精霊は巣鴨にいる | 思えば遠くに来たもんだ

映画を観た帰り何気に前を歩く男女2人の関係が気になった。

男性は20代真ん中あたり。女性はアラヒィフあたり。
ファッションは男性がいたってシンプルで、女性はちょっとモッズ系。親子?にしては男性の方がちょい年が行き過ぎてて、流石にオカンと日曜日買い物に行かんやろうぐらいの年齢。女性だって息子と買い物にでかけるにしてもオカンの雰囲気ないし。
でも、まあ親子かな。
電車に乗ったらその2人が前の席に座った。やっばり親子じゃないよなー。
親子間に漂う親密さまたはどうでもいい感のどちらも感じられない。
女性が口を開く。「精霊はね。」
おおっとー。宗教か。なるほどねー。
女性が立て続けに「精霊はね、精霊はねいるのよ」言った。
男性「そうなんですか」相づちを打つ。
女性「そうよ。ここら辺ではね、巣鴨にいっぱいいるみたいよ」
 
そうか、精霊は巣鴨にいるのか。
笑いをこらえて電車を降りる。もうちょい続きを聞きたかったな。