついでにスカーの傷痕とイシュヴァールの過去も。スカーが、殺す殺すと言いながら、どうしても エドを殺せないわけがわかったような気がします。ああいう「バカ兄」という点では共通項のある兄ちゃんがいて、でもって最終的にはその兄ちゃんの命と引き 替えに命を助けられたら、そりゃ、同じ事をやりかねないエドはやりにくい相手でしょう。心情的な問題だけど、スカーの場合、戦う理由はすべて心情からきて るからな。

それにしてもこの対決シーンのエドの台詞はいい。「そんなこと、俺たちが決めていい事じゃない」……血の気多いし喧嘩っ早いし、めちゃくちゃに見えるけ ど、エドってすごくまっとうだな、と感動するのはこういう瞬間ですね。このての台詞の究極はなんといっても20話の「殺しは嫌だ」ですが、細かいとこでは 29話でのラースへの台詞「動物の命は、遊びじゃねえんだよ」ってのもある。このへんのきめ細かさについてはアニメスタッフに感謝。

第2話以来のロゼとの再会ですが、えげつないことになっていたんですねえ。14話で殺されたかと思っていたがそれ以上だった。先週マスタングさんが「おま えの手に余る」といったわけがここでようやくエドと一緒にわかったような気がする。でも、ここを受け止め乗り越えなくては成長はあり得ない。「それでも軍 をかばうのか」というスカーの問いに対する答えも、たぶん、ニーナについての答えと同じだと思う。「そんなこと、俺たちが決めていい事じゃない」

そしてスカーの情報とエドの情報が合流して、「誰かがホムンクルスに複数の命を与えて動かしている」と一気に真相に迫ってきたエドですが、同時についに軍 に命を狙われることになりました。まだ秘密裏に、ですが。なんといっても、やっぱりプライドはおまえだったか大総統! 「イシュヴァールの二の舞はしたく ない」って死体の山を築いて何も得られなかったってことにはしたくないってことでしょうが。スカーたちの計画の上を行く凄まじい(えげつないともいう)こ とたくらむし。(あ、キャラクターとしては褒めてるんですよ)原作では30話にでてくるあの衝撃のシーンまでとどめについていて、さて、これでアル君がお となしくしてる……とは思えないな。もとから兄さんが心配で気が気じゃないんだから、マーテルさんのお守りって枷が外れたからにはもう鉄砲玉になって兄さ ん追っかけていきそうだわ。たーぶーん、それに黙って手を貸す親バカ大佐、になりそう。

親バカ大佐もといマスタングさんが、いつ、どこまで気づいてどういう行動に出るか、が今後の軍部方面のキーポイントになりそうですね。エドがスケープゴー トにされかけている、と感づけば、(この頭のいい男が感づかないわけがない)とんでもないことになりそうです。あと、スカーに知らずに死体の一部を突きつ けられ、過去を思い出しかけてしまったラストがどうするか、とか。アーチャーさんはどこまで知ってるの、とか(こういう方面は何も知らないような気もす る。錬金術の軍事利用とかは頭が回る人だけど、賢者の石とかホムンクルスといった世界にくるには合理的すぎる人だわ。こういう人は間違っても死者をよみが えらせようとは考えない)この先、脚本全て會川氏だそうなので、楽しみなようなおとろしいような。

それにしてもライラ。い、いつの間にそんなとこに……「あの人」ってこの「ライラ」か、ホーエンハイムか?いや、父ちゃん出てくるそうなので……
セントラルネタはアバンタイトルだけでした。しかし情報の断片が次第につながっているような。
一方、イシュヴァールでは、エドたちとアーチャー+マスタング+アームストロング一行が合流して、一気に軍事色が濃くなったというか、おとろしい展開に なってきました。

今回は、珍しくもいろいろと動揺しまくっているマスタングさん。ま、キンブリーの件は古傷でしょうが、あんた、そんなにエドがかわいいか。ちと過保護だ ぞ。やはり、25話のホークアイさんの指摘は図星だったんですね。で、もとからおとなしく保護されているタマじゃないし、身長はともかく、中身はきっちり 成長しているエドにまで出し抜かれてどうするんですか(笑)そーれーでーも、ヒューズさんの死は告げてない・・・・エドと一緒で、ちょっと頭冷やしてきま しょうね。

前回の予告編で、変装したエドのカットをラースと勘違いしてました。というか意図的に顔の作りを似せてあるような気がするなあ、この二人。

タッカーさん、またまた登場。しかしあの銀時計の持ち主に気づいた彼が、アーチャーの命令通りにしたとは思えません。もっととんでもない細工をしていそう だ。でもって、それが裏目に出たりして。

イシュヴァール内戦勃発の真相が明らかになりました。14年前ね。「なぜ軍がそういうことをしかけたのか」はまだ謎ですが。謎の奧の謎。と同時に「プライ ド」の名が初登場。やっぱり、大総統か。でもって、最近のアニメ誌記事からの疑惑・・・ダンテって、死んでないのか?34話の「ライラ」が実はダンテだっ たのか? でもって、ホムンクルス用語の「あの人」って、もしかしてもしかしてダンテなの?エンヴィー用語の「あいつ」はホーエンハイムだろうけど。
さて、イシュヴァールの真相に近づいてしまったエドをいよいよ片づけなきゃならなくなりつつあるようなラストですが、「人間になりたい」彼女自身は、その 可能性をもっているエドを片づけたくはないようです。しかしここでちょっかいをかけたら、スカーと三つどもえになってしまいそうだし、そしてスカーはどう も誰かさんの墓から何か掘り出して持っているようだし・・・・

次回、タイトルからしていよいよスカーの過去が明らかになるか。1話からぐるっと回って再びリオールで第三クールが終わりそう。OP,EDも変わるそうだ し。
アバンタイトルからいきなりヒューズの墓参りでしんみりしたと思ったら、エドのアフロヘアでぶちかましてくれました。全くこのアニメは(笑)

さて、故ヒューズ氏がとりもつウィンリィとシェスカの縁。既婚者のくせにヒューズさん、やたらと女の子に慕われておりますなあ。安心感があるのでしょう か、マスタングとは別の意味でもてている。
しかしこれで、歩く軍の記録データベースとエドとアルの情報がつながったともいえるわけで、ホムンクルスさんたちにとっては予想外のところから真相が掘り 起こされつつあります。シェスカ、やっぱり資料を隠匿してましたね。まあ、マスタングにさえ何もしゃべってないシェスカがアーチャーにしゃべるとはなおの こと思えませんでしたけどね。やっぱり、ヒューズさんのごとく普通の人に信頼される能力ってのも大事だよ>マスタングとアーチャー。いや、アーチャーには 無理だとわかってるけど、マスタングの場合は偽悪趣味があるから・・・やろうと思ったらやれるくせに。
しかしおかげで「宇宙人」に襲われかけた二人でしたが、ここでウィンリィの決定的一言「お母さん?・・・エドとアルのお母さん」そうだ。当然彼女はエドと アルの母親の顔を知っている。それでスロウスが動けなくなってしまったってことは・・・・どういうことなんでしょうか? 
どうやらホムンクルスたちの中でも、前世?の記憶の有無に差があるようです。グラトニー、エンヴィーそしてたぶんグリードも、甦らせようとされた人間の記 憶はなさそう。逆にラースは記憶が甦っていて、だからこそ、イズミを憎んでいる。そして問題はラストとこのスロウス・・・35話をみても、どうやら潜在的 に記憶があるようなんですよね。これで最終的にエドとアルとの対決になっていく、となると・・・兄弟にとってもきついが、スロウスにとってもきついことに なりそう。
そして、ロスさんのおかげで命拾いした二人。当然ロスさんは、第五研究所の件も賢者の石の件も知ってますから、どうやらセントラルでは、この「ジュリエッ ト・ダグラス」問題から予想外の人たちの手で、真相究明が進んでしまいそうです。ラストやグラトニーやエンヴィーのごとく、社会に出なければ、こんなとこ ろから足がつくこともないのですが、そうすると「大総統秘書」という社会的権力も振るえませんからね。しかし・・・あれ? エドとアルが母親の錬成をやっ たのは5年前で、イシュヴァールの内乱におけるウィンリィの両親の死は8年前。当然内乱の開始はもっと前。・・・内乱のきっかけになった「ジュリエット・ ダグラス」といまのスロウスは別人?か?
そして、エンヴィー。そんなとこで何やってるの?・・・第五研究所でもそうだったけど、この子はえげつない割に詰めがちょこっと抜けるんだよな。

エドとアルの方はちょっとした?兄弟喧嘩。ただし術を使って喧嘩をするな、はた迷惑なんだから(笑)うーん、そうだね、エドはスロウスのことも父親のこと もわかってるんだけど、逃げているのかも知れませんね。さすがはアル、鋭いです。でも、スカーさんのことも嫌ってはいないので、復讐鬼になるのはとめた い、とも思うわけだ。・・・回り道かも知れないけど、行き着くところは同じかも知れないよ。いや、回り道をしてよかったということになるのかもしれない。

次回、マーテルさんのイシュヴァール回想とリオール再登場。そして、ヒューズの死がいよいよエルリック兄弟にばれるか?